7月29日(土)晴
「上原多香子好き?」
何の前フリもなく、突然こういわれた。はて。自分のなかではまったく意識しないタイプだったので、答えに窮するが、CMとかみてる限りでは美人タイプだし、悪くないかな。それよりもいったいどうしてこういう質問をするのかまったくわからない。このあとに一体どういうふうにつなげるんだろ?
とりあえず、「うん、好きだよ」と答えると「そう」で話が終わった・・・「なんでそういう質問したの?」と聞くと、別に意味はないという。意味ないならきくなよー。今「チューボーですよ」に出ているから見てみたけど、うーん、やっぱりどうでもいいや。今は黒谷友香がマイブーム。
7月28日(金)晴
"They was...." 「もうよろしい、次」
やっちまったーーーーーっ! ゼイワズな後輩の話を聞いて笑っていたが、自分でもやっちまったよ。忘れておくれ。ゼイワズとは、英文科に通う後輩が予習をして、あてられて、気合をいれて読み始めた瞬間にやってしまった基本的なミステイク。学生は2流だったが、先生は1流だったらしく、あっさりと見捨てて次の人をさしたという。厳しいねえ。
突然徒然小説「できるおとことできないおとこ」
あるところにデキない男がいた。できない男は毎日「できないできない」とばかりいっていた。誰かができない男に「どうしてできないの?」と聞くと、とうとうとできない理由を語り始め、とどまることがなかった。その説明は何時間にもおよび、結局聞いた男は失望して去っていった。
あるところにデキる男がいた。できる男は寡黙だった。誰かができる男に「これ、できる?」と聞くと、「できるよ」と答え、すぐさま仕事にとりかかった。仕事は何時間にも及んだが、いつも完成した。
ある日、できる男にできない男が無理難題を押しつけた。できない男はできる男が「できない」と答えることを期待していたが、返ってきた言葉は「時間がかかるけどできるよ」だった。そして早速仕事にとりかかった。できる男は黙々と仕事をつづけ、徹夜して仕事を完成させた。そして「遅くなったけどできた」といった。
できない男は面白くないのですぐさまできる男には絶対にできないだろうことを押しつけた。するとできる男はこう答えた。「ぼくにはできないけど、できる人を知っているから教えてあげる」。
できる男はいつでもなんでもできる方法を考えた。ただそれだけのことだった。
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(注意:あくまでもフィクションです。架空の話であり、誰がどうとかいうのはありません。と書かないと勝手に勘違いされちゃうんだよね、メディアっておそろし)
あんぴーのかきぴー
ソニーの社長兼COOになった安藤国威氏は雑誌のインタビューでこう語っていた。「できない理由を語るやつが多い。」確かにそれらの意見はロジックが通っているので一見正しいのだが、語っている時間が無駄。また「決断を先送りにするやつがいる」。今決断するのも、あとで決断するのも、状況が変わらなければ判断はかわりようがない。そうであれば今決断しなきゃ。さすがあんぴーいいこというー。
7月25日(火)俄雨
お気に入り1
VAIOノートSRがいまのお気に入り。XGA液晶にパワフルCPU、メモリも増設して快適操作。考えてみると今まで使っていた VAIO L700よりもクロックはやいじゃーん。PCの進歩って恐ろしや。これはお金出してかえないっすよ。
さて、そんなお気に入りSRにばしばしとソフトをいれ、環境と整えていたのだが、ふと気づくとIEがおかしくなってしまった。パスワードを覚えないのだ。この際だからとIE5.5までインストールしてみたがだめ、仕方なく初リカバリをする始末。リカバリはCドライブだけ行うことができるので、Dドライブにすべてのデータを入れていたので非常に助かった。そのままリカバリできる、、、と思ったのだがどうも按配が悪いのが EMDで買ったデータだ。avexの @MUSICで globeの曲を買ったのだが、このデータがどうやらCドライブに入っている。これをDドライブに保存するとエラーが出てしまう。仕方ないのでスマートメディアをいれたドライブEに保存した。
リカバリ後、IEはちゃんと戻った。しめしめ。次はglobeの曲を元にもどそう、、、そう思ったが、はて、どうやるんだろ? でわかったこと。リカバリしたらデータはもとにはもどせない、つまり聞けなくなってしまうということ。なんだとぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーーーーーー!!!
