スバル、WRCからの撤退を発表

噂どおり、本日スバルがWRCからの撤退を発表しました。

富士重も世界ラリー撤退=経営悪化で08年限り(時事通信) - Yahoo!ニュース

富士重工業は16日、公道や林道などを走行する自動車レースの世界ラリー選手権(WRC)から2008年限りで撤退すると発表した。金融危機を受けた景気後退で業績が低迷しており、環境対応など次世代技術の開発などに経営資源を集中する。今月にはホンダがF1世界選手権シリーズから撤退、前日にはスズキがWRCの活動休止を発表するなど、自動車業界でモータースポーツ活動などのコストを削減する動きが広がっている。

富士重工業株式会社 ニュースリリース

富士重工業社長の森郁夫は、「WRCで活躍する青いインプレッサは、ファンの皆様にとってスバルの象徴であり、この決断は本当につらいものでした。」と語り、「これまでの世界中のスバルファンの熱心な応援に心より感謝します。こうしたファンの方々こそが、スバルの貴重な財産です。」とコメントしている。

WRCはF1と違い、市販車をベースとして競技をするので(中身がたとえ全然違ったとしても)WRCを走っている車とほぼ一緒のものが買えるという、大きな魅力がありました。特にスバルは機構の差が少なく、水平対抗4気筒ターボエンジン+AWDそのものがラインナップされていたので、ブランドイメージ向上に直接つながっていました。それだけに今回の発表は残念です。


動画はラリージャパン2008 スバル・インプレッサ ペター・ソルベルグ選手のシェイクダウン走行です。新型を投入したばかりだというのに、この勇姿が見られなくなるというのは本当に寂しいですね。