4月 25日(火)晴
exciting!
「中速のピックアップがよくなっている?」 マフラーについて聞かれた。はて? ピックアップかあ、あまり考えたことなかった。結局サイドターンの脱出速度をあげるために、1速でVTECはずしたときのトルクが問題らしい。ということはよくやっている、1速全開、2速全開加速の性能じゃなくって、1速全開のあと、ハーフスロットル、6000回転以下に落として、その後アクセルオンしたときのトルクが問題。
ということで、ふらふらと夜のストリートへGO。第三京浜、横浜新道を走る。トンネルの中でシフトダウン、3速全開。
パァーーーーーーーーシュパーーーーーーーーーーーーーーーーーァッ!!
しゅぱ?なんだか凄い音が聞こえてくる。いったいだれのクルマだろ・・・
4月 23日(日)晴
ノマ家のひとびと
月曜日。親が来る日だ。親には、「羽田」に着いたら電話をくれるようにいってあった。朝起きると、羽田に飛行機が着くころの時間。多い町でインターセプトするか、それとも品川で待つか、考えたが連絡がない。どこかによることも考えられるが、連絡がないのはへんだ。もしかしたら携帯の電話番号を間違えたのかもしれない。会社の電話に入っているかも知れないので、仕方ない、とりあえず会社へいこう。
会社に着いても連絡がない。アサヒコムを見てみる。別に飛行機が落ちたというニュースはない。11:30、お昼の時間だ。めしめし。めしはくわねばね。ということで珍しく携帯を携え、お昼ご飯へいく。そしていただきます。と食べているときに鳴った。
親父:「おい、おれだけど、今4号館の前にいる」
羽田でもなければ、五反田でもない。会社の前だよ、おい。
木曜日。弟が夕方に来る日だ。水曜日にちょっとあって、木曜日の予定が不明になったので留守電に、連絡よこせといれたのだが全然連絡がない。木曜日の16:00になり、再び電話をしてみる。
私:「兄だけど、今どこ?」
弟:「うーん、ラーメン屋。渋谷の」
渋谷? 熊本に渋谷ってあったっけというボケはおいといて、木曜日にも他の会社の面接があり、それをすでに受けてゆっくりしているという。夕方に用事があったのでそれを済ませ、渋谷に向かう。時間は 19:00。
私「渋谷についたけど、今どこ?」
弟:「わからん。道に迷った」
私:「近くに何が見える?」
弟:「<なんとか>が見える」
私:「・・・それは知らん」 あんまりメジャーじゃない建物を言っているらしい
私:「とりあえず、駅にこい。センター街ってわかる?」
弟:「わからん」・・・ってな調子でまったくかみ合わない会話をし、その後Q-FRONT前で待ち合わせ、落ち合うことができた。家に帰り、いつものようにメールを開けると弟からメールが入っていた。朝7時にメール送られてもなあ、パーソナルアドレスのメールは朝読まないって。
NYのひとびと
NYの留学予定先の研究室の教授からメールが火曜日にきた。
I would like for you to meet up with Mr.XX and YY....They are in Tokyo now.
内容は研究室のほかの教授と研究生が今東京にいるからあってみてとのこと。今かよおい。
しかも連絡先はホテルとNTT ICCの電話番号のみ。電話番号ってことは、会話しなきゃいけないじゃん。うー、ただでさえhearingが好きじゃないのに、顔がみえない電話は非常につらい。そうこう考えるとめちゃくちゃ緊張しはじめてしまった。なんといっても他の教授だけに電話して「君だれ?」とかいわれたときのことを考えると不安で仕方ない。まるで好きな女の子に告白しようと電話をするような心境だ。「あんたなんか知らない」とかいわれちゃったらどうしよう??
