郷土愛よもう一度! さいたま市ブロガー・プレスツアー2013レポート #さいたまツアー

埼玉、実はとても危機にひんしているのです。それは何か。郷土愛が全国ワースト1!

各都道府県に住んでる人に、「地元に愛着を感じるか」って聞いたアンケート興味深い... on Twitpic

えっ、そんなバカな!?

「とても愛着を感じる」の割合が16.0%と47都道府県のうち47位、最下位です。トップ沖縄県は65%を占めるというのに...この差はなんなのか! いかん、このままではいかん!

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ということで立ち上がる埼玉県なのです。

うちの周りではネタフルの@kogureさんは浦和愛、エアロプレインの@norio_airoplaneさんは大宮愛が強くて、さいたまといえば郷土愛かと思っていたのですが、意外にも異端だったのですね。実際の県民はもっと淡泊なようです。

上京者が多い大都市、東京は33.7%と24位。割合的にもほぼ倍になっています。この差はなんなのでしょうね。

郷土愛のあるなしは県民性なのか、それとも地形や都市の成り立ちのせいなのか。勤務地は東京でベッドタウンとしての埼玉から通っていることを考えると、もしかしたらその分居住地への愛着というか執着がないのかもしれません。

交通の面からいうと埼玉は3つに寸断されているといいます。南北方向の交通手段は多いものの、東西方向にはあまりないとのこと。一方埼玉県の形は東西に長く、さいたま市周辺、川越、秩父と文化的にも分かれています。このようなことから埼玉県というひとつのまとまりはなかなかできにくいのかも知れません。

しかし一方で「何もない」わけではなく、見どころはたくさん。歴史的にみても江戸時代はもちろん、大宮、氷川神社に至っては2千年の歴史を持つことを考えれば未開の地ではなく、常に時代のトップを走ってきたといっていいでしょう。それなのに東京の後塵を拝している現状はなぜか。すべては後北条氏が豊臣氏に負けたことが一因です。豊臣氏はその後徳川氏の江戸幕府にとって代わられましたが、江戸を支える小江戸としての機能を果たすのです。

その流れは今も変わらず、東京という街といまも密接な関係にあり、交通網は道路、電車に至るまで直通。その流れは常に最先端、経済が停滞したここ数十年にあっても劇的に変わった地区といってもいいはず。

水なし県として海には遠いですが、湘南を諦めれば逆に北陸やが近いという現実。その湘南に至っても湘南新宿ライン開通により直通ですし、東急東横線の副都心線直通運転により横浜までもスイスイです。

なんだこりゃ、埼玉すごい。

もはや日本の中心は埼玉ではないかと錯覚するほどです。しかし逆にそれが仇となり、休日は県外に遊びにいってしまってますます郷土愛が薄れるという流れになっているのかも知れません。

このさいたま市ブロガー・プレスツアーはさいたまの魅力再発見。県外からもぜひさいたまへ遊びにきてほしいという主旨です。

見るところも、食べるところも充実。特に鉄道マニアにはたまらない鉄道博物館にTOMIX WORLD。


(TOMIX WORLD)

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(うなぎ小島屋)

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(テーベール・抹茶ケーキ:与野公園前 シャンソニエ菓子工房)

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(クリームあんみつ@カフェタマ:大宮駅前)

自然が豊かな埼玉県ならではの特産品で構成されたメニューが味わえます。

そしてなにより感じたのは、ここさいたまが広い広い平野で構成されている点。中山道、17号線を走っているとまるでここは日本のロサンゼルス、と思うばかりの車社会。ロードサイドには車関係の店舗が立ち並び、普段はなかなか見られないホンダS2000やオープンカー専門店など中古店がズラリ。中古車を買うにもピッタリの場所です。そういえば私、以前S2000の中古車を買い求めにここ大宮近辺に来たことがありました。

車がないと逆に生活しにくそうですが、高速道路もこれだけ整備されているとあると便利。一家に一台です。

今回も楽しく、美味しく、腹いっぱいになってもう食えないという食い倒れ状態でしたが、とても楽しませていただきました。どうもありがとうございました。これで皆さんがさいたまに興味を示して遊びに行ってもらえると嬉しいですね。

【今までのさいたまブロガーツアー】

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