石橋の聖地、石匠館は石橋(眼鏡橋)の博物館

今日は東陽町にある石匠館(せきしょうかん)に念願かなっていってきました。

念願の石匠館なう。石垣天国じゃ!


大きな地図で見る

石匠館

肥後の石工のふるさと八代市東陽町にある「石匠館(せきしょうかん)」を紹介します。石橋を知るには、県内唯一の石橋の博物館「石匠館」を訪ねるべきです。

東陽 石匠館
八代市公式ホームページ

残念ながら館内は撮影・ビデオ禁止だったので写真はありませんが、石橋を網羅的に解説している資料館として、通潤橋隣にある資料館と並んで素晴らしいです。

山都(旧矢部町)の石橋:絶対に見ておいた方がいい通潤橋 ([の] のまのしわざ)

中に入ると館長じきじきに解説していただけました。館長に

「石垣ファンですか?」

と聞かれたので嬉々としてハイと答えておきました。東京からきたというと、東京には日本橋、二重橋と石橋がある、日本橋の上にある常磐橋も素晴らしい、とのこと。

日本橋、二重橋はどちらもここ東陽町出身の橋本勘五郎(種山村、丈八)がかかわったとのこと。ちなみに丈八の生家はこの石匠館の隣、向かいにあり現在も橋本家として続いてます。

千代田区・史跡・近代建築・散歩・散策 ・常磐橋・常盤橋(ときわばし)

常磐(ときわ)橋の「磐」の字は通常「盤」を使うのだが、下の「皿」の字は割れるので縁起が悪いということで石橋にふさわしい、「石」をあてて「常磐」としているそうです。

東陽町の石橋もいくつか見てきたので、それはまた次回。しかも棚田が全部石垣、とにかくどこもかしこも石垣、石垣の無駄遣いといってもいいくらいです。村全体がお城だとしたら、さぞかし立派なお城になりそうなほど。石垣ファンにはたまらない場所でした。

【Amazon】
石橋 伝えたい日本の橋 [単行本]

4426106672