意を決して電話するとつかまらない。ちょっとほっとする。
水曜日、意を決してもう一度電話をし、電話をくれるように言付けた。そして電話が鳴る・・・
内容はこうだ。「君は会いにくるんだろ? おれはできれば今日がいい。君はいつがいい?」こういわれたら、今日だよな。そして18:00に会うことになった。
行ってみると、教授と研究生がいて話しが始まった。
教授「ところで君はどうして留学するんだい?」
教授「君はどんな研究をしたいんだい?」
研究生「うちのとこは strangeよ」
研究生「目標と実際にできることは違うわ。生徒が作るものはプロトタイプでuglyなものばっかり」
研究生「考えたことを実現するには時間がかかる。その間にMIT(Media Lab.)が作り上げちゃうのよ」ってなわけで1時間半、結局面接状態、つたない英語もどきを使い、必死になって説明をする。もう緊張を通り越して、無我の境地。なんとかニュアンスは聞き取れていたのといいたいことを汲み取ってもらえた(と思う)のがせめてもの救い。
でもアレだな、向こうの人は英語ができないことを責めたりしないんだな、と思った。英語の授業のときは発音がわるいとか、文法が間違っているとかかなり責められたのに。もちろん英語できないと、あまりしゃべってくれなくなっちゃうんだろうけどね。少し気が楽になったよ。
excitingなモノ
チタンのマフラーを装着してもらった。ワンオフ(手作り)のテスト品だ。まず軽量。そしてトルクアップを目指して凝って凝って、凝りまくった作り。実は前前から装着することが決まっていて、興味は持っていたのだが、さほどでもなかった。いざ装着し、走行開始。
パッパァーーーーーーーーーーーーーーッ
違うっ! 何かが違うっ!無限のマフラーもいい音がしていた。しかし強化エンジンマウントによるボディの振動騒音でその無限サウンドはかき消されてしまっていた。それがどうだ、少し開けた窓から入ってくる甲高い音。これは1600ccの自動車の排気音ではない。この音は、そうまさにレーシングカーの音質だ。これがチタンのなしえる高周波サウンド、くぉーーーー超やる気にさせてくれる。思わずニヘラニヘラ笑っている自分に気づく。これだよこれ、求めていたものは・・・・って、なんかどっかで読んだことあるな。そうだ、湾岸MIDNIGHTだ。まるでバラックバードの島のような気分。でもねー、このマフラートルクアップしただけでなくどうもパワーもありそうだ。いいとこばっかじゃん。悪いところはアイドリングでも排気音がうるさいことかな。
excitingなモノ パートツー
土曜日に弟と一緒に秋葉原へいった。いつものように秋月電子へいき、色々と物色。すると、加速度計なるものがある。なんと2軸、x, y方向の加速度が計れるという。しかもWindowsソフトつき、シリアル接続だ。即効で買った。家に帰りすぐに作る。そして接続。なるほど、Gがとれるぞ。Gがとれるということは、、、、当然クルマの加速チェーーーーーック!!
