ミニ四駆小説「流しのミニヨン・レーサー北川」:第10話 君津 #mini4wd

前回までのあらすじ

流しのミニヨン・レーサー北川は賭けレースで捕まった浜田を拘置所から引き取った。そしてサラからの情報で次のビッグレースは木更津で行われることを知る。

アナウンス「君津~、君津~」

浜田「高尾といい、またエライ遠いところにきたもんだなあ」

学生「そうですね、クルマだとアクアライン渡ってすぐですけど、電車だとぐるっと内房線を回っていかないといけませんからね。」

浜田「で、例の大月模型ってどこにあるんだ?」

学生「駅からちょっと行ったところですね...あれ、北川さん、どこいくんですか?」

北川は相変わらず二人を無視し、スタスタと歩いていくが大月模型の方角とは違う。

北川「...公園だ」

浜田「え? なんでや、大月模型にいくんでっしゃろ」

北川「...ここのレースは公園でやるんだ」

浜田・学生「な、なんだって~~~~!」