本当にAmazonのお勧めメールは末恐ろしいです。
ぴょーんとメールが入ってきてお勧めされたのが、ケルベロス・サーガ20年史を1冊にまとめたこの「ケルベロス 東京市街戦 首都警特機隊全記録」です。押井守監督のある意味ライフワークともなったケルベロス・サーガを1冊にまとめた、マニア垂涎のアルバムといっていいでしょう。とはいえ3秒も長考して、ポチっとしました。
架空、フィクションの戦後史なわけなのでまあ絵空事といってしまえばそれまでなのですが、60年安保、全共闘時代といった世相に深く影響された世代の厭世観、日本社会に対する姿勢というのものが伺いしれます。
しかしこの本のもっとも重要なのはそこではありませんでした・・・
特別収録「押井守ロングインタビュー」
これが非常に読み応えがあり、しかも発見がありました。ケルベロス発祥の原点がまさかアレだったとは(以下ネタばれあり)