家の周りを徘徊し、1速2速全開できるポイントで加速。最大 0.4Gを記録。チタンマフラーに替えると最大Gはほぼいっしょなものの、レブリミット、シフトアップポイントまでが短くなったようだ。これはもちろん左右の加速もとれるので、コーナリングGも計れる。ふー、データロガーつくりてー。
excitingなモノ パートサン
土曜日に秋葉原の後、有楽町で喜多方ラーメンを食べ、お台場へGO。そう、アタラシモノ好きとしては当然チェックしなければならないアタラシモノ、それは「Mediage」。ソニーがベルリン、ニューヨークにオープンしたシネマコンプレックス(略称シネコン)の東京版だ。
13の映画館を軸に、ビル内には特色のあるレストラン、アトラクションが混在している。テーマパークは普通、入場口があり、中にアトラクションやレストランを配置している。つまりテーマパークは塀の中の世界であり、現世と隔絶された架空の世界である。しかしここは、外界と隔てるものは何もない、現世をエンタテインメントへと延長していく感がある。その構成方法はショールームにも似ていて興味深い。
しかーし、現世との連続性がない。ビルを歩いていてイエローサブマリンのテーマパークがあったり、ライドがあったり、オーディションのアトラクションがあったりするのはどうも突然すぎる。なんだろう、オープニングも、前書きもなく突然本編がはじまってしまうような気分だ。それとアトラクション同士、レストラン等の関連性もない。なんだかデパートの一番上にあるレストラン街がちょっとオシャレになったようなイメージ。テーマパークのようであり、そうでない。
シネコン自身はプレミアムシート(2人で6000円)とか用意されていて、専用ラウンジでくつろげたりするからステータス性も高く、オトナのデートには最適だ。オトナのデートとアトラクションの内容、レストランの構成、テーマの連続性があればより魅力が増すのになあ、と少し残念。
塾生、ちゅーもーーーーく
慶応の学生はこの一言で注目するらしい。それはともかく、今ひそかに注目しているパラパラ、今日はSMAPxSMAPで久々にバッキー木村がパラパラをやるらしい。しかもミッキーも競演、ダンスマニアのミッキーパラパラをやるんだろうね。これでまたパラパラブームが加速するかな?
4月 16日(日)曇
ひきこもり?
2000年になってからあまりにも土日に車で出かけていたためか、ここ最近の週末はほとんど外に出てない。昨日など一歩も家から出ることがなかった。これってもしかしてヒキコモリのはじまり? うー、社会に溶け込まなくっちゃ。
昨日はなにやってたかというと、ホームページの制作。勢いで ek9civic.com のドメインをとってみたので、このサイトを立ち上げようとコンテンツを作っていたのでした。ふー、一応できたので、見てみてね。 まだ仮ドメインで公開中 http://ek9civic.netfirms.com/
改造の定義とは?
車の保険の更改時期になったので、いま話題のリスク細分化保険に入ろうと思い、ソニー損保の websiteにアクセスしてみた。条件をいれてみると今まで入っていた保険より安い。これはいいだろうと思ったのだが、最初の条件に「車を改造していないこと」とある。改造っていってもなにやら定義が曖昧だぞ、おれの車は改造している部類に入るんだろうか、多分はいるとしてもじゃあどこまでが改造じゃないんだ、という好奇心から、問い合わせのメールを送ってみた。
すると「車両の一部を改造しているのであれば、改造費用を車両保険金額に反映するために改造内容(価格、時期)を知らせてください」とのことだったので、正直に改造個所をあげつらねてみた。すると、改造金額 220万円、車両が170万円なのでまあ、車両の2倍以上になっているわけだ。さて、その返事はというと
「車両保険金額(上限あり)と車両の価格が大幅に異なる場合、全額補償できないために受け付けられない」
とのこと。どうやらこの場合は一部保険ということで、適用できないという説明だった。しかし疑問が残る。改造金額すべてが車両価値、価格となるのだろうか?
