DIALY OF June 2000


6月27日(火)曇


バテバテ

もう夏バテである。5月の連休からずっと休みなしで仕事、ジムカーナと体とココロを休める暇なく全開運転、さすがにくたびれてきたよ。ということで昨日、今日は定時あがり。

選挙

こんなんじゃなんにも変わらない。ふたをあければ結局連立政権が維持され、国民を嘲る首相による暗黒政治が続く。これからのサミット、原爆の日、敗戦記念日とイベントが連続する夏にかけて一体どんな失言を繰り返すのか。そしてアジアからどんな反発を食らうのか、憂鬱でならない。

もてぎ北ショート

ジムカーナはだんだんと上り調子。今度は地区戦選手が参加するなかで15位と、ジリジリと順位を上げることができた。さーって、次回は秘密兵器1,2,3の投入で一気にポイントゲット、入賞を狙うぞ!

やっぱり時代はニューヨーク

現在NYはマンハッタンの物件を探しているんだけど、余りもの値段の高さに舌を巻く。東京よりも高い感じ、1ルームで$1500から$2000が当たり前。つまりは 16万円から22万円くらい。面積は470sf(square feet)っていうから、はて、どんな広さなんだろう。 1feetが約0.3m、sfは 0.3x0.3=0.09 square meterとなるから約 1/10にすれば計算できる。47平米、、、げ、今住んでいる1DKより全然広い。なんて大味な部屋なんだ。

安かろう危なかろうの物件は嫌なので、きっと大枚はたいて住むことになるのかな。そうそう、ちなみのこの社内留学制度、住宅費用は自費なのだ。物価の高いNYは失敗だな。

そして英会話スクールを物色。研究室に入る前に4weeksほど英語の勉強をする予定。まさに泥縄なんだけど、やらないと最悪な結果になるのでやるしかないよね。そこで調べてみたが、向こうの英会話スクールは歴史も長く、そして多角的な視野にたっている。

まず、主力はnon-native向けの English as a Second Language(第二外国語としての英語) ESLである。これは多くの留学生を受け入れるためのプログラムで、毎週月曜日からスタート、2週間以上で1週間単位で20週まで好きなだけ受講できる 。これの面白いのは 20hours/weekとか、30hours/weekとかあるが、午前は 4hours勉強して午後はNY観光にいきなさいよという。逆に午前観光して、午後4hours勉強しましょうと謳ってある。もちろん外国からやってくる人のために住む場所も提供してくれる。ホテルは高いので安いホテルや、寮、そしてホームステイ。予算とライフスタイルに合わせてアレンジしてくれる。しかもオプションの airport pick upは空港まで迎えにきてくれるシステム。土日には operaや museum, baseball観戦などのツアーも企画してくれるという。これじゃあまるで観光がメインでオマケで英会話しましょうっていうようなノリだ。それでいて20hours/weekのintensive programを4weeksで授業料は $1000前後だからリーズナブル。英会話すらエンターテインメントに仕立ててしまう姿勢には感心させられずにはいられない。

世界のニューヨーク

さらに面白いのは英会話スクールのそのほかの講座だ。Dance and Englishはその名のとおり、ダンススクールと英語が合体したものだ。Make-Upや Nail Artも講座にある。さすが文化の中心ニューヨーク。思わず Make-Upは習おうかと思ってしまった。とはいえ、一体何の役に立つんだ??

そんな英会話スクールのWEBを見ていて共通なのが、ニューヨークという街の位置付けである。New Yorkは USAの New Yorkではなく、All over the worldの New Yorkなのである。言語、文化、人種のるつぼ、世界No.1の誇りと自負がひしひしと伝わってくる。たかが、といっては失礼だが、一介の英会話スクールごときでこの自信と自負なのだから、USA国家の自信と自負は並々ならぬものに違いない。

一体日本国家に「世界の・・・」という自信と自負があるのだろうか? 少なくとも現在の永田町にはその意識はない。これは国民としてとても悲しいことだ。

日本にあるのは世界一のオタク都市、「アキハバラ」だけだ。ガンバレ秋葉原、負けるな秋葉原。日本の将来はアキハバラにかかっている。


6月15日(木)晴


ついに

NYUからのメールが課長からフォワードされてきた。内容は「$18,000+some video equipmentでいいよ」という内容。ふへー、恐るべし課長マジック。$50,000がどうして $18,000になっちゃうかなあ?? でもよーくよむと donationはそもそもUniversityに損害を与えないためのものだから、もし足りなかったら surcharge(追徴金?)を払ってねとも書いてある。まあ、その辺は後で考えよう。とにかく今はちゃっちゃと手続きを進めて渡米に向けてれっつごー。


