クルマを買うときのコツ:カタログの見方

クルマを買う時に必ず見るものがカタログ。昔はディーラーにいってカラーのカタログをもらって見比べて、というものでしたが最近はwebカタログで見る時代、紙のカタログでなくてもよいです。ただ変わらないのはその見方。今回はその見方を紹介します。

クルマは寸法(ディメンジョン)で決まる

クルマは寸法が大事、いや寸法がすべてといってもいい部分があります。それは大きさであり重さ。

見るべきポイントはいくつかあります。

・車両重量
・全高
・全幅(トレッド)
・ホイールベース
・全長

私がまっさきにみるのがこれらの寸法です。まず車両重量から。

当たり前ですがクルマが重いと、走る、曲がる、止まる、すべてにおいて不利です。ですのでまずは車両重量がどれくらいかをチェック。

次にその重さがどのような分布になっているか、つまりは低重心かどうかをチェックするためまず全高を見ます。全高が低ければ自然に重心が低くなります。

つぎにみるのが全幅(トレッド)。全高が低い方がいいのと同じように、今度は全幅が広い方が安定します。一部のクルマは幅だけ広くてタイヤとタイヤの幅(トレッド)が広くないものもあるので、正確に見るにはトレッドを見ます。

そして最後にホイールベースをみます。ホイールベースが長ければ長いほど車内は広く、高速安定性は増しますが、Uターンや車庫入れがつらくなります。

最後に全長。全長が長く、ホイールベースが短いとオーバーハング(タイヤから前後にはみでた部分)が大きい=重くなり、慣性が強く働くので曲げにくくなるうえ、収まりも悪くなります。

ということで個人的な好みは

・重量は軽く
・全高は低く
・全幅(トレッド)は広く
・ホイールベースは長く
・全長は短い

ものがいいのです。これはカタログ見るだけで分かるので、寸法みてワクワクしたり、幻滅したり。

いずれにせよ同じクラスとなるとどれも似たり寄ったりの寸法になるので、あとは実際に乗ってみての感触で確かめる他ありません。

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そういう点から、MINIはお気に入りです。