SFC OPEN RESEARCH FORUM 2003で、「インターネット自動車におけるインターネット移動体通信技術」という展示があったのでご紹介します。
従来、IPv6を使ってインターネット上のストリーミングビデオを移動体で見たり、移動体(自動車など)で取得したデータをどこかへ配信するサービス(車両から得られる走行データ配信や、Webカメラなど)を行った場合、移動するとIPが変更になりサービスを継続できない不便が発生しました。
要はストリーミングビデオなら途切れてしまいますし、逆に移動体からの通信も切れてしまい、再接続する必要がありました。
今回"Network Mobility"という仕組みを使い、IPv6で割り当てられたIPが移動することで変わってもサービスは永続的に使うことができるというものです。
ユーザーにとっては当たり前であって欲しいものも、こういったアイディアでbreak throughしていかないといけないんですね。
関連リンク:
InternetCAR Project
インターネットITS協議会