Newsweek(ニューズウィーク)日本版の最新号にて、トヨタがとりあげられています。
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自動車 トヨタはエコ偽善者か 34
世界でもっとも売れているハイブリッド車プリウス。アメリカで大ヒット、環境保護団体は大歓迎しそのトップ自らもそのハンドルを握ったというトヨタに何があったのでしょう。
その原因は燃費論議で浮き彫りとなりました。
燃費規制強化案に対して(ホンダやニッサンとは対照的に)アメリカ3社(ビッグスリー)と一緒に「技術的に不可能」として反対したため批判が高まっている、というもの。
その裏にはプリウスは確かにエコだが原価が高くほとんど儲からないが、リッター6kmしか走らないピックアップトラック「タンドラ」は1台あたり1万ドルの利益をもたらすという事実があるから。燃費規制をした日にはそうした「ドル箱」が軒並みなくなるので、台数と利益追求型のトヨタとしては賛成できないというところでしょうか。
そういった姿勢を見透かされて、プリウスの登場に大歓迎した環境団体から厳しいバッシングを受けているそうです。そういった動きを沈静化しようとうったイメージCMは、プリウスが自然の木や土から生まれ、やがて大地に還っていくというもので「自動車メーカーは自然と調和しながら成長できるか?もちろんできる」とメッセージを送りました。
が、そんな「技術的に無茶」なことができるなら、現在論議している燃費規制強化案なんて「もちろんできる」はずといって炎上。こういった燃料投下術はさすが、世界一のKY企業ってところでしょうか。
ハリウッドスターはなぜプリウスに乗るのか―知られざるトヨタの世界戦略 | |
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それにしても昨今の原油価格高騰はお財布に厳しいですね。今後下がることはないと言われているので、ここはやはりホンダCR-Zに期待したいと思います。