早くそういうことはいっとけよな。これもすべてSDMI様がいけないことだという。くそー、、、、350円も払って曲をかったというのに、リカバリ一発でなしかよ。これが1曲ならまだいいが、30曲も買っていたら1万円だぞ。リカバリして1万円がパーってのは、あまりにあんまりじゃないか? 再ダウンロードを許すとか、そーゆー配慮ぐらい欲しいぞ。
冷静に考えると@MUSICで使ったプレイヤー LabelGatePlayerはOpenMG Jukeboxに曲をexportできる。OpenMG Jukeboxはメモリースティックに曲をチェックアウトできる。ってことは、リカバリする前に白メモステに曲をチェックアウトしておけば、チェックインしなおせたということか? うーん、その実験のために白メモステ買うのはなあ、高いぞ。
やっぱり時代はMP3だな。
ちなみにOpenMG Jukeboxはファイルのバックアップツールが公開されているので、そんなことにはならないらしい。
お気に入り2
CITIBANKだよ。渡米に際していやいや開設した銀行口座。どうも銀行ってのが苦手で、為替だ利子だ、もう考えるだけでうんざりしちゃう。そんな中、どうも円安傾向が下げどまらないという話なので今のうちにドルにかえておこう、軍資金を調達しないと向こうへいって部屋借りられないよなと思い、初めてCITIBANKにお金をいれてみた。
まずCITIBANKのすごいのは、そのATMのモニタのでかさ。15インチくらいはあるだろうか、やっぱりこれもアメリカンサイズ? そして次にすごいのはその速度。なんかしらないけどすべての操作のタイムラグがない。たとえば残高照会のボタンを押して次に切り替わるまでとか、パスワードを入れてからレシートが飛び出るまでのタイムラグがさくら銀行のものに比べて格段に早い。きっとアメリカ人はせっかちさんなんだろうな。機械を待つなんてえできやしないんだろうが、とっても小気味よくて気に入ってしまった。
次に気に入ったのが CITI DIRECTと呼ばれる、インターネットを使った仮想ATM(オンラインバンキング)。残高照会はもちろん、銀行振込、ドル買いなども可能だ。何百万円だろうと、ちょちょいのちょいと、会社からアクセス可能だ。なんだよー、セキュリティが要求される銀行がちょちょいのちょいとできるのなら、インターネット選挙くらいちょちょいのちょいとやってくれよ。きっと来年くらいにはアメリカはインターネット投票できるようになるな。そういやTOEFLもコンピュータでやる形式にかわった。すでにマークシートは時代遅れらしい。
CITI DIRECTでは、円の口座からマルチマネー口座にお金を振り替えできる。そしてこのマルチマネー口座では円から好きな外貨、たとえばドル、ユーロなどに振り替えすることができる。レートはその当日のレートできまる。すなわち、自分の好きなタイミングで外貨を売り買いできるということだ。
さらにすごいのは、特別期間でサービス中の、定期預金だ。なーんと、このご時世に7% もつくのだ!!これは1ヶ月の利子だが、12ヶ月でも 4.5%もつくらしい。今のニッポンじゃ考えられない。ただこれの落とし穴はあくまでの$立てでやるので、為替レート次第では元金割れすることも考えられるということ。とはいえ、ドルをドルとして使うのであればぜんぜん問題ないわけだよ。500万円つっこめば、1年で22万円も利子つくのかあ、うれしいなあ。というものの、つっこみ資金がない。今はとにかく現地にいったときに使うお金を用意するので精一杯。ああ、貯蓄がないって寂しいねえ。
それからどなったの?
visa用の書類がきませーん。visaの申請ができませーん。出発日が決まりませーん。今ごろ
"What city were you born in?" なーんて聞いてこられてしまった。I was born in 香川県, Japanだ。
7月19日(水)晴
how is your preparation?