実際車検上は改造車検ではなく通常の車検の車両。そしてノーマルのパーツを同等品(といっても競技用)のパーツに変更しているだけで、機能が上がっているわけではない。たとえばタイヤやクラッチなどの消耗品は交換した場合、それも改造にあたるのか。疑問点は多い。
ということでどうにも納得がいかなかったので最終手段、電話してみた。最初はヘルプデスク、そして最後は契約部課長。
曖昧
結論としては定義は決まってなく、曖昧だということ。個々の車両の状態を見て判断するそうだ。自分の場合は最初に調子にのってありとあらゆる改造をひけらかしてしまったので、もう普通の車じゃねーだろ、あぶなっかしーし、企業を立ち上げたばっかりだからトラブルは避けたいという腰がひけたところもあるのだろう、結局は断られてしまった。うー、大失敗。別に改造分の車両保険をかけたいわけではなく、通常の車両価格で車両保険に入りたかっただけなのに。
ちなみに、ラリーやレースを行う場合は保険会社に連絡することが約款に載っており、連絡する義務があるとのこと。ジムカーナはレースにあたるんだろうか?? ラリー保険というのが別にあり、これに入っているとラリー競技中の事故も補償してもらえる。ただし保険料は2倍程度らしい。
一家大集合
今週は両親が上京してくる。目的が不明で、なんでも「チケットが安く手に入った」からという。そりゃ手段の話だろう。相変わらず要領を得ない。さてさらにさっき弟から連絡があり、「木曜日に就職活動で上京する」とのこと。おいおい、もしや両親の上京の話知らないだろう、、、やっぱり知らない。しかしよーく考えてみた。これって、もしや東京に一家勢ぞろいってこと? いったい何年ぶりに一家5人揃うんだろう、この機会を逃すといつ勢ぞろいできるかわからない。がんばって勢ぞろいしてみよう。
4月 7日(金)晴
1/60スケール パーフェクトグレード MS-06F ザクII
買ってから1年たってようやく時間ができたので、12,000円もするプラモデルを作りはじめた。午後から作り始めてはや12時間・・・まだ完成しなーい、どーいうこっちゃぁ? そして次の日。朝からはじめて2時間、ようやく完成。はぁ、大変だった。
量産型ザクの存在意義
ザクは機動戦士ガンダムという物語の中での登場とデザイン性に関して大きな意義をもつのと同時に、アニメーションの歴史の中のロボットデザインの中で非常に大きな意義をもつ。
ご存知のように、ザクとはジオン軍初の量産型モビルスーツとして登場、ミノフスキー粒子によるレーダーの無効化、近接戦闘における白兵戦兵器というコンセプトにより圧倒的威力を誇った。その後連邦軍のプロトタイプモビルスーツ、ガンダムの圧倒的な威力の前にザクは赤子の手をひねるが如くばったばったとなぎ倒され、グフ・ドム・ゲルググ等の新型モビルスーツに主力の座を譲ることになる。しかし1年戦争(初代ガンダムのストーリー)においては終戦に至るまでもっとも多様された機体ということになっている。
このモビルスーツというコンセプトは従来のロボットアニメーションの概念を大きく打ち破る概念である。というのはロボットアニメにおいてはヒーローロボットが一機種、そして敵のロボット、通称ヤラレメカが毎週違うデザインにより登場するというのが一般的であった。これはウルトラマン、仮面ライダー、戦隊シリーズにも共通することで、毎回悪役の怪人が異なるコンセプト、異なる特長、攻撃方法をとる。もちろん悪役の中でも例えばハカイダーのように一つのキャラクターとしての存在感を持つ敵も存在する。しかしこれはキャラクターであり、ガンダムでいえばシャアのような存在で使い捨てのメカではない。
これに対してザクはガンダム第一話で3機同時に登場、そもそもヤラレメカが複数存在するというのが新鮮ではあったが、3機のうち2機がガンダムに破壊されるというヤラレメカの王道をいった。そして第2話以降にも登場、その後毎回出てくるのはザク・ザク・ザク、そして「通常の3倍のスピード」の赤い彗星ことシャアザク。色はかわれどデザイン一緒、しかし性能は全然違う。ヤラレメカのはずなのに、やられない。このようにザクというロボットはロボットアニメーションのコンセプト自身を大きく変えた。
