子供がもってきた紙芝居「箱根用水」で迂闊にも泣かされる

「パパ、このご本よんで~!」といつものようにせがまれて、持ってこられたのがこの「紙芝居 日本人の力シリーズ 箱根用水 友野与右衛門」。

指導項目には「忍耐・不■不届 人類愛 尊敬・感謝 正義・勇気 創意工夫」とあり、どうにも子供向きとは思えません。そして読んでみると・・・

箱根用水 - Wikipedia

1666年に工事開始。技術的な困難さに加えて、民間の土木工事のため、江戸の西の玄関口として関所もある箱根という土地柄から幕府の圧力を受け続け、また常に資金難にもさらされるなど、想像を絶する難工事となったが、友野や大庭らが私財をなげうち(友野は自宅まで犠牲にして資金を工面したという)、数々の困難を乗り越えて、トンネルが1670年に完成。翌1671年に灌漑用水路全体が完成。 芦ノ湖側と裾野側の両方から手作業のみで掘り進めたが、この2本のトンネルが出会った地点の誤差はわずか1m程度であったという。

といったように、民間の大工事をなしとげたお話です。映画「箱根風雲録」の原作ともなっているのですが・・・(以下ねたばれあり)