渡米にあたり、ニューマシンを購入した。ものは
PCV-R63KL5 液晶15インチモニタつきGigaPocketつき 384MB PentiumIII 733MHz
PCV-J10 グッドモーニンバイオ、メモリ64MB Celeron 500MHz
PCG-SR9K B5ノート 192MB Mobile PentiumIII 600MHzの合計3台。各々開発、サーバー、メール用マシン。これに従来の C1, 505EX, L700を合わせると合計6台をアメリカに持ち込む予定。
これだけのものを買った割にはあまり感動がない。よっぽどFinePix40iの方がノリノリわくわくしてたなあ。なんでか。それは「バイオ」だから、「Windowsマシン」だから。メモリがクロックが、HDDが大きいだけで、基本的にはなにも代わり映えのしない所詮はPC、ちょっと便利になったけど、生活がかわるわけではない。FinePixは生活が変わった。デジカメを持ち歩き、時にはスチル、時にはムービー、うるさい車の中ではMP3再生と活躍中。
とはいうものの、SRは結構お気に入り。やっぱりマシンはモバイルがかわいいと相場が決まっている。505EXの後継として、ソフトをインストール、メールを移し変えた。そして本格的に使い始めると、SRの光と影が見えてくる。
505後継SR
厳密にいうと、N505の後継である、B5ノートSR。2代目505である、MMX Pentium 233MHzを搭載した 505EXと比較するといろいろなことが見えてくる。まず、その質感。
SRは非常にプラスチッキーである。色合いが明るいため、ラメとのコントラストが少なくなり塗装に深みがないようだ。一見するとソリッドカラーにもみえる。第二にデザインがごちゃごちゃしている。C1XE系のデザインとなり、、というよりもC1シリーズをデザインした人が今回のSRをデザインしているために似通っている。はっきりいって、C1XEにごてごてくっつけて大きくしたようなまとまりに欠けるデザイン。一番気になるのは、中央にあるパッド。C1XE、SRは陸上トラックのように、半円とボックスを組み合わせたデザインを基調にしているはずなのに、ここだけ円をモチーフにしている。右のジョグダイアルもそう。そしてキーボードと手前のパームレストのつなぎめは、明らかにボックス形状をしている。そしてその右側についているパワーボタンもボックスである。
多分チャームポイントとしてマウスパッドのデザインをしたのだと思うが、統一感がなくなってしまい、あまりうれしくない。百歩譲ったとしてもキーボードとパームレストのつなぎ目が違和感を引き立てしまっている。全体のシェイプがよいだけに非常に惜しい。色合いも思いっきりここで変えているが、色の統一感も損なわれているようだ。
液晶側のトップにはなぞの黒い物体がついていて、まったくなにも役にたってない。デザインのための飾りらしいが、ここが光るならまだしも、合っても仕方ないものをつけるのは意味がない。
液晶のヒンジも独特で裏に回りこむような形状になっているが、これが以外と使いにくい。裏側にコードなどの物体があるとあたって、開けないし、キーボードと液晶の距離を縮めたといっているが、それが本当に必要なのか。ブラインドタッチができる人にとってはまったく意味のないことである。
それよりもなによりも問題なのは、キータッチの問題である。キーストロークは505を継続した、比較的ストローク感のあるキーボードで好感がもてる。しかし剛性感が乏しい。剛性感はキー自体ではなく、キーを支えているフレームの側の問題のようだ。キーを高速でたたいたときに、フレームのしなりが残り、次のキーをたたいたときのしなりとあいまって全体的に震えているような感触を受けた。くだけていうと「やすっぽい」ということだ。これは4面マグネシウムボディから2面に減ったためだろうか。
