ガンダム00(ダブルオー)が面白い理由

さてガンダム00が放送開始されてから2ヶ月が経ちます。その間、SEED DESTINYの時とは違い、まったく何も書かなかったのはF1富士の後遺症に悩まされていたからだけではありません。評価を下せなかったというのが正解です。2ヶ月たってようやく分かってきました。このガンダム00(ダブルオー)は・・・

まあまあ面白い(w

SEEDの時もそうだったんですが、「こりゃダメだ」というようなレッテルを貼るほどのダメさ加減でもなく、かといって「こりゃ面白い!」と手放しで褒めちぎるところもないとこう、感想を書くのもはばかられます。つっこむところはたくさんあって、例えば

・メカ(ガンダム、敵メカ)が馴染めない
・ガンダムが空を飛ぶ
・OPのラルクの歌はイントロはいいけど、裏声になるところが馴染めない
・2307年なのに新聞がある
・2307年なのに国が20世紀と変わらない
・「ロックオン、敵を狙い打つ」とか同じセリフ言いすぎ

とか気になる点はいっぱい。特に主役メカガンダム00(ダブルオー)がバックパックもなく空を飛んでしまうのはアムロの苦労を知るものとしてはかなり残念です。そりゃねーだろと。

そんな細かいところよりも何よりも、もっとも評価をしにくかったのは次のポイント

・ガンダムが強すぎる

です。ガンダム第一話のカタルシスはコロニーに侵攻し、圧倒的に強かったザクを、一気に逆転してガンダムがぶちのめす点にあります。その後もいつもホワイトベースは逃げる立場で、明らかに「弱い」わけです。「弱い」一般人に「強い武器」だけが装備されて、相手は百戦錬磨のプロ「赤い彗星のシャア」。なんとかかんとか逃げるってのがガンダムの基本線です。実はSEEDも同じ系統で、まあパクリだから当たり前なのですけど、そこは安心してみていられたわけです。

ところがこのガンダム00は強すぎ、圧倒的です。乗っているパイロット(マイスターっていうんだっけ)たちも訓練されたプロです。世界のあちこちの武力紛争に、圧倒的な戦力をもって制圧する。まあいわゆる横綱相撲で、まったく勝負にならないわけですね。だからこの点は「面白くない」のです。

ところがですよ。

今回の話、#9「大国の威信」では一気に立場が逆転します。ロシアの虎?セルゲイ率いるMS部隊がソレスタル・ビーイングを奇襲、圧倒的な戦力と機知で窮地に陥れます。罠にはまったガンダムは鹵獲(捕獲)されそうです。

ど、どーなるんだ、ガンダム?

ってところでお話終了、次回を待てです。
これですよ、コレ。ピンチがあって、逆転劇が楽しいのです。

謎のガンダムマイスターたちも過去が少しづつ明らかになり、また組織自体もぽっと出のものではなく、現在のマイスターがなんと第三世代と呼ばれているので長い歴史がありそうです。まだまだ気になる点がありつつも、来週が待ち遠しい番組になっているのは確かです。

・・・

そんな中、毎回奥様にダブルオーの感想を聞くんですが、

「・・・ロックオンがかっこいいからそれでいい」

といって一切お話の内容についてはスルー。あげくに今回、

「ロックオンが二人も出てきた!二倍楽しい!!」

だそうで。さらには

「いっそのこと五つ子でもいいわ。かっこいい人は多ければ多いほどいい!」

世の中こんなもんなんですかねぇ。

ちなみに最近エクシアが馴染めない理由がわかりました。エクシアはなんと今流行りの

ブーメランパンツ

をはいているからです。絶対イザというときはこのパンツをつかんで、敵に投げつけるに違いありません。

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