世の中「ソニータイマー(1年たって保証期間が切れたら壊れる)」とか、最近に至っては「ソニータイマーが壊れて1年たたずに壊れる」とか都市伝説のあるソニー製品ですが、うちのは至って元気です。
先日S-VHSデッキ SLV-RS7が暴走し、電源が勝手に入ったまま電源が切れなくなりました。ACコードを抜き差ししたら今度は液晶パネルがむちゃくちゃに表示され、リワインドのモーターが動作しっぱなし。何度もACコードを抜き差ししても同じなのでテープを入れてみたところローディングできずに途中でひっかかる始末。これでご臨終かと思ってAVラックから取り出し、蓋をあけてテープを取り出したところ何事もなかったかのように治ってしまいました。よく考えてみると1994年製のこのビデオデッキ。今までのデッキの中で結果的にもっとも長く使ったもので、11年もたてば当然壊れてもいいんですけど、2年前に一度ギアが割れた(センサー不良が原因)のを直した以外は不具合もなく今に至ったわけです。最低でも9年はもったわけですね。
他の製品でいっても21インチテレビも初代Beta hi-fiデッキ SL-HF77も10年たっても壊れずにそのまま人にあげて動いていたし、壊れて使えなくなったものといえばMDデッキの光ピックアップだけですね。こりゃあまさにソニータイマーで1年ちょっとで2回壊れて(録音不可能になる)さすがに3回目は修理しませんでしたね。そのままMDさようなら。でも初期の製品なので仕方ないといえば仕方ない。
Hi8カメラもDVカムもまだ壊れないし、逆に壊れないので買い換えるキッカケがないですね。
最近のはどうか知りませんが、少なくとも90年代までの製品はいい部品使っていたんでしょうね。もっともたいていは10万円以上の高額商品。今みたいに安い価格で提供するには部品の耐用年数を削っていくしかないんでしょうか。