今回ご紹介するのは弊社が作ったアップロードプラグイン、photoset uploader plugin。いわゆる写真を一括アップロードし、写真ギャラリーを作るためのサポートツールです。
これまで画像をアップロードするのは1つ1つ上げなければならなかったり、複数一括アップロードできるプラグインがあるものの、アップした後に写真ギャラリーを作るには作業が必要でフォトセットというまとまりを作りにくかったりと、数十枚から百枚といった画像を管理するのは大変でした。
結局数百枚アップロードでき、フォトセットを同時に作成できる flickrが便利なのですが、PVがそちらに流れてしまうのは惜しい、もったいない。ということでなんとかサイト内でページが作れないかと東京モーターショーの時に思い立ち、今回作りました。
フォトセットアップローダーの利点
フォトセットアップローダーのポイントは、以下のとおり。
- 複数画像選択、同時アップロード
- カテゴリ(フォトセット)の選択、または新規生成
- アップロード後、サムネール画像のhtml出力(すべてのサムネール画像と各画像エントリーへのリンク)
- 上記htmlと同じ内容でサムネールエントリーも同時にエントリー作成
- アップロードされた画像はそれぞれ1エントリー・1写真としてエントリー作成
実際のワンダードライビングでの運用では写真ギャラリー用のブログを別に予め立ち上げておき、そちらを写真エントリー専用として本体ブログと分けています。これは数百枚の画像のエントリーが一気に増えて管理が煩雑になるのを嫌ってですが、別に本体ブログにアップロードしても構いません(※ ただこの場合は画像も新着として扱われるため、カテゴリをみて新着記事からはずすなどの工夫をしないと新着記事が画像ページだらけになってしまいます)。
- ワンダードライビング(本体)
- 写真ギャラリー(別ブログ)
flickrでいうところのフォトセット、写真のまとまりはカテゴリとして管理しています。
では実際の流れをみてみましょう。
写真の選択、一括アップロード
新規作成>フォトセット を選び、フォトセットアップローダー画面へ行きます。
フォトセットアップローダー画面です。ここで、
- 既存カテゴリ(フォトセット)へのアップロード
- 新規カテゴリ(フォトセット)を作成し、アップロード
既存カテゴリの場合はプルダウンメニューから追加したいカテゴリ(フォトセット)を選びます。
新規カテゴリの場合はラベル(日本語混じり可能)とベースネーム(英数字)をそれぞれ指定できます。
画像は複数選択可能です。
今回はフォトセット(ベースネーム)「tms2013-2」を新規作成し、3ファイルをアップロードしてみました。
アップロードが完了すると、コピーペーストして使うのに便利なhtmlが生成されます。
これを実際にコピペしたのが以下。
画像エントリーの修正、再構築
アップロードが完了しただけではまだ画像ページは作られません。画像ページを公開するには再構築が必要ですが、その前にファイル名など必要な情報を加筆・修正します。
画像ファイル名がタイトルにセットされているので、必要であればタイトルの変更、エントリー内容に追記を行います。
またさきほどのhtmlと同じ内容で、画像ページへのリンクがあるサムネールページも作っているのでこちらも必要であればタイトルの変更や本文に追記を行って下さい。
画像ページも、サムネールページもどちらもそれぞれ1エントリー扱いで、機能的な差はありません。
その後再構築を行い、画像ページを公開します。
画像エントリー、サムネールページ
以下が実際に公開されたページとなります。
[DSC_5975.JPG - wonderdriving photogallery]
[パガーニ・ウアイラ #TMS2013 - wonderdriving photogallery]
もちろん装飾は記事アーカイブテンプレートやCSSで自由にできるので、好きなカスタマイズ、デザインにすることができます。画像サイズは現段階の仕様では横幅640px固定画像となっています(今後のバージョンアップにて変更可能予定)。
このプラグインがあるとリアルタイム更新、特にイベント時の大量画像のアップロード&ページ作成作業が非常にスムースにできます。ご興味のある方はぜひ弊社ワンダーツー(株)までお問い合わせ下さい。