6月12日(月)雨


ガンバレジムカーナ

雨である。梅雨である。雨の中のジムカーナはかなりさみしーものがある。昨日はFISCO Nコースでのジムカーナ。やはり雨。路面はウェット。そしてヨコハマアドバンタイヤ。まるでグリップしないのはすでに周知のこと。そんな悪条件の中、かなりやる気はそがれて来た。そう、過去形なのだ。昨日は結構自分なりに気合とリラックスして臨んでみた。タイヤが違う中でははっきりいって比較にならない。そんなところでムリしすぎてスピンして自滅というのが今までのパターン。今回は自分との戦い、悪条件の中でいかに無いタイヤのグリップを引き出して走るか、それに集中してやってみた。

結果としてはトップと4秒という大差をつけられての20位。しかし前回の最下位30位から比べれば善戦したといえよう。しかもまだまだタイムアップする余地がある。マフラーしかり、タイヤしかり。まってろもてぎ北ショート!!次回はポイントゲットだっ!

ガンバレシビック

イニシャルDである。EK9の二ノ宮大輝絶対絶命のピンチ。1本目にムリしたせいでタイヤとブレーキが終わってしまったEK9のコーナリングが鈍る。まだ余裕のある拓海の86が(多分)次回襲いかかる!卑怯だぞ、高橋涼介。1本目わざと遅く走らせ、しかも後ろを見ないで完全ブロックさせて走るとは!それは隼人ピーターソンばりの悪質走法。ま、それも作戦のうちだし、それに気づかない大輝もまだまだ若いってことだねえ。

ガンバレプログラミング

じゃんじゃかプログラミングをしていて、かなりいい勢いで進んでいる。もうほとんどの機能は実装が済んだか、テストインプリが済んだ状態。あとは一人code reviewをして、classを組替えて、リファインすればバグもとれるし、もう出来上がったも同然。意外といけるもんだ。


6月7日(水)晴


太陽を盗んだ男

予告どおり、20年前に公開された原爆自主制作テロ映画について紹介しよう。あらすじは・・・

高校の理科教師(沢田研二のようだ)は修学旅行で右翼の天皇信奉者にバスジャックされる。このバスジャック犯は刑事の活躍で射殺された。

そして高校教師は突然原爆をつくりはじめる。原爆の材料で手に入らないものはひとつ、プルトニウム。これは原発の貯蔵庫に侵入し、盗み出す。プルトニウムを家のキッチンで精製するが、その際に被爆する。完成した原爆は2つ。ひとつは国会議事堂のトイレにおき、警察に通報する。そう、これは中にプルトニウムのかわりに梅干が入ったダミー。あくまでデモンストレーションだ。そして原爆をたてに脅迫電話をする。そして刑事にはバスジャック事件のときに活躍した刑事(菅原文太らしい)を指名した。

一つ目の要求「プロ野球中継の延長」。そして2つめの要求は思いつかない。そんな中、犯罪をテーマにしたラジオ放送の公開録音時に電話をかけ、要求は何がいいかをたずねた。そして決まったのが「ローリングストーンズ武道館公演、しかも3週間以内」。この要求も飲まれ、万事が思いのままだ。しかしラジオのパーソナリティの女性に正体を見抜かれてしまう。しかしこの女性は恋に落ちていた。

そして3番目の要求。「現金5億円」これを渋谷にもってこいという。しかし警察もバカではない。電電公社の協力を得て、いままで逆探知に90秒かかっていたのを他の電話回線を一時遮断するという荒業で50秒に短縮する。現金の受け渡しのために渋谷東急屋上の電話ボックスから電話をかけていた高校教師は逆探知され、デパートは警察に完全に封鎖される。しかし30分後に爆発するようにセットされた原爆をたてに現金5億円を屋上からばらまかせ、封鎖をとかせ、そして逃げることに成功する。そして原爆の場所を警察に教え、警察の手中に落ちる。

そんな中被爆した体からは脱毛、はぐきからの出血と間違いなく蝕まれていた。そこへラジオのパーソナリティの女性が現れる。すでに彼女は高校教師の本性を見抜いていた。そして彼に協力をする。

