S2000 Audio Upgrade part1 Head-unit change ヘッドユニット交換 2003/04/20 |
今回の用意したもの
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条件にあったのが唯一、Sony CDX-MP30X。上位機種はフロントパネルが動くために2)の条件に合わない。 他社のものも見たが、多くがやはり2)の条件をクリアできなかった。オートバックスに聞いてみると、フロントパネルが前にスライドするだけのものであれば入るが、基本的にオーディオの蓋は閉まらないという。 さて、今回のこのヘッドユニットは収まるのであろうか? |
これが純正オーディオ、FM/AMチューナー付きカセットデッキ。 イマドキカセットなんて・・・ プレミアムスポーツカー S2000には余りにもギャップが大きなやすっちいもの(^^;
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こちらが裏面。オーディオ入出力と、コントロール端子が見える。 |
上が今回 installする、CDX-MP30X、下が純正カセットデッキ。 これはどれくらいフロントパネルが前に出るかを見たもの。 数センチ前にはみ出すようだ。 |
ナナメのアングルからみたもの。黒一色の純正カセットデッキ(下)とくらべて、最近はやりのダーク系の色とシルバーのコンビネーションのCDX-MP30X(上) |
フロントから |
突然ですが、これは1DINのパネル(蓋つき)の後ろ側。 引っ張れば取れるが、こつとしては まず下を引っ張ってとる。次に横、最後は上だが、上はダッシュボードのある部分を押すととりやすい。ある部分とは・・・ |
これが後ろからみた部分だが、この上の真ん中、右、左に突起があり、ダッシュボードのくぼみにはまっている。 ダッシュボードを押すとその突起が外れやすくなるのだ。場所は外からだとわかりずらいので適当に親指で押すといい。 |
これは横からみた図。 ヘッドユニットのフロントパネルと蓋とのクリアランスをみたいためにとったが、計算上はあたるようだ。 |
ホンダの取り付けキットは以前使っていたものがあまっていたのでそれを使うことに。しかしひとつ問題が。それは純正オーディオにつくプレートは位置決めのための突起があるためにこの取り付けキットの鉄板にはその穴がないためにはまらない。 それを回避するために穴をあける。 位置決めはガムテープをつけ、プレートを位置決めして押し付けてガムテープが凹んだところにマーキング(原始的)。 |
これは電動ドリル。ドリルは3.5mmを使用。 |
これが穴をあけたところ。左右の取り付け用板に同様の穴をあける。 ちなみにこれは本体右側(R)、写真右側がフロント。 |
取り付け用のボルト。左右のネジでねじきりのピッチが違うので、あうものを選ぶ。 しかしここで問題発生。プレートをつけるとネジの奥行きがたりなくなるのだ。 結局純正オーディオのネジを使ったような気がする。 |
これが注意書き |
オーディオハーネス |
通常、社外のオーディオハーネスを使おうとするとGNDは別にこのような端子でボディアースすることになる。 取り付けの際面倒なので、端子を切り、右側のようにGND同士を接続した。特に問題は起きていない。 |
ホンダ取り付けキットについていたフロントパネルをつけたところ。 ホンダ車の多くは通常フロントからデッキをいれ、後部でねじどめをして固定をするタイプ。フロントパネルの周辺があくので、それを隠すためにフロントパネルがついている。 それをつけると、S2000の場合は入らないのだ。 |
そこでこのように、取り付けキットのフロントパネルを外した状態でつけることにした。 CD playerのフロントパネルも外しているが、これは傷防止のため。 |
実際に収めたところ。ハーネスが大量にあったり、左右の取り付けネジのクリアランスがとれないために結構難儀をした。 デッキの上側、左右にぽっちがある。純正では当然きっちりと収まるようになっているのだが、Sonyのデッキでは本体が若干大きいためか、上にずれていたのか、ぽっちを上に押し込んでしまっているため上側が全体にゆがんでしまっている。 削ってしまえばいいのだが、見えないし実害もないのでそのままに。 |
別アングルから。若干エアコンの噴出し口が歪んでしまっている。気になる人は、突起を削るべきか? |
蓋をつけたところ。 |
さらにヘッドユニットのフロントパネルをつけたところ。 結構綺麗に収まった。しかも、蓋もきちんと閉まり、すっきり収納可能だ。 |
将来の拡張用としての作業 |
これがハーネスの回路図 S2000で使用しているサテライトスイッチからのコントロール信号等は結線されてない。 |
今回はフロント2スピーカー構成のため、リアスピーカー信号線が使用されないので、それを外してコントロール信号をとることにする。 |
これが外れたライン。外すには、コネクタの上の圧着を外し、中に爪楊枝をつっこんで引っ張ると取れた。爪楊枝はうまく入るように加工した。 |
コントロール信号の場所にラインを挿入したところ。 いずれにしても今は使ってない(^^) 将来の拡張用の作業。 |
これがワイヤードリモコンを分解したところ。どういう構造をしているかを確認するために分解したのだが、、、 恐ろしく単純なもの。各スイッチそれぞれに抵抗値が割り振ってあり、それが並列に入っているだけ。 |
スイッチの移動はすべて縦方向に変換されるような仕組み。コストダウンのたまものだねえ。 |
つづく・・・(予定)