SO505iSのデジカメ性能・画質

SO503iSからの買い替えで、SO505iSにしました。はじめてのカメラ付携帯です。SO505iでグラグラ来ていたのですけれどもメニューがガタガタ文字だとか、筐体がでかい、ソニーの初物というのでiS待ちでした。

発売日に売店に行くと値段がそこそこ安かったので予約しましたが品薄だったので2週間待ちました。ついに入手したので、そのインプレッションです。

赤(マンダリン)は派手すぎるし、黒はダークすぎるということで「白」を選んだつもりでした。実際には「ハニーベージュ」でかなり女性チックな色合い。うーん、意外。

一緒に128MBメモリースティックDuoも買いました。マイク付ヘッドフォンは品切れだったので注文しました。

気になるデジカメとしての性能、画質は以下の記事を見る限りかなり期待できそうでした。

Mobile:ケータイカメラ画質研究ラボ:自然な写り、高速動作が魅力の「SO505iS」

今回、自分が2000年7月に購入したFUJI FinePix 40i  (MP3プレイヤー機能付)と比較してみました。

 
(左がSO505iS, 右がFUJI FinePix 40i)

1280x960で、室内、フラッシュなしでの撮影です。さすがに240万画素デジカメと130万画素デジカメ携帯とで比較するのはつらかろうということで、以降640x480で比較しました。

 
(左がSO505iS, 右がFUJI FinePix 40i)

見ての通り、ノイズがのってざらつくのと、レンズの端が歪んだりエッジがぼやける傾向が強いです。そしてなにより色合いが違います。肉眼でははやり右側のFinePix40iの方が近いです。

以下はマクロ撮影の様子です。
 
(左がSO505iS, 右がFUJI FinePix 40i)

ダイニングキッチンの手前に1/144シャア専用ザクを置いて撮影です。SO505iSの方は後ろの冷蔵庫にもピントがそこそこ合ってしまうし、手前のザクにはシャープにピントが合ってません。

一方のFinePix40iは背景はいい感じでぼやけていますが、手前のザクにはきっちりとピントが合っています。

SO505iSの場合、胴体周辺のディティールが潰れてしまっていますがFinePix40iは明るくなっています。

クラスが違うといってしまえばそれまでですが、期待していたほどではなくてFinePix40iの完全リプレースは出来ないというのが感想です。この画質では紙焼きプリントはないですし。

使い勝手はもうソニーのデジカメの伝統ですね、使いづらいです。特にいやになるのがフォトライトのON,OFFです。505iと比較して4倍明るくなったのはいいのでしょうが、いちいちメニューを呼び出し、横に何個もカーソルを移動して、そこでさらに押してONかOFFを選ぶというインターフェースは回りくどくて仕方ないです。明るいだけに残念。どこかのボタンにアサインできればいいのに。

とりあえず、ファーストインプレッションでした。

関連リンク:

eblog: SO505is作例その1