7月 29日(水)超晴れ
あついよ、あつい。夏だよ、夏。昨日ちょっと長かったから、もう今日は燃えカス状態。
7月 28日(火)超晴れ
サルシリーズは一部に好評らしい。ふーむ、意外だねえ。続きは気が向いたらね。死との距離
結局ドラマ「神様、もう少しだけ」を毎週見ている自分。 深田恭子がかわいいという噂もあるが、HIV、エイズというエポックな トピックの下に横たわる暗い「死」というテーマが潜在しているのが興味深い。 人間の社会生活の中では、「死」というテーマや「死」をかぐわせるものを遮蔽している。これは汚いもの、臭いものに蓋をするのと同じで、それ以上に隠している。 例えば東京の街を歩いていて、足元に死体が転がっているだろうか? 犬猫の死体くらいしか見えない。その死体も腐乱するまでは放置されず、次の日には綺麗に、痕跡なく消え去っている。
これはファイナルファイト系の格闘ゲームや、時代劇のチャンバラ、戦隊物の雑魚 と同じで、斬ったあとの死体は消滅するのと似ている。逆にいうと、ゲームの中、ドラマの中の世界と現実世界が同じ状態になっているとも解釈できる。それほどまでに現実生活から「死」というテーマが隠されているのだ。でも命あるもの、必ず死ぬ。 ただその死との距離がどれくらいあるか、短いのか、それとも長いのか、という違いだけだ。
自分が最初に「死」を意識したのは、小学生のころだろうか。成長すること、時が経つことはすなわち寿命という名の、「死」までの距離が短くなることだと感じて、夜怖くて泣く毎日が続いたことがある。とはいっても2週間くらいだったと思うけど。
次に「死」を意識したのはバイクの事故の時のこと。杉並の路地で軽自動車と正面衝突し、大腿骨を骨折。死ぬほど痛かった。でもぶつかった瞬間思ったことは「あ、これで留年だ」だったけど(^^; あと同時に思ったのは、自分という人間が所詮、物理的存在であって、ぶつかれば壊れちゃうんだな、ってこと。人間でさえ特別な存在じゃなくって、ウォークマンや豆腐と同じで、ぶつけりゃ壊れるってことだ。たまたま太腿が自動車にぶつかったのでそこを骨折したけど、間違えてりゃ頭ぶつけたり、なんかが刺さったり、どうなっていたかわからない。大腿骨骨折は重傷だったけど、軽症にもなる得るし、死んでいたかもしれない。そう考えると、「死」はいつでも隣にいるのだ。
その大腿骨骨折で2ヶ月入院してた。その時、たまたま隣のベッドにいたのは93歳のおじいちゃん。入院したのは、家の階段でちょっと転んで腕を折ってしまったらしい。でも全然元気でよく喋るし、腕が不自由なくらいであとは普通だった。 ただあるとき、そのおじいちゃんの娘さん、とはいっても、60歳以上のおばあちゃん、が来てた。話を聞いていたら、この骨折をきっかけに、老人ホーム併設の病院に入って欲しいということをおじいちゃんにいっていた。おじいちゃんは「絶対いやだ。そんなとこに入るくらいなら死んだほうがましだ!」と言い放ち、声をあげての大喧嘩。 この親子は両方頑固で、結局その娘さんが勝手に病院を移る手筈を整えてしまった。
娘さんがきた次の日からおじいちゃんの様子が変わった。毎日の歩行訓練をサボるようになったのだ。お医者さんは「さぼっちゃだめだよ」といって聞かせるのだが、いかない。 そのうちにベッドから起きなくなった。そして食事もとらなくなってきた。 付き添いの人がごはんを食べさせるようになった。 そのうちに喋らなくなってきた。喋ろうとすると、痰が絡むようになってきて、 ついには呼吸困難に陥ってきた。別にグレてそうなったわけではない。本当に毎日毎日、日増しにおかしくなってきたのだ。そして娘さんが決めた、病院を移る日の前日の朝、 おじいちゃんは亡くなった。娘さんと大喧嘩した日から10日目のことだった。 そして次の日、おじいちゃんは新しい病院に移るための救急車ではなく、霊柩車にのり病院を去ったのだった。
看護婦さんに、死因はなんですかと聞いてみた。すると「老衰」とのこと。ほんの10日前まであんなに元気だったのに、である。
つまり自分は横でおじいちゃんが死んでいく様を毎日見ていたのだった。ほとんどアサガオの観察日記の逆で、ゆっくりと丁寧に「死」を意識させてもらった。 結局どーゆーことかっていうと、ああ、人は死ぬんだなと。しかもあっさり、 生きる意欲をなくすとこうも簡単に。たまたま93歳という高齢だったからこそ、 凄く急激に、10日で結果がでたわけだけど、若いと時間がかかるだけで、同じことだろう。だれも「死」を免れることはできない、当たり前だけど。
社会で「死」を遮蔽するのはなぜか。これが人間にとって一番の恐怖であり、不安であるからだ。社会システム上、恐怖や不安があると民衆をまとめにくい。政治家は民衆をうまくまとめるのが商売なんだから、不安や恐怖を取り除くか、他のものに目をむけて扇動したい。とまあ、そんなわけで普通、社会の中からは「死」を遮蔽するようになっているのだ。不況や、貧困も最後には死につながる不安で、恐怖なんだよね。
自律神経失調症の原因となるストレスの中で、高年齢で多いのは死への恐怖だそうだ。 高年齢になると当然「死との距離」が近くなるからね。
死との距離感
「死」を隠蔽するから、この社会で安穏と生活していると死との距離感がわからなくなる。 日本は徴兵制がないので民間人は戦争とは隣接してないし。 交通事故で毎年1万人以上死ぬということ、1万人だよお。日本に 1億人いて、毎年1万人死ぬとなると、確率的にいうと 1万分の1の確率。 多分ドリームジャンボ宝くじにあたるよりも高い確率じゃない? 車に乗っていて、街を歩いていると簡単に死ねる、もしくは殺せるのだ。 これが「死との距離感」であり、死を意識しなければ気づかない。 だから死んでからもらう任意保険に入るより、まず死から身を守る確率を あげることのできるシートベルトしたほうがいいよ。
