小泉政権では消費税を上げないことを明言(公約)していますが、逆にいえば小泉政権が終わり次第消費税を上げることは確約されているも同然です。
そしてその第一弾の布石がこの消費税内税表示。
2003年4月消費税の日政府財界の首脳陣は消費税を安定的な財源として引き上げようとしています。日経連の奥田会長は「毎年1%ずつ引き上げ、最終16%に」と提言しています。総額表示(内税表示)にすることで、国民の消費税の負担感を少しでも抑えようという狙いが見えます。消費税を導入している多くの国では、国民に税をしっかり実感してもらうために税額を明記しています。
面倒だとか、混乱するとかいろいろな声があって惑わされがちですが、本当のねらいはココにあると見ています。内税表示だと、「今何パーセント?」なんて気にしません。そうやって年々1%づつ上がっていって、いつのまにかに20%とかいうことになりかねません。アナオソロシヤ。