Photoshop誕生25周年です。Adobeさんといえば、もう気付けばそんなにたっていたんですね。もはやOSと同様、なくてはならない存在のソフト。そのPhotoshopファミリーの現像ソフト Lightroomが今回 6.0へとバージョンアップしました。
⇒ 写真編集・加工ソフト | Adobe Lightroom 6 無料体験版
強化された機能
今回の目玉はなんといってもパノラマ作成機能とHDRでしょうか。どちらも「欲しい!」「なんでないの?」くらいに思っていたもので、メニューに隠れて見つからないだけかと思っていたほどです。
使い方は簡単、ライブラリで読みこんだファイルを複数選択して、結合するだけ。
これで新しい写真が生成されて、次の現像プロセスへと進みます。
これはあくまでもプリプロセスなので、現像とは関係ありませんし、元ファイルも変更ありません。新しく生成されて追加されるのみです。
パノラマ結合
複数選択してマージするだけ。あっという間にパノラマできました。
レンズ効果を選択することも可能。
HDR結合
おなじく、HDRはブラケット撮影した写真を複数枚選んでマージするだけ。
多少露出が違う2枚あれば、結構綺麗に作れるようです。画角もそこそこずれていてもバッチリ合わせてくれました。
パフォーマンス向上
GPUを使うことでパフォーマンス向上ができます。うちのノートPCではエラーが発生したので試せず。
顔認識
顔認識してタグをつけて整理することができます。
初回、過去のライブラリに対して行う場合は相当時間がかかるので、寝る前にセットするのがいいでしょう。私のライブラリの場合、3~5時間ほどかかっていたようです。
?になっている部分にタグをつけていけば、整理ができます・・・が、この機能。お友達たくさんの人はいいのですけど、うちで使うとしたら子供の顔だけでしょうか。活用方法を今後考えたいところです。
だいじなこと
今回のもっとも大事なことは、LightroomがサブスクリプションのCCになったということです。
従来のように買い取り型でも利用可能、Lightroom6として 製品版は 16,000円、アップグレードは 9,600円で利用可能。4/28(火)発売です。
Lightroom CC/ Lightroom 6は機能は同じということなので、使い方や好みで選ぶといいでしょうね。
モバイルデバイスとの親和性もさらに進んでいてまだ私も使いこなせていませんけど、これからバリバリ使い倒していこうと思います。
※ ソフトウェアレビューに当たり、Adobeさんより Lightroom CCを供与して頂いています。