iPadは予想よりもよかった、というのが素直な感想です。色々な憶測や解釈がありましたけど、相変わらずアップルは揺らぎないというか、ブレないというか。ジョブスがいるからなんでしょうね。
ブレないなあと思ったのはいくつかの点があります。とにかく make senseなんですよ。
1) ネットブックではなく、ノートブックとiPhoneを埋めるガジェット
ネットブックは安いノートブックなだけ、と一刀両断。確かにそうなんですよね、特にHDビデオの再生ができないという点でアップルの考える次世代コンピューティングが達成できない。
そこでApple A4という新プロセッサを投入、HDビデオ再生と10時間のバッテリーライフを同時に実現してしまうところはほんと、さすが。
2) 電子ブックリーダーキラー
Amazon KindleやB&N Nookなど気になる電子ブックリーダーはあるわけですが、どれも中途半端。特にインターフェースが最悪。綺麗なカラー液晶にマルチタッチ機能、さらにページを本当にめくっているようなフリップが最適に決まってます。
唯一の弱点はまだコミック（漫画）が用意されていないこと。日本で展開するならまず漫画からですね。少年ジャンプをこれで読みたい、とくに80年代モノをぜひ。
3) 外付けキーボードとスタンド
iPhoneもいいのですが、弱点はキー入力。やはり高速タイピングはハードウェアキーボードが欲しいです。外付けキーボードとスタンドはそれを解決してくれるので、ブログツールとしてもメール、ツイッター端末としてもうれしいですね。
結論。MacBook Airよりもビビビってきました。単純にでっかい iPhone/iPod touchだよね、NINTENDO DSに対する DSi LLだよねという見方もできますけど、スタバのソファに座ってコンピューティングするのにマッチしてます。
リベラルアーツとの融合を目指しているという、その揺らぎのなさが迷走を続けるコンピュータ業界にあって、光ってます。強力なリーダーシップがあってこそでしょう。
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出たら、500ドルモデルを買ってみたいですね。安くて十分。