さてそんな自分がなーんで危なっかしいモータースポーツやってるのか? 「死との距離」を測った場合、実は自分のやっているモータースポーツ、ジムカーナはモータースポーツの中で一番死から遠いのだ。広い会場を1台でしか走らないし、4点式シートベルトして、ヘルメットかぶって、レーシングスーツは炎上から身を守る。 しかも速度はせいぜい100km/h。やばいって思ってもフルブレーキングすれば ちょっと車をぶつけるくらい。横転しても自分は無傷。それは単独事故だから大事には至らない。これが自分の「死との距離感」。
一度それに気づくと公道ってなんて怖いとこなんだろうねえ。 車はたくさん走っている、速度ははやい、対向車はいるし、バイクはちょろちょろ、 トラックいるし、もう滅茶苦茶。いつ殺されるか、いつ殺すかわかんないよ。
なーんてかいていたら、GTOも終わっちまった。
青酸入りカレーなんてまずいもんをまずいのに気づいてのにも、配布をしばらくやめなかったらしいね。まずいもの食べること、落ちているもの食べてること、 自販機に入っているオロナミンCを飲むこと、コンビニの森永製品を食べることは「死ぬ」かもしれないのだ。
自分の命は誰も保証してくれない、自分で守るしかない。 だから、叶野真生こと深田恭子、ひとのせいにはできないでしょ、HIVに感染したのは。
それにしても、青酸カレーはしゃれにならんなあ。世紀末だからかねえ。
7月 26日(日)曇りときどき晴れ、雨
リーダーシップが活きる時
ばーい、ダイアモンド社。なんて本を読んでいる。まだ全部読んでないけど、 これに出てくる話は興味深い。
無能な上司は2週間で見抜けるが、無能な部下は2年かかる
とかね。リーダーの性格
リーダーの性格は5種類ある。破壊型、優柔不断型、事勿れ型、準備型、達成型。
- 破壊型
- すでにあるシステムを否定、壊すだけこわす。批判だけして建設的意見をいわないタイプ。こんなリーダーの元で働くことがあったら、そのリーダーを失脚させるか、組織をやめるべき。
- 優柔不断型
- ある船が浸水をしている。でも浸水と同じ以上のペースで排水できるからと安心しているタイプ。問題なのは莫大な労力を費やしているのにもかかわらず、まったく実質的な効果(アウトプット、成果)がない。忙しく仕事しているわりには成果がないタイプだ。
- 事勿れ型
- 前例、原則に囚われた旧世代の人々。今の自民党みたいなところか?
- 準備型
- だんどりくん
- 達成型
- 明確な一貫性をもち、寄り道をせず、目的達成するタイプ。
まあちょっとはしょって説明してるけど、こんなとこだそうだ。もちろん この本では「達成型」がリーダーの条件で、これを説明する。
リーダーは顧客の満足のために働くのであって、決してリーダーを選出した 人のために働くのではない
といったようなことも書いてあった。深いね。今の自民党の総裁選をみたかのようなセリフ。まあメーカーも一緒だよねえ。課長とか部長とか、は選んだ会社のために働くんじゃなくて、顧客のために働かなきゃ目的見失うよ。
第一次顧客は誰か?
顧客とは別に商品を買ってくれるお客様だけをいうのではない。例えば大病院の院長の第一次顧客はそこで働いている医師や看護婦であり、大学の学長であれば、教授になる。 患者や生徒というのは末端の顧客なのだ。一次顧客を満足させることは末端の顧客を 満足させることの第一歩らしい。どっかのメーカーではこれを カスタマーサティスファクション(CS)運動とかいって、論文かかせてくれるからね(^^;
っていうことで、ようは、自分と接している人を満足させましょうってことらしい。 それがみんなの幸せにつながるんだよ、うん。
で、今日はこの本を砧公園でひたなぼっこして汗だらだら流しながら読んでいたら 雨が降ってきた。しょうがないので、撤収。雨上がりの後はクルマの洗車。 久々に水垢あかやって、ワックスかけたら、やっぱり汗だらだら。あっついねえー。
7月 22日(水)雨
今日なのに、今日の日付。そう、これは朝7時にかいているのだ。
野生の生活さる
さるはすっかり文化生活になれていた。文化生活とは、深夜番組を見て夜更かしをして、 なんとなく寝て、なんとなく起きる。出社時間はまちまち。食事も適当な時間に適当な ものを食べる。小腹がすけば、すぐに間食。喉がかわけばジュースを一杯。だらだらだらだら。生活もだらだら、仕事もだらだら、遊びが一番きっちりスケジュールされていたくらいだ。
しかーし、いかんよ、これは。人間とはいえ、さるはさる。野生の動物を考えてみよう。 1日とは、朝日が昇り、日が沈む、また日が昇る、この1周期をいうのだ。 そして食事はその中で適切なタイミングで適切な量を摂取するのだ。就寝時間は適切な時刻から適切な時間とる、これがさるのあるべき姿。
さるはそれに気づいた。気づいたので、学生時代から10年以上も続いた文化生活と別れを告げ、新しい野生生活を目指している。それはどんなものか。
を、ちょうど、ごはんが炊けた。これから納豆ご飯朝食をとらねば。 余ったごはんはおにぎりにして昼ご飯用に会社へ持参。
- 深夜TVの禁止
- トゥナイト2やワンダフルといった魅力的な番組が気になるが、23:00以降はTVを消す
- 夜の減光、昼の点灯
- 夜は部屋を暗くし、昼はなるべく明るくする。できれば外に出るのがベスト。なので多摩川べりや、砧公園で太陽を満喫する
