ミニ四駆小説「流しのミニヨン・レーサー北川」:第15話 ファクトリー #mini4wd

前回までのあらすじ

浜田は賭けレースですべてを失った作業員に刺され、重傷を負う。流しのミニヨン・レーサー北川は浜田の弔い合戦を誓った。

渋谷のカフェに組織の幹部たちが集まっていた。

幹部A「まさか、木更津の大月模型にガサ入れがあるとは、計算外だ。地元の警察官とはうまくやれていたのに、これもあの作業員が凶行に及んだせいだ。」

幹部B「くっくっく、脇が甘いからそうなる。窮鼠は猫を噛むからな、生かさず殺さず、ほどほどにするべきだったな」