170万の星を映し出すプラネタリウム対決

今、プラネタリウムが熱いです。

News:“癒し系”新ロボット登場 ソニーの科学博物館がリニューアル

リニューアルの目玉は、170万個の恒星が輝くプラネタリウム。従来は7000から2万程度の星しか表現できなかったが、ソニーの半導体加工技術を応用した「スタープロジェクター」により、星の数を一挙に100倍近くに増やした。

実はアマチュアとしてレンズ投影式プラネタリウムに取り組んできた先人がいます。

スーパーリアルプラネタリウムのホームページへ。ここでは、大平貴之の自作プラネタリウムを紹介しています

この人はすでに同じく170万の星を投影できるプラネタリウム、メガスター、410万を映し出すメガスターIIを開発して好評を博しているのです。ちなみにこの数字がどれくらい凄いものかというと、

プラネタリウムの中なのに、双眼鏡を使って天の川が星の集合だというのがわかる!

くらい精細なものだそうです。

さて両者は同じものかと思ったのですが、、、

MEGASTAR製作日誌(2003年12/11)

就寝間際、某所より、ソニーの遊戯施設メディアージュでの星170万個のプラネタリウム公開開始の報せを聞く。出井会長が記者会見。まずは祝福しよう。そしてメガスターの血を活かしながらも、ソニーならではの内容に期待しよう。本来なら、この場に社員証を下げて立ち会うはずだった。でも、そうはならなかった。同日、彼らのライバル他社を訪れ、コラボレーションを協議していたことも何かの因縁か。今回手を組む彼らの目は確かに輝いていた。先人が確立したブランドに胡坐をかいた者たちとの差が、商品に現われている。エンジニアの心を理解しない会社は、猿真似は出来ても、決して人を感動させる商品を作れはしない。未来館のメガスター2に負けないよう、謙虚に本気で頑張れ!

オドロキました。元ソニー社員だったようです。文章を見る限り、同じものどころか、同門対決といったところでしょうか。

クリスマスのお台場を彩るメガスターⅡ
日本科学未来館ドームシアターガイアにて、12/21-24

お台場でプラネタリウム対決!

関連書籍:


プラネタリウムを作りました。―7畳間で生まれた410万の星
大平 貴之 (著)