皆さん薄々は感じているかもしれませんが、タミヤのミニ四駆がいままたブームが再燃しています。
2008年プラモデルラジコンショーのタミヤブースで見かけた看板によると、なんと昨対比157%。不況の時期にあるものの、模型業界が活発なのはこういった売り上げに支えられてなのでしょうか。
もちろんミニ四駆が売れているということは、競技も盛んになってきています。タミヤ公認競技の参加者もうなぎのぼり。
最近の参加者の特徴は、親子二世代での参加。つまり第一次ミニ四駆ブーム時代、夢中となっていた子供が親となり、子供が小学生くらいになって一緒につくりはじめたというパターンです。これはどういうことかというと一世代回った、ということです。
「一世代回ること」
これはとても重要です。あの「どらえもん」の作者、藤子不二雄さんいわく一世代回るとその人気は永遠に続く、というのですから。
タミヤはミニ四駆から撤退することなく連綿とミニ四駆を販売、新シャーシの投入、さらに懐かしいモデルの再販などを行い、過去の栄光にとらわれることなく新機軸を打ち出してきています。こういった「世代を回す」ムーブメントは見習いたいですね。