「ダイソン・ハウスダスト調査結果発表。ふりかえると い・る・よ... - [の] のまのしわざ」に引き続き、今回発表されたのはダイソンの最新鋭掃除機DC63で寝床の床を掃除したハウスダストの分析結果。
▼ダイソンDC63
[ダイソンのスタンダードキャニスター Dyson DC63はやっぱりフルモデルチェンジであった - [の] のまのしわざ]
畳パネルなのでいつもクイックルワイパーで掃除していたので、まあ綺麗でしょうと思っていたのですが。ががが。
検査結果1
ダニ抗原量(ELISA 法) Der f 1 量2.53ng/mg(=0.00000253g/塵埃1g)
Der p 1 量0.05ng/mg(=0.00000005g/塵埃1g)
検査結果2
1)室内塵性ダニ類(ダーリング液浮遊法) ①コナヒョウヒダニ:成虫 14 頭,幼虫 7 頭<計 21 頭 > ※いずれも体の一部(破片を含む)2)昆虫類(ダーリング液浮遊法)
①コナチャタテ科(ヒラタチャタテ等):頭部 1 頭<計 1 頭 >
②クモ亜綱:脚 1 破片
検査結果3
3)真菌(カビ)
塵埃全量中に含まれていたカビ数 =8.0×103 cfu/塵全量
【分離された主なカビ】
①Alternaria sp. =1.1×103 cfu/塵全量
②Aspergillus japonicus =1.3×102 cfu/塵全量
③Aspergillus restrictus =6.6×102 cfu/塵全量
④Aspergillus versicolor =1.3×102 cfu/塵全量
⑤Cladosporium spp. =2.1×103 cfu/塵全量
⑥Penicillium sp. =1.3×102 cfu/塵全量
⑦Wallemia sebi =1.3×102 cfu/塵全量
⑧酵母の仲間 =2.0×103 cfu/塵全量
※cfu...真菌数の単位(Colony Forming Unit の略で,培地上における真菌の生育数を表す)
カビは一般的に湿ったところに生えるという印象があると思いますが、好乾性真菌という比較的乾燥した環境を好むカビも存在します。
Aspergillus restrictus (乾燥した場所に生えるカビで、絵画などにも生えます)
Wallemia sebi (乾燥した場所に生えるカビ)
Penicillium spp (湿った場所から乾燥した場所に生えるカビ)
上記のカビに限らず、今回見つかったカビは、カビの胞子が空気中に舞い散り、床に落ちた、と考えられるそうです。
ダニ、カビ、満載です。愕然。
やはりクイックルワイパーでは表面をなぞっているだけで、ハウスダストを除去できていないということの証明。
第2回目調査に向けて
前回は春先、3月~4月にかけて調査しましたが、今回は8月初旬。もっとも暑く、湿度も高い時期です。さて今回はどうなることか。
次回の調査に再び戦々恐々です。
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掃除機は1週間に1回以上、ふとんは10日から2週間以内に1回かけるとアレルゲンが除去できてよいとのこと。
頑張ります。