性能は圧倒的なパワーをもつSR9だが、見た目と感触は505EXに劣るのが非常に残念だ。銀パソは高級感が命である。
MovieShaker
とにかく今イチオシのソフト。静止画、動画を適当に放り込み、「シェイク」ボタンを押すだけでプロモーションビデオ風映像が作れる簡単ものぐさソフト。これはすばらしい。すばらしいが、メモリを非常にたくさん食う。食いすぎて落ちるのがたまに傷だ。このものぐさソフトで作った映像はこちら(676KB MPEG形式)。約80秒のジムカーナ映像を「シェイク」しただけで、こーんな映像に早がわり。
ヒーローしのい
はじめてヒーローしのいサーキットへいった。前前から「危ない、面白くない」と聞いていて、あまり気乗りしないままいったが、予想に反してかなりエキサイティングな、攻めがいのあるサーキットだ。確かにエスケープゾーンは少なく、コンクリートウォールが目の前、ブラインドコーナーあり、4速ストレートでスピードは乗る、危険は危険である。しかしそれだけにびびっていてはタイムが出ない。車のポテンシャルや腕はどこのサーキットでもいるが、このサーキットは特に「度胸」が要求される。度胸とは「無茶」ということではない。見た目いけそうにないコーナーを度胸で飛び込みクリアすることでタイムが更新されるのだ。これは腕に覚えのあるドライバーであればあるほど、熱くさせられるだろう。
結果としてはトップタイムをとれず、FC3Sの友達に0.2秒負けてしまった。何がいけないかというとやはり攻めきれない、マージンをとった守りの走りではこの結果がいいところだろう。実際ダートタイヤを装着したラリー車両のミラージュにも1秒差と追い込まれてしまった。よくきくと、シケイン4速全開、高速コーナーはドリフトしながら全開、ブレーキは3回しか踏まないという超攻めの走りをしていたらしい。くーーー、おれってヘタレだ、、、
次は攻めきってコースレコード47.3秒に挑むぞ。ところでそれはいつのことだろう??
それからどなったの?
visa用の書類がきませーん。visaの申請ができませーん。出発日が決まりませーん。
7月10日(月)晴
タイフウ一過
なにがかなしゅーて、台風上陸の中、ジムカーナ場にいるんだろ。強風と大雨の中、クルマの中で待機すること3時間。
すっかり青空が広がる。台風の後の空の青さと雲の流れがイチバンのお気に入り。雲の形が刻々と変わり、色々な空の表情を見せてくれる。気温もぐんぐん上昇、すっかり夏日。
日本の心
ニューヨークに旅立つにあたり、ここはひとつ方位除けをしてもらおうと寒川神社へと赴いた。
方位除けとは、引越しや、クルマなど移動する方角にまつわる厄除けのことである。風水とも深い関係にあるらしく、Dr.コパの本にも日本の方位除け神社として紹介されているのが寒川神社である。
神社だけに、神道、もちろんこんなものもある。
なんか愛国精神湧いちゃうよね。国旗でも買って帰ろうかしら・・・と思わせる雰囲気がある。
御祓いのほうも「大式」ってのをやってもらい、色々とお土産(?)をもらった。
神棚に供えるもの、各方位にそれぞれ貼るお札などのセット。しかし神棚がない私のおうちではどーしましょ?お神酒はうまいんだろうか。
レッツ豪徳寺
さて、その寒川神社へと行く前に豪徳寺へとより、招福猫児(まねぎねこ)をゲット。これはまあ福を招き寄せるという招き猫なのだが、その由来はこうだ。
「豪徳寺はその昔、貧しい寺だった。時の和尚はそんななか、猫を我が子のように愛し、自分のごはんを分け与えていた。そんな中和尚は猫に向かって
『もしおまえが恩を感じているなら、何か福を呼び寄せなさい』と言い聞かせていたという。
それから幾年がすぎた夏の昼下がり、いつもは静かな門の入り口が騒がしい。和尚が出て行ってみると鷹狩の帰りの武士56騎が馬から下りていた。何事かと聞いてみると、
『門の前を通り過ぎようとしたら、猫がその前にうずくまりこっちへこいと手招きをしているように見えた。余りに不審げだったのでちょっと立ち寄ってみたのだが、まあちょうどいい、一休みさせい』
