ネットブック:ACER(エイサー)Aspire OneとソニーVAIO

Atomプロセッサ搭載のエイサー Aspire Oneを使用して2日ほどたちました。気がついた点やスペックなど他の機種と比較していきたいと思います。

まず比較するのは、じゃーん。VAIOの名機、SRX7・・・っていつのマシンだよ!というツッコミがありましょうが、こちらは同じOS, WindowsXPです。比較するには妥当ではないでしょうか!?

実はこのVAIOノート、結構最近まで現役でした。さすがにメモリが256MBしかないのはつらく、XPのSP2にしたら起動が重くて重くて・・・それを考えると性能は格段に高いのに値段は安いネットブックはかなりリーズナブルですし、使えます。

そしてデザイン、どことなく似てませんか?

一説によるとAcerがソニーにOEMしようとして作ったんじゃないかといううわさがあるくらいです。そういえば昔昔、VAIOが生まれる前のこと。AcerはソニーにPCをOEM供給していたことがあるんです。それはQuaterLというPC。UnixワークステーションであるNEWSと同じく、設計から生産まで自社で行っていたのがQuaterL。しかし時代はDOS/V、自作マシンが流行するにつれて海外に押されて自社開発を断念。そしてOEMを受けたのがAcerなんです。

その後QuaterLはその歴史に幕を閉じ、一方で幕をあけたのが再び自社開発のVAIO。ヒットしたVAIOの系譜は実はその前にさかのぼり、QuaterLの自社生産を諦めた一方でノートPCは自社開発、生産をして今度はDELLにOEMをしていたのです。デスクトップPCはOEMを受け、ノートPCはOEMをするという時期があったんですね。そしてこのDELLにノートPCをOEMをする以前は、AppleのはじめてのノートPC、PowerBook 100を設計・生産、OEM提供していました。Appleは契約を反故にし、予定していた生産台数を発注しなくてビジネス的にソニーは痛い目を見たという過去があります。

そんな色々な過去を彷彿とさせる組み合わせですね。

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