ダイソンのスタンダードキャニスター Dyson DC63はやっぱりフルモデルチェンジであった

今回の試用レポートでご紹介するのは久々、いわゆるキャニスター(床移動型)の最新鋭機、ダイソン DC63です。

普通の掃除機は二度死ぬ? 新型掃除機 dyson ball DC36発表【ワンダードライビング】

以前はDC36を使っていたのですが、姿かたちはそんなに大きな変化はありません。まあせいぜい

「おっ、サイクロンが2段になったのね」

くらいなものでした、が。

では早速箱を開けて行きましょう。

いつも箱に感心するのですが、段ボールの中身は部品と複雑に折りこまれた段ボールの緩衝材でぎっしり。発泡スチロールは使われておらず、全部リサイクルに回せる段ボールで構成されているんですね。

本体と各種ノズル。

で組み立ててみて分かったのが、前使っていたモデルとは全然違うということ。

もうクリアビンの構造からして違うんですよ。姿かたちは同じでも、穴の位置、ボタンの構造、1プッシュで2アクションで外したり、下を開いたり。クリアビンの中は隔壁で複雑に仕切られており、穴は下についてます。

つまり空気の流れが今までとまったく違うんですね。これはハンディクリーナーDC61でも同様だったのですが、キャニスター型でも同様。やっぱりフルモデルチェンジじゃないですか!

ダイソンはなぜ優れた掃除機なのか? 【Dyson ハウスダスト調査】(2) - [の] のまのしわざ

そして今回のお題、ハウスダスト調査にこのダイソンDC63を使ったのですが、みてみてみて。

今回の対象はこちらの畳(マット)。表面はクイックルワイパーで綺麗にしてほこりや髪の毛はちゃんと綺麗にしているんです。ですから当然のことながら掃除機かけてもそんなほこりなんて出るわけないじゃない、と思うわけです。

上が使用前の綺麗なクリアビン。そして下が掃除後。

灰色の粉が、謎の粉がでてる!

これをビニールに入れたものがこちら。うーん、ちゃんと取れている、というかいったいどこから吸いこんできたのか。そう、この井草の網目の中に入っているハウスダストなのですよ。

一見綺麗に思える床でもこれだけの粉体が分離されてしまうとは...おそるべしダイソン。

この謎の粉は検体としてハウスダスト調査に再び出され、中の成分が何かを分析されます。その結果がおそろしい・・・

前回のふとんを対象としたハウスダスト調査結果⇒ ダイソン・ハウスダスト調査結果発表。ふりかえると い・る・よ... - [の] のまのしわざ

今回はお友達がいないといいんですが...