こんな日本車に誰がした? メーカーそれともユーザー? 評論家・メディアを巻き込み大激論

クルマメディアといえば普通、カーメーカーに遠慮して悪いことは書かないのが通例。にも関わらず新型ヴィッツに対して痛烈な批評を加えたレビューが公開され、twitterを交えて物議を醸しています。

元記事はこちら。

【トヨタ ヴィッツ 試乗】自動車好きを唸らせるのはもう無理?…河村康彦 | レスポンス (試乗記、国産車のニュース)

初代モデルの誕生以降、2度のフルチェンジを経験して昨年末に3代目となった『ヴィッツ』。しかし、そんな世代交代ごとに個性を失い続け、今や「特に乗ってみたいとも思わないモデルになってしまった…」と表現したら言い過ぎか?

(中略)

装備的にも、リアワイパーには必須の間欠モードがなく、フロント・シートベルトも高さ調整機構はナシといった侘しい状況。開発者に問えば「そんな装備は、付けても評価されないので省きました」と答えが返って来るけれど、リアの間欠モードは欧州向けには“全車標準”だったりするのだから、ナメられているというか、「後ろの出来事なんか知ったこっちゃない」(?)というユーザーの方にも問題がアリというか…。
 
乗れば乗ったでツッパリ気味できれいにストロークしないサスペンションのお陰で、これもまた終始安っぽい乗り味。それでも、首都高に上がった途端にフラフラして不安感いっぱいだった『パッソ』に比べれば、「恐くはないだけまだマシ」という事か。
 
そんなこんなで、「もうコスト低減以外には興味はアリマセン」という無言のメッセージが聞こえて来るかのような今度のヴィッツや、やはり同様の日産『マーチ』のようなモデルを目にすると、もはやそれに愛着を抱くどころか、“単なる移動の道具”としてしか見て貰えなくなるのもさもありなん。VW『ポロ』のような「自動車好きをも唸らせるベーシック・モデル」の登場を日本メーカーに期待するのは、もう無理なのか!?

これに対してのTwitter上での反応は様々。

メーカートヨタを叩くもの、ジャーナリストを叩くもの、掲載したresponse.jpのツイッターアカウントの反応を叩くもの、さらにはクルマ好きを叩くもの、もう三つ巴を越えてまさに大混乱の様相を呈しています。