初日の出暴走？　走り初めだよ新春えのもとサーキットミニ四駆大会2013 #mini4wd

初日の出暴走といえばここ、えのもとサーキットのある高尾は検問場所として有名。今年は検問をかいくぐり奥多摩から山梨にアプローチしたとかで、警察と暴走族のいたちごっこも堂に入ったものですね。一時のような盛り上がりはありませんが、年中行事としてやはり定着しています。

さてえのもとサーキットでの新春ミニ四駆大会も定番。今年は1月2日に行われ、多くの人が集まりました。その中には最近すっかりミニ四駆に冷めてしまったうちの子供の姿も。今回は大晦日に私が作っていたサスマシンの試作車に刺激されて、久々の参戦です。

新春大会らしく、内容はもりだくさん。

・フラットコース
　ダッシュ部門
　チューン部門
　ジュニア部門
　予選3回、決勝2回のタイムアタック

・立体コース
　オープン部門のみ、トーナメント制

・タッグレース
　2名一組になって、3周でバトンタッチ、トーナメント制

【フラットコース】

すっかり遊ぶ気できたので、フラットコース用マシンを持ってこなかったという体たらく。急遽ARシャーシをスピードマシン化して対応しますが、充電器も家庭用充電器なのでピリッとしません。ダッシュ部門にも関わらずタイムは20秒前後と平凡...チューン部門といい勝負です。

3回のタイムアタックが終わって、トップは14.94秒・・・えっ！？

驚異的なタイムで2位を2秒もぶっちぎりです。

私はといえばベストタイムが18.62秒とショッパイ結果でした。

ジュニア部門の子供は同じくARシャーシ、19.86秒で2位で決勝へとコマを進めます。1位とは0.03秒差、なかなかここは激戦区。

決勝は2本勝負、こまごまとセッティングを変更、電池を家庭用充電器で2回追充電してなんとかタイムアップをはかります。決勝は2ラップ6周のタイムで競います。

1回目で39秒のタイムを出し、2回目は途中タイヤが外れたものの完走し37.81秒。予選1位の選手が41.04、38.97秒だったので逃げ切り優勝・・・って久々にやってこの結果ですか？

子供「毎回来るたびにかっちゃうんだよな〜」

どこの天狗ですか。

余裕をぶちかましてあとは iPhoneでガンダムのゲームやって遊んでます。

【立体コース】

今回のポイントは富士山と呼ばれる、スロープ2段重ねのジャンプ台。ここをいかに安定して抜けるかが勝負の鍵。今回は大人も子供も区別なし、トーナメント制で勝ちを競います。

子供はジャパンカップ2012に出場していきなり完走したマシン、スーパーXXシャーシで参戦。私はといえば同じく安定のスーパーXシャーシで・・・はなく、2日前に作った試作サスマシンで挑戦。その結果は...

コースアウトリタイア。　その理由はトーションビームとして使ったプラ板が曲がってギアにかみ、後輪がスタックしてしまったから。そりゃ急ブレーキかかって飛びますよね。

さてこのトーナメント制。勝ち上がりなのですが、子供のマシンが安定して最後の最後、なんと決勝にコマを進めてしまいました。えっ？

決勝戦では提灯をつけたマシンにスピード負けして惜しくも2位になりましたが、全体とおして完走したのは実は子供のマシンのみ。優勝マシンは一度コースアウトしてうちの子に負け、敗者復活で勝ち上がってきたのでした。むむむ、天狗の鼻が折れるどころか、ますます伸びて行ってしまう・・・

【タッグレース】

2名一組で行われるタッグレース、気を取り直して自分もスーパーXXシャーシを使って万全を期します。最初のレース、第一走者として私が走らせると・・・

ぼがん、どがん、コースアウト！

子供「お父さん、なにやってんの！」

どこのブライトさんですか？

ああ、ジュニアクラス優勝、立体コース準優勝の子供に叱咤されてますよ、大人の、親の威厳が皆無です。

敗者復活でもう一度エントリー、今度は子供が第一走者としてスタート。

ぼがん、どがん、コースアウト！

えええ、今まで一度もコースアウトしたことなかったマシンなのに？　実はあのあと電池を充電したのですが、それでパワーアップ、コースアウトにつながったようです。微妙なバランスでなりたってますよねえ、ミニ四駆の勝負事って。

ということで、子供、なにやってんの！　と言いたいところですが、これでお互い様。

（タッグレース決勝戦）

表彰式でたくさんの賞品をもらい、ご満悦の図。いやほんと、この子供はミニ四駆なめてるので、誰かガツンとやっつけて下さい。そして親がもっとしっかりしなきゃいけないってことですね。

【番外編】

とても綺麗なスーパー２シャーシ。でもよくみるとなんだか不思議なものがついてますね。これはなんとサスマシン、ヒネリが加わっても対応できるようになっているんですよ、これはスゴい。

リジッドサスのミニ四駆のハズなのに、サスペンション構造。可能性は無限に広がりますね。いやほんとミニ四駆の世界は奥が深いです。

えのもとさん、ミニヨンレーサーの皆様、今年も１年どうぞよろしくお願いします。子供に負けないよう、パパ頑張るぞ！