BMW 1シリーズの一部がFFとなって次期MINIとコンポーネントを共用

ベンツもAクラスがFFで派生車種を出す時代ですから、BMWが BMWブランドとしてFFを出すのも時間の問題でした。

BMW 1シリーズがFFに! バリエーションも大幅拡大! | clicccar.com(クリッカー)

具体的には現行のハッチバックに加えて2ドアクーペ、カブリオレ、GTクロスオーバー、ワゴン等を追加する模様。そしてこのGTクロスオーバーとワゴンは何とBMW史上初の「FF仕様」になると言うから驚きです。

使用するFFプラットフォームは既存の物ではなく、次期型MINIのUKL1プラットフォームを共用する予定のようで4WD仕様も有るとか。3気筒の1.5L(75ps~150ps)のガソリンエンジンと新型ディーゼルエンジンが搭載されるようで米国向けには別途更にホットなターボ付きエンジンも用意される模様。発売時期は2014年頃との予測です。

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かつての"BMW Z3"とサイズをほぼ同じくするこのZ2は、9月10日開幕の2013 フランクフルトモーターショーでデビューする見込みのBMW初の前輪駆動モデル"BMW 1-Series Gran Turismo(GT)"から使用されるFFレイアウト用のプラットフォーム"UKL1"や、同じく1シリーズ GTに横置き用に変更して搭載される排気量1.5L 3気筒のターボエンジンや排気量2.0L 4気筒ターボエンジンなどを共用する形で設計されると言われている。なお、価格は20,000英ポンド(約260万円)辺りとなるようだ。

BMW「1シリーズGT」室内撮った! | clicccar.com(クリッカー)

次期MINIと基本コンポーネントを共有するBMW 1シリーズGTのドアが開いた一瞬を抑えたスクープ写真です。

新型MINIは11月に発表、来年2014年春に発売予定ということで、なんと全車3ナンバーになるとか。つまりBMW 1シリーズにも対応できるように、コンポーネントを作ったら大型化してしまったということです。

新型ミニのエンジンを公開|MINI | Web Magazine OPENERS - BMW

正式発表間近となった、第3世代の「MINI」に搭載される新開発エンジンのひとつは、最高出力141kW(192ps)、最大トルク280Nm(28.5kgm)を発生する2リッターの4気筒直噴ツインパワーターボエンジン。オーバーブースト時には300Nm(30.6kgm)の絶大なトルクを発生するという。また、もうひとつの1.5リッターの3気筒直噴ツインパワーターボエンジンは、100kW(136ps)の最高出力を持ち、220Nm(22.4kgm)の最大トルクをわずか1,250rpmで発生する。さらに、オーバーブースト時には、230Nm(23.4kgm)の最大トルクをもたらす。 この2リッターエンジンは、「クーパー S」に、1.5リッターエンジンは現行「クーパー」の1.6リッターNAエンジンに置き換えられると見込まれている。

【スパイショット】2014年に登場予定の次期型MINI「クーパー」をキャッチ! - Autoblog 日本版

次期型モデルはすべて、今後発売される予定のBMW「1シリーズGT」やシエトロンの小型「MPV」モデルで採用が決まっている"UKL"と呼ばれる前輪駆動車向けの新しいプラットフォームを共有する見込みだ。エンジンは、可変バルブタイミング機構を組み込んだ1.5リッター直噴ツインス・クロール・ターボチャージャー付き直列3気筒エンジンを搭載すると予想されている。最高出力は120~200hpほどになりそうだが、同車のハイパフォーマンスモデルが登場すれば、300hpまで叩き出してもおかしくない。新モデルのラインアップには4気筒エンジンも加わるのではないか、との噂もある。

FFのBMW 1シリーズがあるとなると、クロスオーバーの立ち位置がどうなるのか微妙で、現在MINIの車種ラインナップの見直し、整理が入ることも考えられます。

それにしても、デカくなるなあ、ミニ。効率化は最適化ではないですね。