地獄のF1富士の裁判は8月5日からスタート

富士スピードウェイを被告として争われる、F1日本グランプリ訴訟(裁判)は8月5日に口頭弁論を迎えます。

それに先駆けて?responseでは富士スピードウェイ企画が進行していてF1ブロガーの福井俊治さんがファンを代表して今年の責任者に対して質問をしています。

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福井俊治さん:昨年、道路の陥没ということがなければ、問題は発生しなかったとお考えですか?

高瀬:言っても仕方ないことですが、『あそこまでは(酷くならなかった)』という思いはあります。ですが、あれがなくても、他にトラブルがなかったということはない、とも考えております。道路陥没に関しては、『あそこまで想定されていなかった』『甘かった』ということだと思います。あれがすべてに影響を及ぼしてしまいましたから。

この言葉をそのとおりとると、非があったことを認めるように聞こえますが。

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要するに、素人のサッカーのような状態だったのだ。ボールのあるところに全員が集まってしまった。それが敗因だった。

レースを開催する富士スピードウェイが素人集団なんてこと、あっていいはずはありませんよね。

富士スピードウェイのいう「想定されていない雨」が、例えば土砂降りの豪雨だったり、台風直撃であったりする、まさに天災の側面が強ければ言い訳にもなるのですが、たかが数ミリの小雨~霧雨で富士スピードウェイ内にある、構内道路が陥没するのは管理不行き届きもいいところじゃないですかねえ。

F1富士:簡易舗装道路陥没

そもそも構内道路が1車線しかなく未舗装で、一部が富士スピードウェイのいうところ「簡易舗装」という「手抜き」で、雨が要因ではなく普通に考えて満員のバスの自重による崩壊とみるのが客観的というものでしょう。なぜならこれだけの人間とバスを上の写真にあった1車線だけで運ぶのですから。

そもそもの計画が杜撰で、しかも観客の扱いが非人道的。そういったものが批判を受け、富士スピードウェイ裁判につながっていることをきちんと理解し、罪を償って欲しいものです。

8月5日の裁判で富士スピードウェイがどこまで非を認めるのか、是非注目していきましょう。

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