Computer History Museum: 19世紀 コンピューターとは人のことだった

Computer History Museumではguided tourを行っています。ここではそのガイドの受け売りを記録してみたいと思います。

まず計算機の歴史を紐解くと、古くはソロバン(算盤)となります。算盤はロシア、中国、韓国、日本などで使われていたものが展示されていましたがそれぞれ大きさや玉の数が異なります。

一方計算尺というものがありますが、これは算盤がそれぞれ計算を行うものに対して、計算尺は基本的には表、つまり計算結果をテーブル化して物理的にマッピングしたものです。計算尺では計算結果に限りがあるので辞書のようなかけ算の計算結果のみが記載されているものも用いられました。

この時点でロジックと記録という2種類のアプローチが有った訳です。