連載
「ゴーゴーコスタリカ!」
あせらなきゃ!
あとがつかえている(Grand Canyon)があるので、アクセル全開でゴー!
Volcan Arenalを後にし、一路友人の dominiqueの家へと向かう。が、、、
ダートで迷う
一応地図はあるものの、ショートカットをしたために完全に現在位置をロスト。T字路で車をとめ、spanishもわからずにとりあえず purisugalへと向かいたいといい、どっちかだけを聞く。これを
何回も繰り返し
あげくには前を走る車に
クラクションを鳴らして強制的に止めて
聞いた。さすがにアジア人が駆け寄ってきたら friendlyな costa ricanもかなりびびっていたらしい。このクラクションを鳴らして駆け寄って止めるのは以降禁止。そうこうして、辿り着きましたよ、陸の孤島。
ドニミーーーーーーーーーーーク
左がドミニク、真中は彼がいうには smart guy but poorという。写真をもっていないという。
dominiqueの家で食事をご馳走になる。といってももちろん自炊。かなりhealthyだ。その後、彼の propertyを案内してもらう。彼のpropertyは何エーカーっていってたかなあ、わからんがまあ日本でいえば
一山
ある。そこを3時から案内してもらうが、風邪をひいいていたのもあって、もうバテバテ。しかもtrailは先週切り開いたのにもう草が生い茂り、doinique自身すら迷うわ、通れないわで結局目的地の waterfallにはつけずじまい。しかし2時間くらいはさまよっていただろうか。
彼の家は原始的そのもの。spanishが使っていたものを買っただけなので、uglyだそうで、今新しい niceな家を彼自身が作っているという。そう、彼はbuilderなので家やら内装、なんでも作れるのだ。
家にもどり、疲れたのでrelax。シャワーをあびるが、もちろん冷水。いくら熱帯の costa ricaでも、高地だし寒い寒い。しかも電気がないのでシャワールームはすでに真っ暗。あまり綺麗な感じでもないし、camp慣れしている自分でもかなり引いた。それでも便器はあるし、水洗。水はどうやら上から引いているらしい。
犬の名前は capri。costa ricaにはこの犬の種類ばっかりだ。
別になにがあるわけではない。しかし、ここは彼が costa ricaの大自然に惚れ、そして自然を守るために買ったという。costa ricaとは、rich coastという意味で、gold rushがあり多くの spanishが入植したという。多くの spanishが引き上げたあとも、林業や農業などで細々と暮らしていたらしい。そのため実はほとんどの山々は開発され、日本と同じく杉が植林されたり、酪農のために原生林を切り払ったりしていて原型をとどめてない。酪農は一瞬naturalのように思うが実はこれは自然破壊で、牛、馬はすべてを食い尽くしてしまうという。
このpropertyも元々酪農地であったところを彼が数年前に色々な植物の種を蒔き、育てているという。彼のポリシーはこの大自然の中で自然と人間が共生する生活を送ることだ。彼の口癖は「we are eating earth」。石油に限らず、すべての資源を使って生活しているという。それは鉱物資源だけでなく、植物、動物すらそうだという。ブッシュ大統領は oilmanで、kyoto contractにサインしなかったことを大いに批判していた。
彼はここで大地と共生し、一日中大地の手入れをして過ごしているという。ここ、costa ricaは物価は安いものの収入は得られない。そのためNYで稼いだお金をここcosta ricaで使っているという。だからずっとここでは暮らせない。いずれまたNYに戻り、また仕事をしてお金を稼ぎ、costa ricaに行くという生活を繰り返すらしい。そしてこの propertyをさらに広げるために政府から土地を買おうとしているという。200万円で一山が買える。そして政府がこの近辺の山を環境保護地域に指定するらしく、それは本人にとっても良いことだという。
そんな生活だから、彼一人ではやはり厳しいらしい。彼は自分の考えを理解し、共感してくれる人を求めている。それは人生のパートナーでもあり、そして友人でもあるという。
そんなドミニクの家で、3人川の字になって夜9時にねた。もう、まわりは真っ暗だ。遠くの lightningの光が外で瞬くのが見えるくらい。当然枕もとには
maglite
は必須。
朝
この日は彼女がNYから来る日だという。凄く彼はワクワクしている。我々は邪魔しちゃいけないので、さっさと立ち去ることに。朝は庭に生えているハーブをむしり、それを水で煮た、ハーブティー。左が普通で、右は蜂蜜入り。もちろん蜂蜜も彼が作ったものだ。甘いというより、ワインのようなコクの深い味わいだ。
このおじさんはdominiqueが作った家に住んでいて、propertyの手入れをしているという。彼は一月に9000円と、NYで買った電化製品、ラジカセなどをあげているという。もちろん写真はもっていなく、写真をあげると as a goldのように大事にするという。
正直な話、ここは
1泊がいっぱいいっぱいだ
別にここだけに来るだけなら、それなりの覚悟と装備をしてくるが、さすがにキツイ。dominiqueはともかく、ここに確かに生活している人たちがいる。面白いことに costa ricaはここ central americaの中ではトップの literacy(文章のread/writeができる)を持っている、educatedな国だ。しかし、生活はかなりpoorで、厳しい。
台湾の前総統、李氏が次はcosta ricaの経済支援をしたいということを言っていたが、なるほど、人は多く、産業はなく、貧しい。そんな部分を垣間見た気がする。
そんなこんなでまたダートを走りぬけ、今度は pacific oceanへと向かう。
次回を乞う御期待