- 一日3食、朝食をとる、和食シフト
- やっぱりさる的人間は一日3食、とくに朝食は欠かせない。そして和食が栄養バランス的に優れているし、お肌(皮膚炎等)にもいい。ビタミン、ミネラル摂取、動物性油をなるべく排除だ。
なーんて友人にいったら、
「お金がなくなったんでしょ」
だと。うーん、違うんだけど、それにもいいね。うん。
7月 19日(日)曇り、ときどき晴れ
不定期突然書き下ろし小説「これもまた同じ一日」のつづき。
デジタルモンキー
渋谷は新しくできた T-ZONEに向かう。HMVの上の2フロアが T-ZONEなのだが、 なんだか全然亜土電子の怪しさがない。こんなのふつーの量販店。 藤沢の CompMartの方がフロア面積も大きい。最近のホットなアイテムは B5スリムノート。 VAIO 505を端に発した B5スリムノートは シャープを皮切りにNEC、富士通が参入し、 ついにはノートPCの雄、東芝が満を持して投入した SS1000シリーズ。サルは驚愕した。 VAIO 505くりそつだが VAIO 505よりもすべての面で優っているうえ、値段は同じ。 今一番のお勧めノートだね。505危うし、ウキッ。
と一気にデジタル化したサルだったが、ここでひとつ面白いことが。 渋谷といえど、HMVの上といえど、やっぱり集まっている人間はパソコンショップに 来る人たちなのだ。間違ってもタンパン、サンダル、ケータイをぐるぐる振り回しながら 床に座り込むようなオコチャマ、キャミソ、ワンピでまぶたがブルーな ピエヌなお嬢様も見かけない。ふん、惜しいな。ここから新しいデジタルモードを発信できるかもしんないのにね。
アロマテラピーサル
安眠には香り、アロマテラピーだよということで無理矢理友人に連れられて 玉川高島屋へ。あるある、はじめてみるものたち。男二人で入るのは余りにも そぐわない環境だが、仕方ない。やるからにはよく検討しようということで、 十分以上いただろう。それでも謎が多い。店員さんを呼ぶことに。店員さんは 痩身な美人で、この人はビジュアル系の店員さんできっと専門的なことは 他の店員さんが説明すんのかなと思っていたら、そのまま色々と説明が始まった。 サルはちょっとびっくり。数十種類の香りを紹介してもらった。 実はサルは嗅覚が鋭く、50m離れたところでタバコを吸う人がZippoのライターを開いた瞬間がわかるくらいの鼻をもっている。逆にいうと、きつい香りがだめなのだ。 もともとは「眠れるやつ」とオーダーして、定番のラベンダーの香りを紹介してもらったが、だめ。 いろいろ試した結果、一番香りが気に入って、ほのかなものということで選んだのは「元気になるやつ:Orchard 果樹園」。うんサルが人間に進化するためにはまず元気にならないとね。
少しは元気になったらしい。
7月 18日(土)晴れ
不定期突然書き下ろし小説「これもまた同じ一日」。
さる誕生
夏の空から一筋の宇宙線が脳みそを貫いた。たった一本だった。しかし それはどうも芯をくったらしい。一人の男はその時から「さる」になった。 しかし本人はまだそれを知らなかった。
あくる日、「さる」は朝早く目覚めた。雨が降っていたのにもかかわらず、そして何かに駆られるようにして車のキーを握り、第三京浜で水を巻き上げて疾走する。 途中湘南の海を眺め11時には箱根につく。そして野天風呂「天山」に入るサル。 かすかに降る雨の中の野天温泉は趣があり、とてもよい。かすかに煙る水蒸気と もやのような霧雨が渾然一体となって地上と空との区別が曖昧だ。そして1時間半後、 温泉からあがったサルは「パンツを履いたサル」となった。
パンツを履いたサル
パンツを履いたさるは食事を済ませ、七曲がりを上がっていく。 迫り来るヘアピンコーナー、ぬれた路面でサイドをひくも、アンダーステアで 曲がらない。万事休す。パンツを履いたサルは車の危険を感じつつ、その後も 椿ラインをアンダーを出しながら下っていった。
海パンを履いたサル
パンツを履いたサルは次の日、区民プールに入った。区民プールは おじいちゃんおばあちゃんで占拠されていた。サルはパンツを海パンに履き替え、 華麗に平泳ぎをはじめた。そしてそのまま2時間泳ぎつづけるのであった。
電車にのったサル
サルは暇だった。夕食まで暇だった。そこで渋谷に出ることにし、電車に 乗った。電車にはたくさんの人間が乗っていた。それはもう、なんでこんな狭い 鉄の箱にぎっちりと、まるで腕利きの寿司職人さんが握った寿司のように綺麗に 人間が席に詰まっていた。
電車は渋谷についた。地上にあがると、そこは人間だらけだった。そして空気は タバコと排気ガスで充満していた。このことはダイオキシンよりももっと深刻だと思った。 あまりに人間だらけなので、このたくさんのうちの一人の価値ってどんなもんなんだろう と考え始めた。この街では人間一人の価値は希薄なように感じた。 そしてサルはここに余りいられないと感じた。
おしまい・・・だと思う。
7月 15日(水)曇り
調べた。自律神経失調症。これってほとんどストレス病だねえ。 精神的なストレス、肉体的ストレスが肉体の症状として現れる病気だったのか、 はじめて気づいた。にしても自律神経失調症になる要素はほとんど満たしているし、 症状も似ている部分もあるかなあ。不規則な食生活、不規則な睡眠、ストレス過多、 うん、なるのも当然だ。でもあんまりこういうのは気にしては いけないものらしいし、まあ気楽にやろう。仕事も適当に切り上げ、 過ぎたことは悔やまず、明るく前向きに生きよう。
できるか!?規則正しい生活
うーん、この生活と仕事で規則正しい生活ができるんだろうか??
