アドビ #クリエイティブクラウド でフル編集した映画 #ヘイルシーザー 試写会にいってきたぞ!

今回 5月13日(金)公開予定の映画製作映画「ヘイル、シーザー!」を Adobeさんのご招待で行ってきました。なぜアドビが映画の試写会を、と思ったらこの映画、 #クリエイティブクラウド の Adobe Premiere Pro CCを使って編集しているからなんですって。

プロフェッショナル映像制作ツール | Adobe Creative Cloud

クリエイティブクラウド(CC)では常に最新バージョンのアプリを提供することで、最新鋭のテクノロジーを反映されたソフトウェアを利用することが可能。つまりコーエン兄弟が映画「ヘイル、シーザー!」の編集に使った Adobe Premiere Pro CCを誰でも使うことができるんです。

NABで発表された新しいバージョンでは4K動画はもちろん、急増するVRコンテンツ、360度カメラによる一種「歪んだ」映像を瞬時に回転可能な通常ビューにして出力することが可能。

この最新バージョンは数ヶ月のうちに一般にリリースされるとのこと。プロ、そしてセミプロ、ハイアマチュアは必見です。

映画「ヘイル、シーザー!」

さて実際の映画はどうだったかというと・・・公開前なのでネタバレなしにて。

ハリウッドの映画製作スタジオにおけるドキュメンタリーテイストの楽屋裏話、といったところでしょうか。映画製作の産みの苦しみと夢の実現の葛藤、フィルムインダストリーにおけるエコノミクスに対し、冷戦時代を反映した主義の対立、イエス・キリストに対する各宗教・宗派の解釈など、まさに大人の世界満載。こりゃ子供にはわからないよなあ、といういくつもの命題をうまくブレンドして表現しています。

なにより当時の映画製作風景を忠実に再現、フィルム撮影、編集の風景は、現代のデジタル編集とは趣を異にしていますが、実際にその製作フローは実にオールドファッションというのが興味深いです。

年代的にはアラフォー、アラフィフから上の世代の人がみると面白いでしょうか。映画ファンからクリエイティブにかかわる人、プロジェクトマネージャー、プロデューサーであればより感情移入できることでしょう。

エンドロールで、ドルビーデジタルの横に edited by Adobe Premiere Proのロゴが出ているのが新鮮でした。今後はこの表記が増えていくのでしょうか。