ロータリーエンジンの内部構造がまるわかり! ロータリースピリットMSP

最近は毎日ロータリーエンジンを眺めて暮らしています。

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こういうニッチな商品はもちろん、アオシマさんです。

本品はエンジンを前から見たイメージで構成された 13B-MSP型の原理模型です。ローターを回転させることで摺動面が摩耗し、表面に煙が生ずる消耗品である旨、ご了承願いします。

ロータリーの寿命の短さまで再現してますよ!?

ロータリーエンジンの原理 ロータリエンジンの特徴は 何と行っても「おむすび型」のローターに あります。ローターは真ん中がくびれた 長円型のケースの中をぐるぐる回って パワーを生み出します。

つまり、ローター1回転で3回爆発することとなり、そこにつながったエキセントリックシャフトはエンジンが3回転して、1回転し、動力をシャフトに伝えます。

回すと2サイクルなのがよくわかります。なるほど、天才が作ったエンジン形式ですね。

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(サイド排気/サイド吸気ポート)

プラグやポートまで再現してあります。うーん、これはポート形状の設計大変そう。

【MAZDA】ロータリーエンジンとは|ロータリーエンジン

RENESISの基本特性「サイド排気/サイド吸気」

RENESISにおけるもっとも重要なキーテクノロジーが、サイド排気/サイド吸気のポートレイアウトです。従来のREではローターハウジングにあった排気ポート(ペリフェラル排気(図①))を吸気ポートと同様、サイドハウジングに移設(図②)しました。

このレイアウトの最大の利点のひとつは、吸排気ポートタイミングのオーバーラップを解消でき、排気が吸気行程に持ち込まれることなく、安定した燃焼が得られることにあります。
また、サイドハウジングはポート設定の自由度が高いため、ローター1つあたりに2つの排気ポートを設け、従来比で約2倍の排気ポート面積を確保。排気ポートの面積を十分に確保したまま排気オープンのタイミングを遅らせることが可能になりました。パワーを生み出す膨張行程が長くなることで熱効率が向上し、高出力化と低燃費化に貢献します。

加えて、サイド排気/サイド吸気のポートレイアウトによるもうひとつの大きな利点は、吸気ポートの形状設定もより自由にできることにあります。RENESISでは、吸気ポート面積を従来型より約30%も拡大して吸気抵抗を大幅に低減しました。さらに、吸気ポートのクローズタイミングを遅延化し、高出力化に直結する吸気量アップを実現しています。

実際のエンジンは2ローター(または3ローター)で、これが2つ連結されて回ります。

点火プラグは特殊形状ででっぱらないタイプ、2本で点火します。

回転させるとLEDがつくとか改造したくなりますね。

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