ミニ四駆小説「流しのミニヨン・レーサー北川」:第27話 対決 #mini4wd

前回までのあらすじ

レース会場に突如姿を現したユキと幻のキラーマシン『ホワイト・ブリザード』。ユキをみつけ、流しのミニヨン・レーサー北川は姿を消した。

ユキ「まったく、うちのジョージはどこにいるのよ〜」

ぶつぶついいながらレースに望むユキ。元レッド・ホイールメンバー、そして幻のキラーマシン「ホワイト・ブリザード」は順調に予選を勝ち進む。

一方自称「新橋の虎」の浜田も北川からレンタルした伝説のマシン『ブラッディ・マリー』で順調に予選を勝ち進んでいった。

そして迎えた決勝戦。両者を含め5名での戦い。

ユキ「あら、ジョージのお友達の・・・ええと」

浜田「新橋の虎、浜田。北川の兄貴の兄弟分でっせ、覚えておくんなまし」

ユキ「ふーん、でもマシンはジョージのだよね。自分のマシンで出ないなんて、変なのー。ジュニアクラスじゃないんだから。」

浜田「しょうがなかろ、兄貴にこれで出ろっていわれたんで」

不服そうな浜田とふくれっつらのユキ。そしてついに決勝レースがはじまろうとしていた。