津奈木町の眼鏡橋:重磐岩眼鏡橋は薩摩街道を結ぶ石橋

全国の眼鏡橋(石橋)ファンの皆様、(以下略)

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今回は重磐岩(ちょうはんがん)眼鏡橋です。

津奈木重磐岩眼鏡橋(熊本県津奈木町)

寛永2年(1849年)に津奈木総庄屋江籐三郎左衛門為経の尽力で架けられたものである。この橋の北側にそびえる岩山「重磐岩(ちょうはんがん)」にちなみ津奈木重磐岩眼鏡橋と呼ばれている。
石工は岩永三五郎の弟三平である。この石橋が架かっている道は旧薩摩街道であり、西郷隆盛も坂本竜馬も通ったであろう石橋である。

・形式:1連の石造アーチ
・橋長:18m
・橋幅:4.5m
・完成:寛永2年(1849年)

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非常に整然とした作りになっており、美しいです。

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手摺も石で作られており、重厚な印象を与えます。

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アーチの裏面。石が正確に積まれたのが良く分かります。

この重磐岩眼鏡橋をわたると温泉があります。もちろん子供と一緒に入ってきました。

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観光情報 - つなぎ温泉 「四季彩」   / 津奈木町ホームページ

この温泉は何と言ってもレトロなモノレールに乗って登っていく展望露天風呂です!!絶壁の中腹に造られ、津奈木の町と山々が270度のパノラマで展望でき、山の切れ間に広がる不知火海に沈む夕日の眺めは最高です。

面白い作りになっており、垂直にそりたつ山のギリギリそばに建物があります。そしてモノレールで急斜面をあがると、そこは絶景風呂。洗い場がないので温泉につかるだけですが、八代海が見渡せ、天草の方までみえます。最新の九州新幹線もみえ、過去から未来まで一望できるといっていいでしょう。

下には通常の大浴場があります。露天風呂は建物と岩山の狭間のスキマで、こちらも自然の野趣あふれる露天が楽しめます。

この岩山は重磐岩(ちょうはんがん)という一枚岩。

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津奈木町の石橋

こちらは「重磐岩」の頂上からみた画像です。 頂上からの眺めも見事ですよ!!

頂上には平成改号時、記念にたてられた国旗がはためいています。かなりの絶景なので次回はここにいってみたいですね。

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