できるか!?規則正しい食事
うーん、この生活と仕事で規則正しい食事ができるんだろうか??
ストレス?
人から見ると、ストレスがないように見えるらしい。これがまた、みんな違うんだなあ。 最近大人ぶって、なるべく怒りを抑えているし。 あと期待されているのも困るね。期待はストレスなのさあ。 趣味のジムカーナもタイムが出なくて悩んでいるし。 一番のストレスは仕事の締め切りだよ。足し算合わないんだってばさー。 無理なもんは無理だーーーーー。責任なんてとれっかぁーーーーーーーー。 やってられねー。王様の耳はロバのみみーーーーーー。
7月 12日(日)曇り、参議院選挙投票日
今日は頭痛がして、毎日毎日悪い体調と格闘してる。 なーんかもう、ほとんど「ダメ人間」と化しているね。 懐かしい響きでしょ、「ダメ人間」。体調が全然だめー(^^;三星堆
頭痛がするからといって、このまま寝てばっかりではさらに ダメ人間が促進してしまう。いや、ここはひとつ気合を入れて 出かけよう、とばかりに世田谷美術館でやっている三星堆を見に行った。 しっかしどうしてこんなに混んでいるのかねえ。かなりの人込み。 三星堆から出土した器や仮面の数より圧倒的に多い来場者。 人を見にいったようなもんだ。美術館にいったなら、ゆっくりと時間と空間と 美術品を堪能して、瞑想に耽けたいところなんだけど、全然そんな雰囲気じゃない。 無理して一生懸命見ようとしていたら、いつもの酸素欠乏症に(^^; そう、人込みの多いデパートや狭い場所にいると酸欠で すぐに気分が悪くなるんだよねえ。特に空調がきいたところって、温度はコントロール するんだけど、逆に換気が悪くなって一発で気持ち悪くなる。頭痛がしてる上に、 酸欠だ。うー、きっつー。会社のオフィスが変わり、品川の本社にうつった時も 毎日眠いわ、気持ち悪いわだったのでギャーギャー文句いってたら、案の定換気用の ダクトのファンが回ってなかった。ほら、いったとおりだ。ほとんど自分は酸欠センサー みたいなもの。脳みそ使う職場で酸欠なんて、しゃれになんないよお。
そんなわけで酸欠と戦いながら、三星堆をみる。ふーむ、なんちゅーか、かんちゅーか、 永井豪の世界。仮面のデザインテイストは永井豪のかくキャラクターによく似ている。 目のところとか、口元とか、そっくり。しかも1号濠で出土したものには頭に フィンがついてて、まんまマジンガーZ。パイルダーオンできそうな頭だった。 歴史的にみると全然わかってないらしくって、説明書きにも推測が多い、というか 推測しか書いてない。普通の展示の説明書きはいかにもわかったふうな決め付けで 書いてあって、ふむふむと納得させてもらえるんだけど、推測ばっかだから、 ほんとかあとツッコミを入れたくなるものばかり。それだけにロマンを感じるね。 ビデオで上映されていた出土したまわりの中国の風景もすごく魅力的なものばかりで、ここも一度は行ってみたい。
酸欠の美術館を出て、酸素一杯の砧公園で一休み。 ほんの少しだけ仰向けに寝転び、空を見る。あいにく曇り空だったけど、 なんでだろうねえ。ここで過ごす15分の時間と部屋にいてTVみてる15分とは 内容が、濃さが違う。脳みその中がすっとクリアになって、動きが早くなる。 いろいろな思索に及ぶにはたまにはこうして外で寝なきゃいかんね。
投票は国民の義務だっけ?
