[2001/12/20]

うさぎ小屋

最近オフィスでとってもぼーっとする。風邪でもひいたんだろうかと思うくらいだが、熱もないし、別に他の症状はない。で色々と考えてみると、どうやら

空気が悪い

ということに気付いた。机の移動があり、フロアの奥まったところに移動して以来、調子が悪いのだ。多分空気が澱んでいるのであろう。近くに空気ダクトがあるのだが、きっと動作していないに違いないと思いチェックすると送風はされている。しかし吹き出し口は高い位置にあり、どうも全然きいてないらしい。それが証拠に

トイレで吸う空気でリフレッシュできる(涙)

机は狭いし、あーあ、これだからニッポンって国はうさぎ小屋だから・・・と思いあることに気付いた。

 

 

アメリカのうさぎ小屋って大きいんじゃないのか?

 

 

我々が想像するうさぎ小屋ってのは日本サイズであって、小学校にあるようなせまい檻を想像するに狭い。しかしアメリカのうさぎ小屋って見たことある?あるのかい?ないだろう?? もしかしたら広い庭付き一戸建てじゃないのか? 広々とした庭をのびのび走り回っているんじゃないだろうか? ふとそんな考えがよぎった。そうなると「うさぎ小屋=狭い」という図式は成り立たない。もしかしたら物理的なことをいっているわけではないのではないか?(くどい?)

NYのオフィスだって十分狭いし、room shareや、studio(ワンルーム)だ。NYで借りていたアパートに比べて今の五反田の自宅のほうが値段が安くて新しくて綺麗で広い。となると、うさぎ小屋というのは広さをいっているのではなくて、扱いのことをいっているのではないだろうか。

つまり、人間的な扱いを受けていないということ。

「日本人て、うさぎ並の扱いしか受けてないな」ということ。

そう考えると、く、くやしーーー。なにが悔しいって、アメリカ人にそういわれることよりも、そんな社会に甘んじて生活している日本人が大勢いるのが悔しい。

皆で自分たちの社会をよくしてこーよ。とりあえず、あの換気の悪いオフィスはどうにかせねば。

 

[2001/12/12]

すでに毎日の日課

** Speed 831(down)/411(up) kbps **
(At least 16 times faster than a 56k modem)

気のせいか、段々と速度が向上している。これでフレッツADSLに並んだ。12日までにACCAの対策をするというから、その影響か。明日もっと上がっているともっと嬉しいんだけどなあ。

[2001/12/11]

時代

友人の家にいった。フレッツADSLがあった。計って見た。800kbpsでている。しかも海外サイトへ(www.dslreports.com)。泣ける。

So-netからメールがあった。

「電話したけれどもいらっしゃらないのでメールしました。・・・解約は書面でとなります」

あのなー、家に電話したってでれねーっちゅーの。しかもメールを送ってから2週間近くたってからのこの対応。すっかり気が変わってyahoo BBの申し込み解約もしたし、面倒なので解約しないさ。本当はなー、8Mbpsの恩恵をもっとこうむりたいのに、こう無理タイって九州弁なかんじ。

そうそう、VAIO PCG-SRX7を入手。これで無線LANでランランランだ。少し明るいニュース?家にも無線LAN導入しようかな。それにしても驚いたのはひさびさにヨドバシにいってみた。う、売り場が全然違う。無線LANコーナーが超充実している。ブロードバンドモデム、ブロードバンドルーターが山積みだ。そしていまやブロードバンドモデム内蔵無線ルーター? うーむ、理想の商品だな。

なんだか、時代に取り残されているような。日本のブロードバンドの普及速度と価格低下、そして無線LANの普及の早さには舌を巻く。世界ブロードバンドランキングで韓国、香港、台湾の後塵を拝しているものの、2002年に一気に巻き返しだな。

インターネットカフェ in Seoul

このいかがわしく、雑多な雰囲気は20年前のゲームセンターそのもの。

[2001/12/06]

これってあれ?

これが原因だったのかなあ。ナローバンドでメロメロー

[2001/12/04]

ブラボーブロードバンドー

実はあれだけ酷評していた ACCAを使った So-net ADSL 8Mコース。昨日からとたんにレートが上がり、600kbpsから900kbpsほど出るようになった。こりゃいいわと思っていたら、So-netから今日こんなメールが届いた。

「ADSL開通のお知らせ」

・・・も、もしや開通してないと許可されてなくって、レートが上がらないとか。しかしそんなことはどこにも、ひとことも書いてなかったぞっ!

