ミニ四駆小説「流しのミニヨン・レーサー北川」:第11話 社交儀礼 #mini4wd

たくさん読みたい、早く読みたいという反響が大きいため、しばらく「毎日12:00更新」で連載していきます。

前回までのあらすじ

流しのミニヨン・レーサー北川は木更津へやってきた。屋外の公園で公然と行われる賭けレース。そしてそこに現れた人物とは。

学生「ああ、あれは!?」

今まさに賭けレースをはじめようとした瞬間、公園に現れたのは警察官そのものだった。

警察官「今日の調子はどうだ? 人数も集まっているようだな。」

主催者「お仕事お疲れ様です。御蔭様で、最高のミニ四駆レース日和ですよ」

主催者が袖の下から包み紙を渡す。

主催者「これはいつもの、山吹色のお菓子でございます」

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警察官「フフフ、お主もワルよのう」

主催者「いやいやいや、おまわりさんほどではございません」

警察官・主催者「ヌハハハハハハ」

青ざめる浜田と学生。