その勢いで参議院選に投票へ。一応参政権を得てからはほとんど投票にいっている。 自分の場合、投票することは普通のことで、投票しない人の気持ちがわからんのだ。 例えば車のシートベルト。あれは自分の体を守るためにある装置であり、 サービスでついているわけではない。その装置分のお金がクルマの代金に上乗せされているはずだ。で、シートベルトを使えば多くの場合は明らかに事故から自分を守ってくれる。 ならしたほうが得じゃないか。怪我したときに治療費や損害賠償としてお金もらえる 保険よりも、タダで怪我を少なくしてくれる、命を守ってくれる装置だよ。 感覚的にはそういう感じだな、投票権って。
あと別の理由としては、面白いんだよ、投票って。投票場は多くの場合は近くの 小学校や、公民館だよね。小学校って当然なんだけど、小学生か、小学生の 子供を持つ親でしかなかなかいくことないよね。年齢的にいえば、もう少しで 小学生の子供がいてもおかしくない年だし、となるとそっか、自分の子供がこの 小学校に通うのかと思うと非常に不思議。というのは、小学校を卒業して18年も たつのに、小学校の作りが同じなのだ。校庭があり、その周辺に遊具が配置してあって、 ちょっとした朝顔なんかの鉢植えがあって、校舎は鉄筋コンクリートの3,4階建て。 体育館もそう、渡り廊下で校舎からつながってる。見た光景だよなあ、全然変わってない。 そんなのを見れる、感じれる少ないチャーンス。普段のとき、小学校に入ったら、 変質者に間違えられるからね。
あと面白いのは、投票システム。葉書がきて、投票場にいって、ろくに本人確認も せず、投票用紙くれる。なーんか変だよね。郵便局から送られてきた投票用の葉書を 郵便箱から片っ端から拾ってきて不正投票なんてやりたい放題のような気がするよ。 どうせ一人暮らしの人なんて、選挙には無関心だし、投票用紙が来なかったからって 気にも留めないだろうし、本人確認も男女の区別しかしてないし。まあ年齢くらいは みるのかな。その割には投票用紙を出す装置はすごい。よくわからない専用装置なのだが、 ワイヤードリモコンのスイッチひとつで紙が中から出てくる。一体何枚の紙が この装置に入っているのか? 人数分なのだろうか、それとも途中でコピー用紙を つぎ足すように補充するんだろうか。うーん、なぞだ。 ここまでやれるんなら、投票用紙のカウントも機械でやるとか、 それ以上にコンピュータの端末でやってオンライン集計するとか、そこまで できるんならインターネットでやれるとかすりゃあいいのにさっ。 こういうのに公金を投入してインターネットのセキュリティアップだ。
そしてトリは開票速報だ。各局で独自に(勝手に?)開票をカウントして勝手に 当選確実とかいっちゃう。なので各チャンネルみても全然違う数字だしてるね。 それに最近はテロップに凝ってみたりとか、CG使ってみたりとか、表現方法に 凝っているね。面白い、うん。ほとんどテレゴングシステムとかわらない状況か。 これもネットワーク選挙ならいらないんだけどねえ、まあ情緒もなくなっちゃうか。
ドラマハンターDパート5
「北の国から(後編)」だよ。 なにもない過疎の町で借金と突然の死、ドラマだよなあ。人生はドラマだね。 人生の中で死というのは一番大きなものだし、葬式っての死を認識して 心の整理をつけるための重要な儀式だ。今までほとんど親族の葬式って出たことが ない。祖父祖母は物心着く前にほとんど他界してしまい、葬式にちゃんと出たのは 祖母一人くらい。体験した唯一の通夜、葬式が大変なものだったよ。通夜は どんちゃん騒ぎ。親父(実の息子)が率先して飲み、場を盛り上げてた。 なーんかそういう風習なのか、うちの親がそういう人だったのか。叔父さんも 驚いていたから少なくともそういう風習ではないらしい。祖母のエピソードが 話の中心だったんだけど、この祖母は父の母として考えると大変なものだったらしい。 父兄参観のときに学校にきて、窓枠の埃を見つけ、「だれじゃい、掃除当番は!」 (ちなみに、言葉は熊本弁) と怒鳴り出す始末。なんていうんだろ、雷ババアだったらしい(失礼)。 ある時、市議会選の女性立候補者の後援会をやっていたときのこと。どうも あちこちに「投票せんかい!」と脅しまわっていたらしい。挙げ句の果てに 公職選挙法違反で逮捕され、数日牢屋に入れられたとのこと。父はこれが はずかしっくって仕方なかったらしい。モーレツな祖母だこと。それを思い出すと 選挙にはいっとかないとね(^^)
テーマパークハンターT
さて、テーマパークもハンティングしていて、関東一円のテーマパークのほとんどを制覇していると自負している自分。セガ・ジョイポリスなんて、横浜、東京(湾岸)、新宿と3つちゃんと行っているし、こないだは富士サファリパークも制覇だ。それなのに一つだけいってないところがあった。それは池袋のナンジャタウン。できた頃、藤沢在住だったので池袋はやっぱり遠く、いく機会がなかった。今回初めていってみたんだけど、 最近いったテーマパークの中で一番の出来栄え。ある部分ではディズニーランドより進んでいる。さて、どこがか。一番の特徴は、アトラクションがテーマパークと融合している点だ。通常アトラクションは一般人立ち入り禁止区域としてテーマパークの中で 隔離しており、その敷居の高さといえば、在日アメリカ駐屯地なみの"off limit"。 それに対してナンジャタウンは何じゃーーーーって感じ。歩いていると、 けったいなヘッドフォンとお弁当箱みたいな装置をたすきがけしたカップルが うろうろして、壁の赤いボタンを一生懸命たたいている。 そうかと思えば、スパイ候補生以外立ち入り禁止区域があり、とはいえそこに 入るのは自由だ。そこは射撃スペースだったり、クイズのようなものだったり、 さまざま。その他街の中を歩き回り、あちこちに配置してある装置で クイズに答えたり、ヒントを得て推理したりするもの。普通に歩いている 人たちにアトラクションに参加して町並みの中を歩いているひとがごちゃまぜ。 そういうのってなかなかないよね。 考えてみれば街を模したテーマパークの中に立ち入り禁止区域があること自体が 逆にへんなことなんだけど、ディズニーランドのようなアメリカ型テーマパーク は全部そうなんだよね。というのもやっぱりお国柄が出てて、他人に家にへんな 格好して入ったら銃撃されても文句はいえない。それに比べて 他人の家と自分の家の境目がごちゃまぜの日本風下町では遊び場といえば 私有地だか、パブリックスペースわからない軒先だったり。それが ナンジャタウンでは実現されている、というのが新鮮でとても興味深かった。 とてもじゃないけど、1日で遊びきれる町ではない、確かに。 88個のスタンプを集めるスタンプラリーも全然集まらないし、これはちょっと 気合いれて(?)再度チャレンジせねば。テーマパークでは、セガはナムコに 2歩も3歩も遅れをとっている。セガは巨大ゲーセンだからまだテーマパークとは いえないレベル。しかも横浜、東京、新宿はほとんどコピーで少ししか進歩してないしなあ。元々のジョイポリス横浜がワンダーエッグのまんまそっくりコピーだったんでかなり がっかりしたのを覚えている。 ジョイポリスにいくなら、ナンジャタウンにいくことをお勧めしよう。 ただ場所柄がなあ、やっぱり池袋はちょっと行きづらいかもね。
