ジャンプ姿勢

ここ最近はDF-03のジャンプ姿勢のことばかり考えています(w

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お風呂の中でじっくりと考えてみました。ジャンプの時にアクセルON/OFFで姿勢が前下がり、後ろ下がりになるのはつまり回転モーメントがかかっているから。進行方向をY軸、横方向をX軸、高さ方向をZ軸と仮定するとX軸を中心に回転しているわけです。

ジャンプ以外の場合を考えると姿勢変化の大きいバギーの場合、急加速をすればノーズが浮き上がりリアが沈む、後ろ下がりのモーメント、急減速すればノーズダイブしリアが浮き上がる前下がりのモーメントが生まれます。なのにジャンプ台から離れたときにアクセルONにも関わらず前下がりのモーメントになっているのはなぜか??

ジャンプ台へのアプローチ時の車の動きに着目してみました。ジャンプ台にフロントが乗った場合はフロントショックは沈みます。その反発でフロントは上がる=後ろ下がりのモーメントが発生します。一方リアタイヤがジャンプ台にぶつかったときはどうでしょうか。同じくリアが沈み後ろ下がりのモーメントが発生します。

ここからが仮定の話です。

その後バネは逆方向に動きはじめます。つまりフロントは伸びきったところから元の位置へ、そしてリアは沈んだところから元の位置へ。これはまさしく前下がりモーメントの発生です。そしてジャンプ台から離れればアクセルON/OFFに関わらず前下がりになるはずです。

一方のDF-02ではこの動きはあまり大きくありません。それはショックオイルが#400のソフトのためおそらく減衰速度が早く、車の速度も遅いために前下がりモーメントが収束したころにジャンプ台から離れているためと推測しました。DF-03ではショックオイルが#900のハードで硬く、そして冬場の寒さによりさらに硬く減衰速度が遅いこと。そしてジャンプ台が車の速度に対して短いことがあげられます。

実際よく思い出してみると大きなジャンプ台でジャンプ台にアプローチするまではゆっくりでジャンプ台上で加速しながらジャンプすれば四輪着地したケースがありました。これはジャンプへのアプローチでのモーメント変動を抑え、加速により後ろ下がりモーメントが発生したためだと推測できます。

ということで長かったですけど対策としてリアダンパーをDF-02と変更、#400ソフト、2穴へにしました。

結果はというと・・・

余り変わらず(苦笑

ダンパー自体のメンテナンスが行き届いてないのもあるでしょうけど余り顕著な違いは認められませんでした。さらに現地にてリアスプリングをノーマルからDF-03セッティングスプリング・ソフト(黒)へと変更。明らかに着地時にリアの底付きしそうなくらい柔らかい状況になったのですが、これはちょっと効果がありました。凄い前下がりからちょっと前下がりへ改善です。少なくともバンパーから着地が、前輪から着地になりました。

横からずっと見ていたのですけど、どうもジャンプ台から離れた瞬間から前が下がる、落ちるような動きがあるようです。単にフロントが重い=パワーが足りないだけなのか知れませんが、バギーチューンは指定モーターなのでこれでなんとかしないといけません。

次回はフロントダンパー&スプリングをソフトに変えて前上がりの挙動を増やしてチャレンジしてみます。