和尚は粗茶を差し出し、もてなすとちょうど夕立が降り始め、雷が鳴り始めた。武士たちが雷におののく中、和尚は静かに説法をといていると武士はその姿に感服し、そしてこれは仏のお導きだろうと帰依の念を強くしたという。この武士こそ、井伊直孝であり、これがきっかけで貧しい寺だった豪徳寺へ招きよせられた福であった。
その後豪徳寺は井伊家の御菩薩所となり多くの田畑の寄進などよせられ、さらには猫が恩に報い福を招きよせたということで猫寺として有名となった。そしてこの猫の死後、和尚は猫の冥福を祈り、後世にその姿形をなぞらえた人形を作ったという。そしてこの人形を崇め祀れば吉運たちどころに来たり、家内安全、営業繁盛、心願成就するといって有名となった。」
(招福猫児の由来より。口語に翻訳)
・・・これって、強制鶴の恩返し?なーんか、すっごい日本人的な発想だよな。つまり寺に対してお賽銭なげるからご利益よこせみたいな。とはいっても仏の因果、雷という当時は超恐怖の中、落ち着いた和尚の姿に井伊直孝が感動したんだろうから人間性でもあるだろう。よかったね。
さて、なんの心願をたのもっかな。
7月 4日(火)記録的集中雨
きくぜきくぜきくぜパート2
今日は完璧、USBケーブル持参で会社へ勇んで行った。が、付属Ni-MH電池忘れた・・・ これでは撮影ができない。昨日入れたアルカリ電池で駆動、USB接続やMP3再生はアルカリでもOKだ。気にせずれっつごー。
USBケーブルをつなげ、ダウンロードソフトを起動、MP3ファイルを登録し、「ダウンロード」ボタンを押す。すると5曲 約20MBが約10数秒で転送終了。たったこれだけ。これでまるでMDプレイヤーのように、再生ボタンを押すと音楽が再生できた。なんだか余りにもあっけなく、そして普通っぽく違和感がないところが、デジカメにヘッドフォンを接続しているという違和感をさらに掻き立てる。でもこの違和感はそのうちに消え去るんだろうね。
デジカメに音楽、携帯に音楽、携帯にデジカメ、携帯にデジカメと音楽。携帯にインターネット。ふー、楽しい世界になってきたぜ。
7月3日(月)夕立ち
FinePixその後
今日は月曜日。会社へ持っていって、みんなに自慢した。これでかなり元はとったな。
さて、そんなFinePix 40iの良し悪しを冷静に見てみよう。
画質その2:昼
160x120に圧縮 640x480に圧縮 - 1280x960 FINE 61KB 2400x1800 FINE 61KB オリジナル画像 640x480 NORMAL 67KB 1280x960 FINE 596KB 2400x1800 FINE 1700KB 640x480は FINEがなく、NORMALのみ。そのため、JPEGのブロックノイズが少し目立つ。特に電線まわり。2400x1800 FINEを Irfan View(JPEG 80%)で640x480に圧縮したほうが、ブロックノイズが少ないような感じがする。ファイルサイズも若干小さい。
画質その3:夜
160x120に圧縮 オリジナル画像 シンクロフラッシュ
シンクロフラッシュ
フラッシュなし
FinePixといえば、薄暮になると暗い、遅い、フラッシュが使い物にならないと3拍子揃って弱かったのだが予想外に早い。特にいいのがシンクロフラッシュ機能で、これを使うと手前の被写体は明るく、遠くの暗いもの、たとえば夜景などもきれいに撮れるという優れもの。実際マンションの灯りもきっちりととれている。
フラッシュなしでの撮影も、昔はすぐに手ぶれしていたのが、暗いなりに撮れている。これは大進歩だ。
動画
TV(アサヤン) 943KB
ほんの数秒だけど943KB。ちょっと多いかな。形式はAVI、圧縮は MotionJPEG。
ネガな部分
まず、AC電源が別売。そして付属充電器がな、なんと、このご時世にフル充電まで13時間!!