そして今、ようやく「北の国から」を見終えた。3時間半は長いけど、 内容的には短いかも。
7月 10日(金)晴れ、夕立
ドラマハンターDパート4すげぇぜ、「北の国から '98時代」。さすがフジテレビが開局40周年を 記念した超娯楽大作だ。え、違う? ヒューマンドラマだって? そんなばかなー、これはエンターテインメント以外のなにものでもない作りだよ、うん。
実は「北の国から」シリーズはほとんど見てない。みたのははじめて宮沢りえがでた頃だから、2回ほど前からくらい。しかも全部ではなく、ちょろちょろとしか見てない。 なので本当の北の国からの神髄は全然わかんないんだけど、少なくとも今回の前編を 見る限りはかなりわらかしてもらえる、いい意味で。
いま思ったんだけど、ソニーの出井社長は田中邦衛に似てるな(^^;
強烈な個性をもった登場人物と平凡な日常生活が織り成す非凡な出来事。 どこでも起き得そうな喜びと悲しみ、せつなさと憤り、濃密だなあ。 人生というドラマを凝縮しているからこそなんだろう。おお、明日に続くだ、 絶対見なきゃだよ。
さて、大雪山をバックに富良野、麓郷の森が広がった舞台は雄大で、なおかつ繊細だ。 この場所はすっごく好きな場所で、すでにバイクで1回、車で2回、 スキーで2回と合計5回いってる。バイクは AX-1、車は友人のオースター(オートマ)、 シティ、スキーではスキーもせずにレンタカーの ランドクルーザープラドと スターレット 4WD。さまざまな車、季節は夏が3回、冬が2回。 どの季節にいってもほんといいところだね。あそこなら住んでもいい。いや、 住みたーい。仕事を SOHOでやれるようになったら、富良野か、山梨に住みたいと 常々思っているのだ。東京にいく必要がでたら、山梨なら中央高速をぶっとばし、 富良野なら旭川空港から飛んでいく。いいなー、そんな生活。やっぱ住むなら 空気と景色綺麗なところがいいな。
7月 9日(木)晴れ、夕立
ドラマハンターDパート3やっぱ本命「今夜、宇宙の片隅で」だな。たった10分見ただけで、 引き込まれるものがある。いや、別に飯島直子に引き込まれているわけじゃないよ(^^;
温故知新シリーズパート2
あ、さて、今日久々に昔使っていたコンピュータの HDDの中をバックアップした CD-Rを見ていたら、6年前にかいたドキュメントが出てきた。6年前といえば 大学院生だったころで、夢と希望に燃えた熱いやつだったかな。ということで 公開。ひとつは 「なぜX68000なのだろう」、 そして 「これから」<98の天下>(未完)。
たった6年前なのに、ほんと変わっちまったよねえ。CPUパワーなんて、下手すりゃ 数十倍だし、HDDもメモリも数十倍か。なのに、なーぜー、おっそいぞ、Windows98。 起動時間はカセットテープから BASICをロードする、 クリーンコンピュータ MZシリーズもびっくりの長さだぜ。ふん。
X68000以来、コンピュータ買ってないなあ。実に8年くらい買ってないことになる。 もちろん毎日使ってはいるけどね。デザインと機能、そして夢を語れるコンピュータが 出たら買おうっと。
7月 8日(水)晴れ
ドラマハンターDパート2今日は「世界で一番パパが好き」「お熱いのがお好き?」「ハッピーマニア」だ。 世界で一番・・・はちょっとしか見なかった。やっぱり広末が余り好きじゃないから思い入れがないらしい。 田中美里が出ている「お熱いのがお好き」は結構いけてるかも。ただ、これは大家族物らしく、場所は下町(?)の銭湯だったりして、こういうのは自分がそういう体験もしてないし、憧れもないからどーもなあ。岸田秀がいうところの「共同幻想」というベースがないのでパスかも。少しみた限りだと、結構面白そうだけどね。
藤原紀香と稲森いづみが出るハッピーマニアはビデオを回して、「お熱いの・・・」 をみたんだけど、あれま、なぜか6チャンネルをとってた。少し撮り損ねてしまった。 途中からみたんだけど、これはこれで運命彼氏を求める、惚れっぽい女、稲森と そんな彼女を冷たく指導する藤原紀香の友情物語。これも原作が漫画で、失敗がないってところかねえ。原作読んでないからどんなもんか。まあ藤原紀香を見たい方はどうぞ。
今のところ、ビビビときてない。明日の飯島直子がでる「今夜、宇宙の片隅で」に期待だ。
あとは昨日の深夜ドラマ(?)、「マネートークス」が意外とおすすめ。日本テレビ 24:50から30分で、藤崎奈々子が出ていた。1回目は借金を返すために sister weddingというお見合いサービスを姉妹ではじめて、インターネットの出合いコーナーでゲットした 自分の彼氏を五十嵐いずみに紹介する。結局いい人が見つからず、最後は なんでか連絡のなかった彼氏と再会してうまくいくという話だった。まあなんてこたない 話なんだけど、藤崎奈々子の守銭奴ぶりが結構イケてる。藤崎奈々子が好きな方にはおすすめ。
それにしても、世の中にはかなり広末涼子ファンがいるらしい。今でているBARTには 付録に CD-ROMがついてて、広末のスクリーンセーバーとかがついているらしい。 さくら銀行で定期を作ると広末グッズがあたるからといって、作ったやつもいるらしい。 NTTのポケベルには広末からベルが来るというサービスがあるらしい(未確認情報)。 ふーん、このベルがくるサービスはおいしいなあ。ちー、そーゆーの昔企画してただけに 悔しいなあ。ということで1年前の企画をここで公開。せっかくなのでみっせちゃおう、とっといてもハードディスク上の自己満足にしかなんないからね。ま、かなりパクリだし(^^;
今自分の周りででホットなのは 意外と毎日が楽しい「ビデオなカメラ」、Sony RuviのCMに出ている女の子。「がんばれよ」とか、ひとこというだけなんだけど、表情がやけにかわいい。ワンダフルという深夜番組に出ている国分なんとかという女性らしいが、ワンダフルではぼけーっとしてて、全然魅力的じゃないけど、CMではすっげー魅力的。なんでこんなに違うんだろうねえ。そいうや本上まなみもCMやポスターではすっげー魅力的なんだけど、関西でやってた番組に出てたの見たら、完全に3枚目だった。女の子は撮り方で全然かわるもんだねえ。やっぱCM監督の力量か? それとも視聴者の幻想か??