とりあえず、www.shoutcast.comの 128kbpsの streaming audioが途切れずに聞けるぅ。快適ぃ。

[2001/12/03]

ブラボー韓国

浮かれてます、自分。ちょー忙しい中、かなり無理して行った韓国。久々に友人に会えたのはもちろん、同質な異文化を再確認できたり、頭の中が整理できたり、energyが湧いたり、結構気分上向きっす。

食文化

日本の食文化を代表する味とは、一体なんだろうか。多分その答えは「味噌」であり、「醤油」となるであろう。しかしだからといってそれは本来はバーンと全面に出て、例えば味噌だけを食べるとか、醤油だけを飲むという行為には結びつかない。しかしながら確実に味噌と醤油は日本食における味を支配しているといっても過言ではないだろう。

さて、韓国の食文化を代表するものは何か。もちろんそれは

 

キムチ

 

である。キムチは隠し味ではなく、いつでもどこでもバーンと全面に出て味を主張する。韓国の各家庭では必ずその家庭ならではのキムチを作り、嫁にきたものはその味を伝承しなければならない。キムチをその家庭ならではの味が出せるようになって初めて一人前の嫁として認められるのだ。そしてそこに育つ韓国人は全員一番おいしいキムチは母親が作ったものだと答えるという。その様はまるで日本における味噌汁の味のようだ。

そこまで家庭でのキムチの味にこだわる韓国に、ここ数年驚異的な伸びをしめす家電が登場して一台ブームになっているという。それがこれだ。年率100%の伸びだという。TV CMもやっている。NEWSでもその市場の成長ぶりが取りざたされる、時代の寵児、専用冷蔵庫。ええ、専用ですとも。日本にこんなのがあったか? 味噌専用冷蔵庫。醤油専用冷蔵庫。食に対する基本姿勢の差か? テクノロジではない。食文化に対する電機メーカーの真摯な答え。

なぜこの専用冷蔵庫が売れているのか。答えは簡単。キムチとは通常味が1ヶ月ほどしかもたないのだ。しかしこの冷蔵庫を使えば3ヶ月はもつ。つまり、キムチを作る回数が年12回から4回に減ることになる。友人いわく、このキムチを作る作業はとても手間がかかるという。その手間を考えるとわざわざそのために大きな専用冷蔵庫を買ってもいい。そう、それくらい手間をかけて、人生をかけてキムチを作っているのだ。

つまり!

キムチを作る人たちがすなわち韓国人といっても差し支えないはず。

こんな看板を見たことがないか?

「キムチおわけします。金田商店」

そう、彼らは紛れもない在日韓国人。風習と食文化を守り、自らのためのキムチを作るだけでは飽き足らず、その素晴らしいキムチを分け与えるという。というか、作るのが手間だからたくさんつくっちまええという感覚があるのだろう。もしここで我々日本人がキムチを作りはじめたら、間違いなく我々はキムチを通して韓国人に近づいていくに違いない。そして東芝がインバーターキムチ専用冷蔵庫を出す。日立はPAMキムチ専用冷蔵庫を出す。電機メーカーのデフレはキムチ専用冷蔵庫が救うのだ。電機メーカーを救い、日本経済を救う可能性があるキムチ。恐るべし韓国の食物最終兵器。

兵器といえば忘れてはならないのが兵隊だ。「腹が減っては戦ができぬ」のことわざのとおり、兵隊は必ず缶詰食品を戦場に携える。見ていただこう、韓国軍の携行食品。

やっぱりキムチだ。しかも種類が豊富。

もしマ・クベが韓国軍の司令官であったならばこういったであろう。

「これで韓国は10年は戦える。考えても見ろ我々が送ったキムチの量を!」

キムチは3ヶ月しかもたないんだけど、まあそれはそれとして、どうだろう、キムチに対する韓国の執着をかいま見ることができたであろうか。

よもやこれを探そうとするだけでこれだけのことがわかるとは思わなかった。すでにこの容器はキムチ専用冷蔵庫の普及のおかげですっかり影をひそめてしまい、hyundai department storeで一種類、サイズが異なるものが一つづつしかおいていなかったくらいである。

次回は戦争記念館特集(?)かな。

忘れてた

happy birthday to me. この世に生まれてありがとう。今年は韓国で過ごすことが出来ました。


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