MINI PACEMAN JCW (6AT) のプチ試乗レポート

今回のMINI試乗はクロスオーバーかと思いきや...

3ドアのペースマンです！

3HBあるのに、4ドアをわざわざ3ドアにして、しかもリア周りの角度とか全部デザイン違うという凝りようは相変わらずMINIですねえ。なんでここまでコストかけるのか理解できませんが...

張り出しのあるリアフェンダーにサイドステップはエアインテーク付き。そうです、このこだわりの造形がMINIなのです。そこがイイ！

JCWにつくリアバンパーはアンダーディフューザー、ウィング状のものが付きます。効果ありそう。

211馬力までパワーアップされたエンジンはゴキゲン。大きく重たい車体を小柄な3HBと同じような感覚ですっと速度をのせていきます。特に多少スピードが乗ったところからの軽快感はまさにMINIですね。

操作系は6AT、パドルシフトで他のMINIと同様。DSモードを使うとマニュアルシフトモードとなり、自分でギアを選択しながら走ることができますし、JCWに備わるSPORTモードではエンジンのピックアップが鋭くなります。

コーナリングはルノー系と同じ、ロールを活かす方向。3HBがゴーカートフィーリングですけど、こちらPACEMAN/CROSSOVERはすっとロールさせることで荷重をかけて曲げていくので、自然なロールとヨーモーメントが出てくるので運転していてとても自然。

そして巨体なのでブレーキが気になるわけですが、これも3HBと同じような制動力とフィーリングを持ち、きっちと安心感をもって止まることが出来ます。

まとめると、走る、曲がる、止まるがちゃんとしている、意のままに操れました。当たり前のことなのですけど、これが出来るのはやっぱりBMWならではだよなあと、シミジミ。

なんて思いながら、クロスオーバーJCWのエントリーを読み返したら、同じようなこと書いてありましたね。こちらも参考にどうぞ。

なお試乗は今回も私がMINI Clubmanを購入した MINI八王子にて行いました。

ご興味のあるかたはぜひ試乗をどうぞ。