デザインとしてモビルスーツを考えてみよう。ガンダムの元のデザインはガンキャノンであり、その元となったのはロバートAハインライン原作の「宇宙の戦士」でありこの挿絵をスタジオぬえの宮武一貴が画いていた。ある意味、ガンダムはパワードスーツというコンセプトから機動戦士というコンセプトに至ったため、デザインもそれを踏襲する形で大河原邦男により進化していった。
一方ザクは大河原邦男のオリジナルといえるだろう。曲線を基調とし、モノアイ、左右非対称という見た目にもはっきりとわかるオリジナリティ。そしてザクマシンガンという武器を持っているということ。ガンダムシリーズでは従来兵装を内蔵していたロボットと違い、兵器を手で持つというのをコンセプトの一つとしている。ガンダム第一話ではガンダムは豆鉄砲のようなバルカン砲しか装備してなく、ある意味丸腰も同然。それに対して見た目に威力がありそーで、実際には全然なかったヨワヨワザクマシンガンでガンダムに立ち向かう様はとても印象深い。結局ガンダムはビームサーベルという見た目にも新しい(でもスターウォーズのライトセーバーのパクリ)兵器で格の違いを見せつけた。
結局、ザクは兵器であり、それ自身はキャラクタ性をまったくもってないイレモノの存在になることに成功したのだ。量産型ザクは MS-06S シャアザクや MS-05 通称 旧ザクとの関係を拡張することにより多種多様な解釈とオリジナリティを発揮してよいことを周知のこととしたのはガンダムプラモの歴史を見れば明らかである。そして現在ガンダムプラモがさらに進化し、プラモデルとして究極の進化を遂げ、何度も同じガンダムやザクが最新の技術によりモデル化されているのはもちろんデザインが優秀なだけでなく、ガンダムという作品の枠にとどめる必要がないことがあるだろう。事実、ホビージャパンを初めとするプラモデル雑誌では改造されたオリジナルモデルが数多く掲載され、モデラーの想像力を刺激しつづけている。
そういう意味で、MS-06F 量産型ザクIIのもつ意味は大きい。
パーフェクトグレード ザクの真価
この12,000円もするプラモデル、ザクは実際どういうものだろうか。製作時間が14時間以上にも及ぶことからわかるように、非常に部品点数が多く、精緻だ。すでに標準になったといっても過言ではない、ポリキャップ、ABS樹脂などの材料の使い分けと多色成型により未塗装でもそれなりの出来栄え、接着剤不使用で剛性と可動性の両立を可能としたのは賞賛に値する。そして作っていてなにより感心させられるのはその精度だ。部品二つを組み合わせたとき、精度が悪ければつなぎ目が目立ち、面が出ないが、このモデルにはそういった心配はまったく無用だ。これは現在でているほとんどのガンダムプラモにいえることだが、この精度を出す技術には脱帽だ。バンダイのこの精度をもってすれば、実車すらすべてパッチン組み立てモデルでいけるのではないかと錯覚してしまう。
ガンダムがセルアニメーションだったために無理のある関節表現を行い、その再現は非常に難しいが見事にこなしている。腕、ひざは180度に近い角度で曲げることが可能だし、肩も肩甲骨相当の関節を備えることで2自由度 x 2つと、4自由度をもっている。唯一残念なのは足の爪先立ちができないことだが、モデルとしては足を前後に分割することでなんとか整合性を保っている。腰装甲の分割・可動による腰関節の自由度の高さは目をみはる。
ザクのデザイン、というよりもジオン軍モビルスーツのデザイン上のアイデンティティである「モノアイ」は高輝度LEDにより発光する。くぉーー、やっぱりこれだよこれ。「スーハースーハースーーーー、ビィオオオーン(モノアイが光る音)」ガンダム第一話、もしくは映画「ガンダムI」のオープニングが脳裏に甦る。
1/1スケール
