ついに海の男に! ヤマハマリンクラブ・シースタイルでお手軽ボートライフ in 天草松島 #yamahaboat #2senpaku

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とうとうやってきましたよ。二級船舶免許を取得し、ボートを借りて大海原を疾走する日が。その舞台は東京から遠く離れた九州は天草松島。天草五橋がかかる風光明媚な場所で、しかも借りた日はお天気のまさに絶好のボート日和となりました。

【ボート予約】

ボートをレンタルする - マリン製品 | ヤマハ発動機製品サイト

ヤマハマリンクラブ・シースタイルのホームページから事前に予約することができます。マリーナを選択、希望のボートの種類と時間帯(終日、午前、午後)を選んで予約するだけ。基本的に終日は6時間、半日は3時間のレンタルとなります。

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今回選んだのは一番小さな、といっても6人乗りのボート、AS-21WB。WBはウィエクボードが可能なようにウェイクゲート、キャリアが装備されています。日除けがあり夏には重宝しそう。コンバーチブルで畳むこともできます。今回WBを選んだのはGPSと魚群探知機(魚探)がついていたため。魚釣りはしないのですが、この魚探、別の用途にとても有用なんです

【マリーナ】

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今回お世話になったのはヤマハパールマリーナ。受付を済ませると、まず最初に安全講習のビデオ(約25分)を見て改めて操船などの注意点を確認します。その後今回借りる船 AS-21WBの事前確認。外傷などの有無を担当者と一緒になって確認します。このへんはまさにレンタカーと同じですね。

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その後船は桟橋にエレベータで下ろされ、いよいよ桟橋から出発です。

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ドキドキ

安全レクチャーを希望していたので担当者から色々レクチャーを受けます。AS-21の船自体は前回操船していたので使い勝手を含めて特に問題ナシ。特に知りたかったのがこの海域の注意点。ということでこちらがいただいた海図です。

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いきなり暗岩、洗岩、暗礁ばかりの海域じゃないですか!!

ぱっと見は島と島の間があいているのですが、この線(航路)以外は基本的に横断しないように、とのこと。ボールペンで記入された「赤い浮標灯」は特に注意、すぐ近くに暗岩が潜んでいるという危険区域。良く考えると「松島」ってそういう場所ですよね。

まるでノービスプレイヤーがいきなり難易度「高」に挑戦するような感じ。

一抹の不安を、いや完全にビビりモードにはいって出港。

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あーあー、でちゃったよー、でちゃったよー。

微速前進で一路外洋を目指します。水深は10m前後。ところがちょっとでも航路をはずれるとすぐさま4mまで浅くなります。

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「3mくらいから気を付けたほうがいいですよ」

前回のボート操船時に言われたので、3mとみた瞬間、このまま座礁するんじゃないかという危機感が。もう魚探から目が離せません。そうです、魚探の重要な役割とは魚群を探知するんじゃなくて水深を見るためだったんですね。

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ようやく外に出て、左側の赤い浮標灯近くへ。ここでも暗岩が隠れているので水深とにらめっこしながら気を付けて操船。いやほんと気が抜けません。

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ようやく開けたところでスロットル全開!

うっひょーー、気持ちイイ!!

5400回転まであげて滑走、風はビュービュー。目からは涙ボロボロ。

いいお天気と穏やかな波で安定して高速走行です。と・こ・ろ・が。

魚探に目をやると「危険物」の表示が!

しかもさっきまで100m以上あった水深がいつのまにかに3mに!

え、やばくない? 急遽停止&回頭。

水深が2mまでなったところで見えない障害物をギリギリ回避、した模様。海上には何も見えず、岸壁までも距離があったのですが、もしかしたら網かなにかがあったのかもしれません。海コワイ海コワイ。

ということで緊張の糸はなかなかほどけず。まだ30分しか経ってないのにもう1時間半以上運転したような疲労感でした。

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その後も水深に気をつけながら島を巡ります。やはり島の側は水深が浅く、あっというまに3m~4m程度までになるのはどうもこの地域の特色。またGPSには水深の標高が書いてあることに気づいたり、「浅瀬」や「危険物」の警告は随分手前から出ること、船の先の状況を読み取っていることなどだんだんとクセが掴めてきました。

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航路は大型船も通行できるように深くなっているけどそこを外れるとすぐに浅くなって警告がでる、というのも理解し、最後の方はかなりリラックスして航行できるように。そうなればかなり楽しくなってきます。ええ、それまでは結構苦行チックでしたw

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天草松島には島と島に橋がかかっており、天草と熊本・三角とを結んでいます。その橋はそれぞれ工法や色が異なりこれを巡るのもまた一興。

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うちの子供は舳先に陣取り、スピードをあげろとリクエスト。慣れてきた外側の海域でビュンビュンと飛ばしてみたところ、引き波で大きくジャンプ。結構揺れて体が浮き上がった模様で結構ビビりました、制限速度がないとはいえ、やっぱりスピード注意です。

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3時間めいっぱいこの海域をグルグルと走り、操船にも海域にもすっかり慣れることができました。そうです、これはあくまでも予行演習なんです。本番は夏! 夏はイルカウォッチングと島で海水浴をしたい! という野望があるんです。もちろん東京・神奈川の海も行きますけどね。

今回3時間みっちり操船できていい経験になりました。家族では子供は大喜び、妻はグッタリ。まあ生きるか死ぬかの体験ですからね、致し方なし。私も心臓バクバクでした。

気になる料金ですが、半日のボートレンタル料金が8000円、使用したガソリン代が25Lで約3800円。合計で1万1800円でした。レンタカー感覚で考えると結構リーズナブルではなでしょうか。定員6名なので6等分すれば一人2000円。3時間タップリのってこの料金ならちょいとそこまで行ってみたくなります。まあ最初は心臓バクバクですけどね、次回はもう大丈夫。ちゃんと着岸できたし。

いやあ、ボートって本当に楽しい乗り物ですね!

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【番外編】

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パールマリーナの側にこんなものまで。これはもしかして対潜哨戒機PS-1(救難飛行艇 US-1)では?


【関連リンク】

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