【前編】のつづき。
ポルシェ・ミュージアム、当然ポルシェづくしですが今回は911だけではなく、レースカーに目を向けてみます。
FRPで作られたボディは手作り感満載です。
実際のレースカーはこちら。フロントは同じですが、こっちはリアカウルが違いエアインテークがありません。
それもそのはず、空気抵抗低減をめざしてリアがむちゃくちゃ伸ばされています。
まるい感じで、リアの2つのフィンが特徴的。実はこれ、左右分割式可変スポイラー。
何やらリンケージがついて角度調整ができるという、これまた凝った作り。参考になりますね(ミニ四駆的に)。
▼ポルシェ935
ボンネットに埋め込まれたサイドミラー、ホイールから放熱するためのフィン&カバー、でかいリアウィングとこれまた空力を考えられたマシン。みんな大好きですよね。
珍しいFRポルシェ。活躍してた頃はその価値が分かりませんでしたけど、今になってみるとこれはこれで味わい深いです。
ロスマンズカラーが特徴的。959ベースとのこと。
ロスマンズといえばこちらも。
あれ、写真が上下さかさま、と思ったら大違い。この状態で展示しています。321.4km/hではダウンフォースにより天上に貼りついて走行可能ということです。
今はもう名前だけで全然違う場所でやっていますが、このころは本当にパリからダカールまで走っていたような気がします。今またこんな911、見てみたいですね。
▼Porsche RS Spyder
空力をよく練られているレースモデル。形状が参考になります。
確かにヘッドライトとテールランプは同じですから911なのでしょうが...余りにもプロトタイプレーシングです、嫌いじゃありません。
このデザインをモチーフに新しい918 Spyderが発売になります。お値段は8450万円、ハンドメイドによるプレミアムスーパーカーです。
いいなあ垂直尾翼がまたいいです。直進安定性に寄与するのでしょうか、F1ではシャークフィンで一時流行りましたし。
F1もあります、といっても現代F1ではなく葉巻型だったころ。
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とまあ延々と続いてしまうので、これにて。
[その他、すべての写真⇒Porsche Museum]
次は同じシュツットガルトにある、メルセデスベンツ・ミュージアムへと向かいます。