高校教師は原発のありかをパーソナリティから教えてもらい、強襲して原発の奪回に成功する。そしてカーチェイス。カーチェイスの中、パーソナリティは実況中継だといい、ラジオ局のヘリコプターからの撮影と録音を行う。埋立地に逃げ込み、しつこい刑事をまいたはずだったが、刑事はヘリにしがみついていてそこから発砲、クルマはがけ下へ転落してしまう。そしてパーソナリティの女性は死亡、高校教師はなんとか逃げることができた。

そして数週間後。ローリングストーンズ武道館公演の日。高校教師は刑事に声をかける。もちろん拳銃をつきつけて。そして二人で屋上で問答がはじまる。高校教師はいう「この街はすでに死んでいる。死んでいるものを殺して、なんの罪になる」。刑事はいう「俺は30年間この街を守ってきた。そしてこれからもそうだ」。刑事は拳銃の弾を10発以上うけながら、高校教師を羽交い締めにし、屋上から飛び降りる。

しかし高校教師だけは途中の電線にひっかかり、木に激突しながらも無事だった。刑事はさすがに息の根が絶えたが、まだ手が動いてた。

そして高校教師はタイマーをセットした原発を持ち、街を歩く。プルトニウムをプールに撒き、そして時間がきた。爆発音・・・

原作は外国人らしい

とまあ、結構なあらすじで、予想を裏切るなかなかエキサイティングな展開。ひとつひとつが裏付けのある、丁寧に作りこまれているわりには荒削りなアジアンテイストを醸していてそのギャップが味わい深い。アクションシーンは西部警察ばりの派手さだ。

この映画の面白さは20年前に作られたもののわりには、古さを感じないところだろう。バスジャック犯。こないだの事件と共通する。映画の中では刑事が羽交い締めにして射殺というストーリーだった。今17歳のバスジャック犯は精神鑑定でもめているが、やはり犠牲者を出すまえに射殺だな。いくら罪を償わせようと、犠牲者は帰ってこない。このへんはコスト感覚で割り切って欲しい。罪深いやつ1人の命と、罪の無い数人の命、どちらが大切なんだ。

そして原爆。このときは原爆だが、別に毒ガスでも同じこと。広範囲に無差別殺人ができるものであれば同じだ。これはオウムサリン事件と共通する。ただオウムの場合は要求がなかった。要求はただひとつ、自分たち以外の大量殺戮だ。この映画では要求は出すものの、どれもくだらない要求だ。プロ野球中継の延長、ローリングストーンズの武道館公演。最後は現金となるが、これもお金が本当に欲しくてやったわけではない。要求するものを思いつかなくなっただけだ。警察とのつながりを、というよりも刑事とのつながりを求めた高校教師の僅かなコミュニケーション手段に過ぎない。

端的に表している言葉が「この街はすでに死んでいる」ということだ。死んでいるのは街ではなく、本人自身だったということに気づいてない。東京の街、というよりも社会との正常なかかわり方をもてなかった高校教師の独りよがりな解釈を表している。このミスコミュニケーションは現代にも共通する。いや、今のほうがさらに加速しているといってもいいだろう。最近の事件のほとんどがこの社会との関わり方に由来するものばかりだ。

ということで、ずいぶんとふるい映画なのに、実に新鮮に感じた。

とかなんとかいっているうちにビック・リボウスキーと、メッセンジャーも見たんだった。自分のどこにそんな時間があるんだろ??


6月 6日(火)晴


ドック

小学生のときに川崎市川崎区に住んでいた。公害で有名な町だ。夏は毎日光化学スモッグ注意報。プールに入っていても入れなくなるのだが、そんななか甲羅干しをしていたが、これってよかったのかな。アサガオの葉はいつでも黄色く、穴があいている。そんなカワサキ。そんなところに住んでいたので、一時期鼻がおかしくなり耳鼻科に通うことになった。臨港病院という名前だったと思う。そこの入り口の看板に、内科、外科、耳鼻科、皮膚科などと同じようにこうかいてあった。

「人間ドック」

小学生ののまは思った。「ドック」って犬のことじゃん。人間犬って一体なんだろう・・・

しばらくしてなぜか戦闘機(ゼロ戦とか)や、戦艦(大和とか)に興味を持ち出し太平洋戦争の本とかを読み出したのだ。多分ブームだったんだろうな。そしてのまに知恵がついた。ドックとは戦艦大和とかを建造する場所らしい。つまり港のことだな。人間ドックは人間港。なんだそりゃ。臨港病院だからな、港に関係あってもいいだろう。少し知恵のついたのまはそう納得した。