そりゃねーだろお。別売急速充電器は80分というから、このご時世なみの充電速度。13時間っていったら、半日だよ。家に帰って充電器にセットして、翌朝フル充電になってないんだよ。電源関係、余りにもセコイぞFUJIFILM。
一応アルカリ乾電池も使えるが、液晶ONでは使えないという。省電力化が望まれる。
持ち歩くデジカメなのに、ソフトケースが別売。まあ、最近のVAIOもソフトケース別売になってきてセコイけど、デジカメなんて小さいもんなんだし、サービスでつけてくれよって感じ。
付属リモコンが超ちゃちい。MP3機能初めてってのもそうだし、FUJIFILMが作るポータブルプレイヤーってことで過大な期待はしちゃいけないんだろうけど、余りにちゃちくって、made in TAIWANかCHINA風。本体とのデザインのギャップにあっとびっくり。きっと付属ヘッドフォンもそーとー凄い音すんだろうなあ。
ポジな部分
必要なソフトはすべて付属CD-ROMに入っている。特にWindows版は あの定番ソフト、Real Jukebox Plusが入っているのが嬉しい。これだけでも数千円の価値はある。
デザインは MDプレイヤーを意識したといい、円形をモチーフに用いている。しかーし、実はそうではない。これはまさしくスコープドッグ。電源をONにしたときにシャッターが開き、レンズが前後に動くとこなんて、まさにオープニングのソレ。これでもう1つレンズがついていたり、赤外線照射が出来て、回転すればもう完璧。次は頼むよ。
きくぜきくぜきくぜ
と意気込んで会社へいったら、USBケーブル忘れた・・・ どうして専用(コネクタが極小)のケーブルなんだよー。今日もまだMP3は聞けてない。明日こそ!
7月2日(日)猛暑
暑い
ねえ。
アメリカの準備
NYのライブな様子をお伝えするために、今度の今度は初めて自分のデジカメを買おうと思っていた。もちろんソニー製、サイバーショット DSC-F55Vだよ。300万画素だし、メモリースティックだし、カールツァイスレンズだし、小さいし。しかし発売は7月1日。7月まで待たねば・・・
そうこうしているうちに、IXY DIGITALが発売された。実際に見てみた。「すっげー、小さいじゃんかよー」物欲256倍、買うぜ買うぜ買うぜ! T-Zoneに行った、なかった、ヨドバシへいった、土曜日入荷だった。
そして今日、T-Zone渋谷店へ行ってみた。値札が貼ってある。よっしゃかうぜかうぜかうぜ、かうというか買わせろ、今すぐオレはナカタになるんだ。ナカタと同じ格好で写真をとるぜとるぜとるぜ。
しかーし、聞くとやっぱりない。ないないない。納期は3週間、7月下旬。渡米のギリギリ前になってしまう。なにおー!?とかいって仕方ねーなーと思っていると、視界に藤原紀香が入る。いまさらFUJIの藤原紀香なんて、色香に惑わされないぜ。反応は鈍い、シャッタースピードは遅い、すぐフラッシュは焚く、そーんなFUJIのデジカメなんて興味ないぜ・・・
と思ったのだが、どうも様子が違う。「本日発売 FinePix 40i」。本日? 新製品?? しかも小さい、薄い、IXY DIGITALなみの小型。惜しむらくはIXY DIGITALよりも少しだけ大きいが、なかなかの小ささ。記録画素 432万画素、動画撮影、音楽もきける(MP3オーディオ機能)・・・エムピースリーィ? こんなの知らないぞ。すっかり納期が3週間もかかるIXY DIGITALのことは頭から消え去り、気持ちは完全に藤原紀香が持つ小型軽量のデジカメつきMP3ポータブルプレーヤーがどんなものか 気になって仕方がない。バシバシとシャッターをきり、録音、再生スイッチをガチャガチャいじり、その反応速度を見る。とにかくFUJIのネガティブな要素、シャッタースピードの遅さ、記録の遅さ、切り替えの遅さ、絞りの遅さ、フラッシュの感度をすべてチェックする。驚くことに、かなり高速になっていて、ネガティブな要素がなくなってきている。こ、これは!?
