予約していたPSP用GPSレシーバー一体型アプリケーション MAPLUSがクリスマスプレゼントのようにやってきました。
早速起動してみたものの・・・
まずファームウェアが買った当初の v1.0のまま(^^;
そのままでは起動しません。
ファームウェアのアップデートにはネットワークインストールやメモリースティックを利用するなどの方法があるということをホームページで知ったのですが、実はUMDに入ってました・・・そりゃそうですよね。
最新の3.03ではありませんが使用するには十分でしょう。PSP普段使ってませんし。
そして早速アップデートをしようとクリックすると・・・
おいおい、ACアダプタささっているんだけどなあ(^^;
ということでバッテリーが充電できるまでしばしの休息(昼ごはん)。
そして幾多の困難(?)を乗り越えようやく起動できました。
確かに最初の起動時は衛星を見つけるために数分、おそらく3~4分くらい(カップラーメン以上)はかかっているようなイメージです。その後は結構良好に衛星を拾って現在位置をほぼ正確にさししめします。もちろん高層の建物のない住宅地だからなのですが(w
車で使ってみましたが幌なのでこれまた助手席でもきちんと衛星を拾います。予想以上にいい感じでした。
さて精度の方ですが、いつもの公園で比べてみました。
[の] I LOVE 位置情報 (テストブログ): 宇津貫公園 with PSP用ポータブルナビ MAPLUS
PSP用GPSレシーバーの方がau W43SのGPSレシーバーよりも精度がいいようです。ただマップマッチングがデフォルトでONのためそれがよりよかったのかも知れません。アンテナ面が物理的に広いというのがいいと思います。
さてナビゲーション機能ですが、ごく標準的なナビのような印象です。音声案内はもちろん、交差点拡大などをしてくれます。上が常に行く方向になるヘッドアップも、北が上になるノースアップ表示もサポートしてます。LRボタンで左右回転が自由自在、しかも高速。ズームアップ、ダウンは□△ボタンですが地図読み込みのためにUMDへのアクセスが頻発します。しかもUMDアクセス中はボタンが効かないのでその点はちょっと使い勝手がよくないです。
地図の表示ですが道が線の表示のために分かりにくい印象です。ちょっとオールドファッションな感じもしますし。例えば中央分離帯のある道は2本線となって表示されます。道幅に応じて線の太さを変える表示はないようです。
ランドマーク表示ですがアイコンの場合は分かりやすいのですが、文字表示の場合は具体的に「どこ」に位置するかが分かりません。ただLRで左右回転すると原点が文字の左側にあるということでなんとなく分かりました。
ナビ中に×ボタンを押すと現在地に戻ります(STARTボタンでも同機能)。さらに×ボタンを押すとメニューが開くなど使い勝手は良いほうではないでしょうか。
さて車で使う場合にはいくつか問題が。まずは置き場所。
運転手が使うことを考えると両手でホールドするPSPはやはりどこかちゃんと設置しなと使えたものではありません、特にマニュアル車では。しかし音声案内で地図を見ないことを前提にすれば助手席に放り投げておくのもアリですが。
これを使ってダッシュボートに置くのが吉でしょう。
次の問題は電源の調達です。
ドライブとなると数時間は運転しますし、往復で10時間くらいかかることもあるわけですからやはりシガライターからの電源は必要です。
ここまですればそれなりに快適なカーナビが楽しめそうです。モチロン最新のHDDナビと比べると通信機能がないので渋滞予測などはないのでしょうが、大きな画面で地図が表示されるのは安心感につながります。
思い起こせば最初に取り付けたカーナビはナビなんて名ばかり、目的地を入力するとそこへの
方位のみ!
を表示するというものでした。つまり「目的地は進行方向向かって約30度右、距離1000!」みたいな体育会系。それをベースに運転手が自力でルート探索するんです。しかもマップマッチングもないし、自立航法はないのでトンネルでは現在位置はとまる、海沿いでは海を走る・・・別の意味でエンタテインメントしてました。それに比べれば立派ですね。
詳細写真はこちら⇒MAPLUS - a photoset on Flickr