・・・だいたい紛らわしいんだよなあ。なぜ外科に内科と日本語できているのに、人間ドックだけ英語なんだ。だったら外科はサージェリーでいいじゃん。小学生にもわかるようにかけってんだ。ようやくオトナになって人間ドックの意味がわかったのまはそう思った。

ということで、昨日、人間ドックにはじめて行って来た。渡米にあたって、会社の規定では人間ドックでの検診を受けて健康を確認していくということになっているからだ。人間ドックといえば、バリウム。あのまずいつらいと噂のバリウムを飲まなきゃいけないってのがまず憂鬱だよな。

さて人間ドックの前日夜9時までに食事を終えなきゃいけないってのに、のまってやつは夕食を食い損ねてしまった。どうしても空腹で仕方ないので11時前にカップラーメンを軽く食べる。一応断っておくけどカップラーメンは普段は食べないからね。そして「十分に睡眠をとってください」ということなので、寝る・・・毎日2時過ぎに寝ているのに寝れるわけないだろ。F1モナコグランプリをみて、3時ごろに就寝。

人間ドックは朝早い。霞ヶ関に8:30集合。ってことなので6:50には起床。ってことは5時間も寝れてない。うー、睡眠不足だ。そして検便のためにトイレへ・・・考えてみるとほとんど食べてないので出るものが出ない。うーまずいぞお。30分頑張ってなんとかした。

そして駅。普段の通勤路線とは違い、新玉川線を渋谷方面へと行かなければならない。時間は7:50am。ラッシュアワーの真っ最中、人人人。人だらけ。電車はひっきりなしにきて、人が怒涛のように乗り降りしてる。平気で人ががんがんぶつかり、挨拶もなく過ぎ去って行く。無礼者め。そんなこんなで2本も電車を見送り、3本目でようやく乗った。

虎ノ門駅につく。天気がよく、暑い陽気だ。周りを見渡すとスーツスーツスーツ。誰もがスーツを着ている。そしてきれいなOLがうろうろ。まさにここはジャパニーズサラリーマンのパラダイス、霞ヶ関。どこをどうみてもGパンのやつなんていやしねえ。場違いな雰囲気だぜ。

人間ドックの受け付けにたどりつき、受け付けを済ますと早速お着替えがまっている。パンツ一丁にガウンとスリッパという軽装にチェンジするのだ。ガウンというと聞こえはいいが、ようはサウナかラブホテルのガウンだな。ぺらっぺらの布一枚、そんな出で立ちでうろうろするのってはっきりいって恥ずかしい。いすに座れば足ははだけるし、いやーんって感じになる。そんなカッコで get ready。

眼科

まずは眼科で視力チェック。両目とも1.5をマーク。あああ、やっぱり遠視傾向だな。そして説明をうける。「眼底チェックをするので目薬をさします。さすと老眼のような感じになって、手前のものが見えなくなります。4−5時間はそういうことになりますけど、いいですか」。いやとはいえないだろー。それに老眼になったことないからどんな感じかなんてわかんねーよ。

そして目薬が効く合間に身長体重測定。検尿、聴力検査を済ます。胸のレントゲンもとる。

超音波

内臓を超音波でスキャンするというものがある。これはよく妊娠しておなかにいる赤ちゃんをスキャンしているので見たことがあるが、やるのははじめてだ。腹にゼリーをぬって、センサーを押し付ける。「はい、息をすってー、とめて」。なんでもいいけどすんげーくすぐったい。最初は腹だったからいいものの、わき腹はかなり敏感な自分としては笑いをこらえるのに必死。そんな姿に気づいたのか「くすぐったいわよねー」っていわれたもんだからさらにおかしくなってきた。スキャンした映像をみようにも笑うのをこらえるので必死。あーおかしい。

そうそう、採血もやったんだ。採血は4本もとられたうえ、針がどっかへんなところに入ったらしくふと気づいたら腕がはれていた。今も痛いぞ。そして肩に胃の動きを抑える注射も打たれる。これもかなり痛い。

本日のめーんえべんと

今日は胃のレントゲンはないかとたかをくくっていたら、やっぱりあった。本日二度目のレントゲン室。入るなり炭酸の顆粒を口にいれ、白い液体で飲めといわれる。う、これが噂のバリウムか。紙コップをもつと250ccくらいなのに、ずっしりと500ccくらいの重さを感じる。なんじゃこりゃあ。そして「一気にのんで」といわれる。苦いと思っていたのだが、苦くはなかった。しかしうまくはないというか、飲むもんじゃないって感じ。一気にのむと機材の上のもたれかかる。この機材が電動で横に倒れる仕組みだ。