7月 7日(火)晴れ
ドラマハンターD毎週楽しみにしていた With Loveが終わり、7月から新しいドラマがはじまった。 さてこのドラマ群、どれをみようかということで、ドラマハンティングだ。
ボーイハント
月曜日フジ9時。観月ありさ と 瀬戸朝香が目当てのこのドラマ。 華原朋美も出ているこのドラマ。風邪薬飲んで、すっげー眠かったので あまりみてないけど、いかん、このドラマ、いしだ壱成も出ていたのだ。 この人、どんな役柄だろうと見ていられないのだが、 一番駄目だったのが「聖者の行進」。 すっごく生理的に受け付けなくって、理屈をつけられないほど駄目(^^) 昨日もみていたのだけど、途中でTV消してねちゃうほど。なので ビデオとってあるけど、みるかどうか自信なし。
神様、もう少しだけ
火曜日フジ9時。 今一番ホットな男、金城 武主演のドラマ。これも途中からしか見てないけど どうやらヒロインの女の子が HIVに感染してどーのこーのっていうドラマらしい。 そしてこのタイトルでしょ、暗いお涙頂戴ドラマになりそう。 女の子は超かわいいコギャルっぽくていいんだけど、悲しいドラマは弱いんだよな。
GTO 火曜日フジ10時。反町 隆史主演、松嶋菜々子がヒロイン。原作はマガジン連載の 漫画で、漫画の方は床屋にいって待ち時間があると読んでた。マガジンはこの GTOとハーレムビートしか読まない。元々少年誌の漫画は好きじゃないのだ。 というのはだいたい喧嘩と暴力と破壊と理不尽に満ちているから生理的に 受け付けないのだ。GTOも結構その手の方だけど、暴力とか破壊をギャグの演出として使っているのと現実離れした漫画的表現としてなっているので大丈夫みたい。
さてドラマになると、どうなるのかと思ってみたら、現代版金八先生になってる、 青春ドラマ仕立て。理屈抜きに楽しめという点でおすすめ。
明日は「世界で一番パパが好き」「お熱いのがお好き?」「ハッピーマニア」だ。 広末涼子は魚眼顔ですきじゃないのでパスかなあ。藤原紀香が出るハッピーマニアが どんなもんかってとこかな。
7月 5日(日)晴れ
日光サーキットアターック(一条 輝 風に)昨日土曜日は久々に日光サーキット走行会に参加。 実に半年ぶり。さて、その結果はいかに?
そのサーキットの帰りに飛び石でフロントガラスが割れた。あーあ。 修理しないとヒビがひろがるらしいのですぐに修理にだした。お金かかるねえ、 くるまって。
すっかり時間がたっちゃったけど、 baby-Gのニセモノを知り合いの方から譲ってもらったのだ。その写真がこれ。
左がニセモノ、右が本物。結構そっくりでしょ。左は X-tremeモデルなので微妙に違うけど液晶の形状とかもよく似ている。でも作りが粗雑なんだよねえ、やっぱり。色も原色っぽいし。
最近の日本製品でもコストダウンで作りが粗雑になってきているね。 モノへの愛着はデザインや色づかいもちろんあるけど、作りの木目細やかさというのも 十分ファクターだと思う。高級とは、そういうことじゃないかな。設計や工場での工程や組み立て精度が高度にバランスされた職人的な技と思い入れの集大成が「高級感あふれる」という形容にふさわしい。 「なんちゃら」というブランドがついたから即高級というものではないのだよ。 例えばオーディオでいえば、サイドウッド、クルマの内装でいえば木目調パネルがつけば 本当に高級なのか? 性能にはまったく関係ないじゃん。これって見た目がいいのか、 ほんとに? 疑問はつきない。
7月 2日(木)雨?
昨日ミーティングで大阪のデザイナーの人とあった。 名刺交換のときにひとこと。こないだTVに出てませんでした?
おそるべしNHK BS2 全国ネット。はっずかしぃ。 ちょうど同じシャツ着てたし、やっていることがチャットだったし、 マッチするよなあ(^^;
今日は浅間台スポーツランドでジムカーナの練習の予定が、気管支炎でキャンセル。 かなり回復はしてきたから、土曜日の日光サーキットは大丈夫そう。 半年ぶりの日光サーキット、競技車両にしてからはじめてのアタック。さて、 タイムはどうなるか楽しみ。
シルフィードのBGMがききてーーーー!!
