なぜ日本人は無地のノートを使わないのか

アメリカ在学中、驚いたことがありました。教授、研究生全員が無地のノートを使っているのです。しかもミーティング中、議論をしながらそのノートに議論とはまったく関係のない幾何学的な模様を書き続けています。どういう頭脳の構造をしているのかと心の底からびっくりしました。それ以来自分も無地のノートを使いはじめました。理想は紙が多少厚く、裏映りしないもので、ページ数が多くても見開きがしやすいリングで留まっているものです。

日本に帰ってきて驚いたのは、無地のノートがあまり見当たらないことです。ほとんどのノートに罫線が入っています。



人生に奇跡を起こすノート術―マインド・マップ放射思考
トニー ブザン (著), Tony Buzan (原著), 田中 孝顕 (翻訳)

罫線は思考の邪魔をします。放射状に発散しようとする思考を罫線で水平方向に押し込めてしまうのではないでしょうか。この本を読んで、そう感じました。

自分は元々落書きのクセがあるので、罫線を無視して色々な絵を未だに描いておりますが。

関連書籍:

頭がよくなる本

こちらは読んでないのですが、タイトルにググッと惹かれました。