係員の指示にしたがい、右に向き、左に向いたりする。そして「はい右むいて、そのままうつぶせ。そしてまた上むいて」

「右むいて、うつぶせになって今度はそのまま右にまわって一回転して仰向け」

「今度は左むいて、うつぶせになってまた一回転して仰向け」

どうやらバリウムを胃壁にくっつかせるためにやっているようだが、なーんだかすんごく原始的。せっかく電動で倒れる装置があるってのに。だいたい間抜けだよな。ぺらぺらのガウン着て装置の上で一回転する姿って。

そのうちに装置は横どころか、頭がしたになるくらい傾いた状態に。う、おおちるぅぅぅ。

そんなこんなで約5分くらいの体感アトラクションは無事に終わった。

眼底チェック

そうそう、目薬がきいてきた。するとほんとに手前がまるで見えない。腕時計が何時なのかまったく読めない。老眼ってこういう感じなのかあ。ってことは遠くはよくみえて、サンコンさんみたいに視力5.0とかなっているかな? とちょっと期待して窓の外をみるとやっぱりボケている。ようは固定焦点になっていて、3mから10mくらいの距離の範囲しかよく見えないのだ。新聞をよもうにも、見出ししかみえないし、まったく不便だ。そんな状態でまっくらな部屋でライトを目にあてて眼底のチェック。ライトをあてられても全然まぶしく感じない。瞳孔は全開になっているので、奥まで見えるんだろう。なるほどねえ。

そして肺活量を測って終了。結局80分くらいですんなり終わった。まだ10:20amだ。いつも会社にいく時間くらいだ。仕方ないので会社にいくことに。

ドラキュラか徹夜明けの漫画家かプログラマー

外はいい天気。瞳孔は全開。当然 ま、まぶしーーーーーーーーーーーーーーー

不健康

人間ドックのおかげで、絶食だわ、早起きをして、睡眠不足、生活、食事のリズムは狂う、胃に入ったバリウムを出すために下剤は飲む、採血で腕は腫れる、瞳孔は開いてまぶしい、手前は見えない、もう健康最悪。仕事にゃならんし、気分悪い。なんだかな一日だった。さて、検診結果はいかに。


6月 4日(日)晴


ふと気づくと解散総選挙

内閣不信任決議じゃなく、衆議院解散総選挙。まったく人のお金を使っての茶番劇にはほとほとあきれるよなあ。

あきれるといえば、時の総理とそれを擁立する自民党はもう最悪。失言を認めない、認めても訂正しない。その居直り強盗ぶりには失望を通り越して、もうどうでもいいやって気にさせる。なんでこんなしょーもないヤツラが日本国家を牛耳っているの??

数のマジーック

よく「小選挙区」とか、「比例代表区」とか、定数の問題とかさらにいえば投票率の問題とかあるがようはだね、一番数の多い政党が勝つ様な仕組みになっているのだ。恐るべし。選挙に有利不利があるのかといえば、ある。それが「死票」の問題。定員が1名の小選挙区においては、何人候補者がいても一番票を集めた人一人しか受からない。つまり、当選した人以外の人の票は政治にはまったく反映されない。つまり死んでいるということで、死票。特に接戦であればあるほど死票は多くなる。たとえば4人立候補すれば、25%以上の票を集めれば当選するってこと。となると、当選しなかったのこりの75%の民意は反映されないということ。これが小選挙区制のマジック。

さて、この問題を解決するのが比例代表区。それは投票された票により、各政党が何人受かるかということが決まる。たとえば比例代表区が100名の定員だとして、4つの政党が立候補したとする。すると25%の票をあつめれば 25名が当選するということになる。つまり死票がかぎりなく(小数点以下)なくなるということだ。ただし、これの問題は政党に投票する形なので、この人は好きだけど自民は嫌い、とか、この当選する優先順位「名簿」とよばれるが、この名簿の順番によってしまうので目当ての人に直接投票できないシステムでもある。

※このへんの数のマジックと、解決する方法についてはこちらのインターネット選挙もどうぞ。

民意の反映

民主主義とは、民意を政治に反映するのを主義としている。一方、立憲君主制は君主一人が政治を行う制度である。民主主義では民意を反映するのに選挙で代表者を選出することで行う。なーんてこたあ、もうギリシャやらローマの時代から行われていることである。