シルフィードというゲームを知っている? 12年ほどまえ、ゲームアーツが PC-8801mkII SR以降用に出した 疑似3Dスクロールシューティングゲームだ。PC-8801の性能の限界を引き出し 疑似3Dを高速処理、喋るザカリテ、そしてすばらしいBGMでその当時の88用ゲームとしてはかなりレベルの高いものであった。 ゲーム自身はその当時としては珍しいパワーアップアイテムを得ることで自機の武器を選択することができた。ただしこれは面の間でしか選択できず、武器選択に失敗すると 非常につらい戦いを強いられた。さらに武器の連続使用はできないため、 結構戦略的に考えながらアイテムを選択する必要があった。 このBGMが非常に好きで、今日突然無性にききたくなった。 そこで探し当てたのが次のサイト。
MP3形式だったので、うわさの MP3プレイヤーもダウンロードして使ってみた。 うん、すっげーよくできてる。すっかり満足。
- Parlor Igasaki; SILPHEED - The Super Dogfighter
- CD→WAV→MP3のページ
ざっざっざっざっざかりて
このシルフィード、ディスクを BASICで dir(files?)すると BASICのプログラム がある。通称ザカリテゲームだ。これをロードして RUNすると、 キャラクタで敵ボス「ざかりて」が表現された、シューティングゲームが 楽しめる。ディスク起動の本物の方は疑似3Dでポリゴン描画なのに、こっちはキャラクタ。すごく落差があって、わらかしてもらえた。粋だね。
7月 1日(水)晴れ、あっちー
言葉を重ねる今日はいきなし With Love 最終回(last version)評論から始めよう。 そもそも、versionには lastはなく、あるのは latestだと思う。latest version ということは「最新版」という意味だけどね。まあ消えるソフトウェアは事実上 last versionになるけど、なんかさみしいね。
最終回のキーワードは「体を重ねるだけでは虚しいだけ」 に対しての「言葉を重ねる」だ。竹野内こと天の元恋人 リナがそんなことをいっている。 天と雨音はメールという手段を使って言葉を重ねることで愛を育んだ、その状況を 理論補強している。
さて、一方の田中美里こと雨音は ミッチーこと吉田とフランスへ。はて、ここで 不思議なことが。田中美里はあんなに好きな町、パリの町中に出ないのだ。 はてはて。そ。それは単純。田中美里はパリロケにいってなかったのだぁ(^^) 竹野内とミッチーはパリの町並みにたつのに、田中美里は パリのホテルの窓際にたつものの、絶対に町並みとは一緒に映ってない。
それにしてもミッチーはいいひとだった。田中美里に「さあ、服を脱いでください」 といって、田中美里はそれに従うのに、それを止めて東京行きのチケットを渡すとは。 粋だねえ。悪いことできたのに。まあ、虚しいだけか。
メール朗読ターイム
日本に戻った田中美里はなぜか竹野内のもとには行かない。なんででしょう。 すっかり元々の根暗で弱気な性格に逆戻りして自閉症にでもなったんでしょうかねえ。 もくもくとインゲン豆を紡いでいる。それにしてもエプロン姿が似合う。姿勢もいいし。 きっと今日本で一番インゲン豆が似合う女性に違いない。
でいい人2号の藤原紀香だ。田中美里に「偶然はめずらしいことではない、いいことがあればそれは神様のご褒美」という。七夕は織り姫と彦星の運命の出合いの日。 でようやく腰の重い田中美里は公衆電話ダッシュ。実家から電話すりゃーいいのに。 で、電話はもちろん通じない(^^) ああ、いつもタイミングが悪いねえ。
二人は長谷川天と村上雨音として出会った場所で再会する。 そして問題の「メール朗読タイム」が始まる。どうやら延々とやりとりしたメールの 文章をそらでいいあったらしい(ここは5分見損ねてのでよくわからない)。 中学生が試験勉強で暗記した年号をいいあうかのように「どうだ、おぼえてるんだぞ!」といわんばかり。かなりこの部分はみんなに不評だったに違いない。 しかーし、ここがこの回で一番大切な部分。それは演出方法にある。今までの回では、 メールの朗読はもらったメールをもらった方が読み上げ、それにテロップが流れるという 形式。しかし今回はメールを送った方、自分でかいた言葉を自分の声で朗読するという形式。つまりメールのやりとりで「言葉を重ねる」ことが、今度はメールの文字だけでなく、 メールを書いた人の声としての言葉としてもう一度重ねあった。そしてようやくお互いはお互いのことを「てるてる坊主=雨音」「hata=竹野内豊」として認識でき、 2つの人格が統合されたわけだよ。それが次の言葉でよくあらわれている。 「きみだったんだね、てるてる坊主は」
「あなたが hataさんだったんですね」 視聴者は全員が全員知っていたのにね(^^) ああ、まどろっこしい。そして二人はまたメールだよ with love
最後はパリと東京の正真正銘の遠距離恋愛。「体は遠く離れていても、心は近くにあった」わけだ。ああ、いい話だねえ、純愛だねえ。でもこの二人、じゃあ結婚して一緒に暮らしたらどうなるんだ? きっとお互いの連絡はメール、書き置きもメール、 話す言葉は文語体。うわー、オタクっぽー(^^; まあそれはともかく、とても良かったよ。まったりしてたけどね。今度ドラマは何を見よう。
Windows World Expo
トゥナイト2で Windows World Expoをとりあげていた。それにしても今のコンピュータ業界、ゲーム業界の expoはモーターショーなみになってきたね、コンパニオンが。 車業界が冷え込んできているから抜く日も近いね。なんか隔世の感があるな。 そのうちコンパニオンの自慢でこういうのかな。 「私、Microsoftやっていたのよ」「わたしはプレイステーションよ」とか。