「いかがですか?」FinePixのポロシャツを来た販売促進員が近寄ってくる。むむ、FUJIの販促員だ。髪はまっ黄色、化粧は浜崎あゆみ系、君の素肌はいったいどこ??さすが渋谷T-Zoneって感じの見た目だが、いっていることはきっちりしている。一通り機能をきいて、さらには内部資料の IXY DIGITALとの比較表までも見せてもらった。
いかんいかん、藤原紀香といい、浜崎あゆみといい、外見に惑わされてはいけない。そうだ、オレはあくまでも機能と実力にこだわる中身派のやつなんだ、FUJIの策略にははまらないぞ。しかしおかしい。なぜおれは自分の名前を紙に書いているんだ?一体これは??
カードのサインじゃないか、しかも値段は74000円。一体誰がこんなことを!? これは策略に違いない、そうだ、そうに違いない。お、おれは決してFUJIのデジカメなんて、なんて買わないんだーーーーーーっ・・・
そしてT-Zoneの袋にFinePix 40iと32MBのスマートメディアを収め、サクサクと山手線に乗る自分がいた。
MP3でGO
電車の中ではっとわれにかえった。MP3再生? ってことは32MBじゃ容量足りないじゃん。64MBにしとけばよかった・・・
会社について、早速写真をとるまえに、MP3ファイルを転送だ。「IDつきスマートメディアが見つかりません」・・・IDだとぉ!? そう、あたり前なのだが、いまどきのMP3ポータブルプレイヤーは 著作権保護機能がついた IDつきスマートメディアでなければいけないのだ。すっかり忘れていた。というか、販促員さん、頼むよ。
再びT-Zone渋谷へ戻り、その旨伝えると 32MBのIDつきのはないという。32MBのIDつきの納入をまつか、64MBのIDつきを安くしますがいかがしましょうというので、そりゃもちろん64MB IDつきにした。販促員さんいわく、いまどき、ほとんどがIDつきで、32MBのものがIDなしだと気づかなかったそうだ。 このへんはやはりソニーのメモリースティックはうまい。間違えないように色で区別、白メモステが MagicGate対応著作権保護されると一目でわかるようになっている。さすがだ。一方スマートメディアはまったく区別がつかない。かろうじて ID という文字が印刷されているだけだ。
今度こそMP3でGO
きくぜきくぜきくぜ、今度こそMP3をきくぜ! 勇んで家に戻り、Windows2000マシンへソフトをインストール。よっしゃFinePixへダウンロードだ! ぴきーん!!ま、マウスが動かない・・・ハングだ。
Windows95ノートにソフトをインストール。よっしゃFinePixへダウンロードだ! ぴろーん!!
「Window98/2000以降で動作させてください」
・・・そうだよなあ、いまどきWindow95じゃだめだよなあ。今日はこれまで。MP3再生は明日会社でだ。
ところで画質は?
35万画素 初代サイバーショット DSC-F1と最新ハニカムCCD 432万画素FinePix 40iと画質勝負。さて、どれがどれ?
FinePix 40i
ということで、上段がサイバーショット、下段がFinePix。しかしなあ、Webで使うにはサイバーショットで十分かな?