ミニ四駆小説「流しのミニヨン・レーサー北川」:第12話 単三電池 #mini4wd

前回までのあらすじ

流しのミニヨン・レーサー北川は木更津へやってきた。白昼堂々と賭けレースができる理由は警察の買収であった。ついにレースに参戦するが、例のアレを使うことに。

北川が浜田に渡したモノは何の変哲もない単三電池であった。

浜田「...? 単三電池でっしゃろ、うちも充電した電池ならもってますぜ、兄貴」

北川「黙ってそれを使え。ただしモーターは一番ハイパワーなのに交換してくれ」

浜田はキツネにつままれたまま、賭けレースのトーナメント戦に参加することに。トーナメント戦は参加者からエントリーフィーをとり、優勝したもの1人が総取りする、優勝するか負けるかのどちらかの戦いだ。