というわけで、自分にとって MS-06F ザクIIは非常にトクベツな存在であるわけだ。さてこのプラモデルには小冊子がついていて、ガンダムの劇中およびバンダイ公認の解釈(?)による開発ストーリーが述べられている。それによると、MS-05から MS-06への開発、MS-06における派生機種に関するものなどがある。しかしこの表現方法が嫌にリアルで、なんかで見たことがあるような書き方だ。そう、外車系雑誌にありがちな表現方法なのだ。なんちゃらのシャーシになんとかで使われていたエンジンをのせて、大パワーにあわせてなんとかを強化したとかなんとか、もう、車ってやっぱり男の子のロマン、1/1スケール動くプラモデルだったんだなあ。
1/1スケール動くプラモデルといえば、いま熱いのがAE86でしょう。やっぱり男はFR、FRといえばハチロク、ハチロクといえばイニシャルD、ということで、イニシャルD18巻公表発売中。今回はプロジェクトDの遠征、日光もみじラインでのSSRとの対戦と、真打・東堂塾 EK9との戦いの前触れを描いている、なかだるみもいいところ。もみじラインのバトルはあまりにあっけなさすぎてアッサリしすぎ。側溝・前輪浮かしコーナリングはあの土屋圭市が昔KP61のころに得意にしていた荒業だということを知ってたので、ちょっと驚きがなかったのだ。
そうそう、ハチロクだよ。そのハチロクがで特価で手に入るかも、といっても買うのは自分じゃなくて友人。ノーマルハチロク、無事故車両、しかも大人気3HBトレノだよ。これはお買い得。実際にはマフラー穴あいているから直したり、クラッチすべりぎみだから替えたりするとおかねかかるけど、なんていってもハチロク、パーツはあるぞ、FRだぞ、憧れだぞ、いまとなっちゃあ遅いけど。
そう、だれがなんといっても遅いのだ。AE101のレース仕様にフルチューンして 200馬力オーバーとか漫画の世界や一部のチューニングハチロクでは存在するが、数百万円かかるといわれている。普通の人が普通の神経でメンテナンスやチューニングできる範疇じゃない。ハチロクは遅くてもいいのだ。ハチロクで求めるのは「FRならではの気持ちいいハンドリング」、これにつきる。いにしえの3リンクリジッドリアサスの限界の低さを思う存分に活かし、175/70R14のプアな標準サイズタイヤでつるつるとリアを滑らせる、それがハチロクの本当の姿。とはいえ、ほんとに中古そのままではあまりにあんまり、単なるボロなのでなんらかはやらないと。
ハンドリングを追及するには足。足フェチにならねば。サスペンションは単筒式をおごる。誰がなんていおうとオーリンズだ。ところで86用のオーリンズってあるの? なかったら特注だ! で、ブッシュは全部強化する。ピロボールなんていらない。タイヤはスポーツラジアル、サイズは 185/60R14で十分。車高を下げ、リアのラテラルリンク、ロールセンターアダプタによりジオメトリを調整。ミッションはファイナルを大きくしてローギアード化。シフトはきっとダルだから、そこはクイックシフトかなんかは欲しいかな。シートはノーマルでいいけど、きっとへたっているからバケットでもいれとこう。エンジンはもうどうにもならないからAE101の4A-Gをスワップするという技もあるが、スワップしてもたいしたことないからほっとくというのも一つの手。
ああ、なんて楽しい1/1スケール動くプラモデルワールド。ん、自分? 自分は1/1スケールシビックタイプRで十分、というか十分以上にお金かかってる・・・うひー。
4月 1日(土) 晴
ピンチ
人生ぴーんち。またやばーくなってきた。留学できるかどうかの瀬戸際になってきたのだ。ことの発端は留学に必要な donation(寄付金)の費用負担をどこがするかでモメているのだ。自分としてはどこだっていんだけど、部署にとっては大変な話。そんなバジェットはないとかいわれると、そりゃそうだとも思うし、人事は所属でなんとかしろっていうし、その一方で大学側には discountできないかと打診すると、物納でもいいっていうし、あーなんだかぐちゃぐちゃ。会社休んだ日に人事部長から留守電入っているし、かーなーりー熱い状況になってきた。んー、人生なんとかなるだろう、ケセラセラ。
4月
そんなこんなで、新年度。有珠山は噴火するし、北海道大学の教授は一躍有名人だし、いやあ、熱い年だ。