日本の大問題なのは、戦後立憲君主制から民主主義に変わったと見せかけておいて、実は今なお君主制のときとまったくかわらない状況というか、変え様のない状況にあるということに、民衆が気づいていないことだろう。自民党の一党独裁が長く続き、現在は連立与党とかいっているようだが、結局はやりやすいかやりにくくなったかの違いだけで、結局は自民党が独裁していることには変わりがない。そしてこの選挙システム、そしてこの事実に気づいていない民衆においては揺らぎようがないのだ。例え今回の失言首相の猛打賞ものの失言の数々で支持率が急降下したとしても、依然自民党が第一党にあることに変わりなく、連立与党は組まれるだけの話だ。ドラマにならない、つまらない茶番劇だ。残念ながら今の野党がいくら何をいっても変わりようがない。

どうやって変えるの?

革命だっ!! というのは一番現実味のない選択だ。まあ軍事クーデターってのは圧倒的な兵力があってこそ成り立つものであるが、この日本において一番の軍事力を持っているのは在日アメリカ軍であり、自衛隊でも機動隊でも警察でもない。となるとアメリカ軍が「Oh! No! ヤッパリイエローモンキーには politicsムリアルネイ。ワレワレがセンリョウすることがイチバンニホンのタメネ」というのが実はイチバン現実味があるのかも知れない。

これは日本にとっても悪い話ではない。51番目の州となれば、ハワイにいくのも国内線。もちろん関税もないし、アルコールだって持ち込み放題。非関税障壁といわれるのも当然すべて撤廃。ガソリンは半額になり、住宅だって半額だ。安い牛肉に安い穀物。アメリカ万歳。そしてなにより公用語は英語となり、今までイチバンの障壁だった言語の壁撤廃。これで英語コンプレックスも解消だ。

というのが、自分らの同期の意見だったんだけど、どんなもんでしょ。

打倒カミの国

いつぞや、日本の誇るキワモノ心理学者、岸田 秀がどうして政治家が昇進すると失言をするのか、それについて言及していたことがあった。基本的には抑圧された精神が昇進し、脚光を浴びることで一気に昇華してしまうらしい。なので言わなくていいことまでいってしまう。そーんなprime ministerを持つことは日本国家の一日本国民として、本当に恥ずかしいことだ。はやく打倒したいぜ。

結局こんな国のこんな政治システムの中で打倒するにはやっぱり圧倒的な投票が必要なんだろうね。みんなで選挙にゴー!

次回予告

最近プログラミングしかしてないわりにはネタあるな・・・

さーって次回は、「はじめての人間ドック」そして「太陽を盗んだ男」。この太陽を盗んだ男は20年前の映画なんだけど、バスジャック事件あり、テロあり、原爆あり、テーマは現代に共通するものがある。イケテルよね。もちろんカーチェイスや爆発もハデハデ、アジアの勢いを感じる。ではバイナラ


6月 1日(木)曇のち雨


人のことはいえん

ここ最近ずぅっとプログラマーみたいにプログラムばっかり書いていた。自信過剰になったり、自信喪失してみたりと浮き沈みが激しい今日このごろ。前は大上段構えて「オブジェクト指向プログラミングだっ!」とか意気込んでみたいけど、ふと気づくと「うーん、この変数は面倒だからpublic」とかいって、どんどんとポリシーのないとってもなあなあなプログラミングになってきている。恐ろしいのは性格なり。やはりO型の気性、荒いわ、粗いわ、すべてに渡って細やかにいけない現実主義者っぽいところがよく出ている。はあ、だからプログラマーは向かないと思うんだよねえ。しかしこの大雑把なおかげで見た目はグイグイと進んでいるわけだし、一長一短。とりあえず、通信、Direct3D、ウィンドウがすべて合体した。だいたい動いた。でもなんかがおかしい(^^) やばい雰囲気。バグありで未完の大作としてこのまま「お蔵入り」してしまうのだけは避けたいところだ。

未完の大作といえば

ボンバーマンもどきの「キョロちゃんボンバー(仮称)」だよな。迷路自動生成、チョコボール爆弾爆発、連鎖爆発、あたり判定、4人同時対戦までできていてどうして完成しないんだか。そういえばこれはC++で書いたような覚えが。そうそう、コンパイルに時間がかかりすぎて待ちきれなかったんだ(^^;


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