ハイブリッドから電気自動車、燃料電池車まで、次世代自動車の仕組みのまとめ

フランクフルトモーターショー2009で明らかになったのは、すっかり未来は電気だってことですね。内燃機関よサヨウナラの雰囲気がプンプンです。とはいえメーカー各社のアプローチはさまざまかつ、さらに新規企業の参入があったりして百花繚乱です。

そこで色々なタイプの次世代自動車の仕組みをまとめました。

【ハイブリッド(パラレル方式)】

エンジンにモーターを追加したタイプ。エンジンが主体となり、モーターがアシストするので現実的な解答。プリウスが採用しているシリーズ・パラレル方式はモーターのみでの走行もでき、この場合は電気自動車と同等です。

HYBRID INSIGHT
toyota.jp プリウス | 機能・メカニズム | ハイブリッドシナジードライブ メカニズム

CO2排出:あり
ガソリン:必要
充電:不要(できない)

他のハイブリッド方式の詳細はこちらをどうぞ⇒ハイブリッドカーの仕組み

【プラグインハイブリッド(PHEV)】

プラグインとは電気プラグを挿す、つまり家庭用電源などから充電ができることを意味します。予め電池に充電しておけばその分モーターでの走行が伸びるということで、より電気自動車に近いタイプです。

CO2排出:あり
ガソリン:必要
充電:可能(必要に応じて)

ZEVEX

【電気自動車(EV)】

エンジンを完全に廃止し、モーターのみを搭載したのがEV。充電池の電気のみで走るので、充電が必要。CO2をまったく出さないのがメリットですが、容量が大きな電池を使うので、重く、大きく、充電時間が長くなるのがネックです。

CO2排出:なし
ガソリン:不要
充電:必要

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【燃料電池車】

水素から直接電気を取り出すのが「燃料電池」。充電の代わりに水素を入れて発電するもので、CO2を出さない、補給時間が短いなどのメリットがあります。その代わりまだまだ高価。一説には1億円とか。また水素ステーションが必要なので、インフラの整備も必要です。

CO2排出:なし
ガソリン:不要
充電:不要
水素:必要

FCX CLARITY

電動ラジコンやミニ四駆をやっているものとしては、早く1/1スケールカーも充電してみたいものです。