TechCrunchのこの記事、「MacBook AirHead: アップルの新型ノートが基本的には役立たずな理由」が話題沸騰です。しかし私が思うにこれはクルマに例えていうならバス、トラックのような商用車とフェラーリのようなスポーツカーを比較しているようなもので、まったくもって的外れ。
フェラーリもってきて、
「二人しか人が乗れません」
「荷物も1泊の旅行にいけるだけです」
「それなのに値段がこんなにする」
だから
「役立たずだ」
と結論づけているようなもの。バスなら人は何十人も乗れるし、トラックなら荷物がものすごい詰める。そして値段はこんなもんって、クルマ雑誌なら絶対に比較しない比較でしょ、余りにもバカバカしくって。
Airはセクシーでそそられるわけですが、これはスポーツカーと共通するキーワードですね。
ま、ジョブスいわくセクシーどころか
みたいもん!クリッパーチタンPowerBookの発表のとき、Jobsは人前で「sex!sex!」ってうれしそうだった。まずはセックス・アピールで勝負する社風なんだよ。「モテ」なんて生易しいもんじゃなくて、セックスね。
なるほど!やっぱジョブスすげぇ。
そんなわけで、以下の関連記事はこんな解釈で。
[元麻布春男の週刊PCホットライン] フェラーリをミニバンと比較した記事。
[MacBook Airのライバルたちはどんなコ? : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン)] スポーツドライブを楽しむのに、フェラーリはいいよという記事。
カタログスペックを比較してどうこうってのは、日本人が陥りやすいスペック信仰の現れですね。そこはトヨタが強い。
ま、そういうわけでうちのS2000なんて荷物もつまないし、たまにそのへんの道をバッテリー充電するためにグルリと回るだけで役立たずどころか、穀潰しです。でも愛おしい。
Airは愛をもって見守りましょう。まごころを君に。
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