レノボThinkPadが最高のPCの必要条件として頑丈さを選ぶ理由

レノボ・ジャパンThinkPad耐衝撃試験見学の続きです。

試験を見ると、ほえーーっと感心して、凄い凄いで終わってしまうのですが、実はこれには深い意味があります。それは何かというと、耐衝撃試験をしなければいけない理由です。

歴史をひもとけばPCというのは持ち運ぶものではなく、机の上に鎮座するものでした。だから「デスクトップ(机の上)」という言葉なんですね。それが小型軽量化が進み、「ラップトップ(膝の上)」が出てきました。しかしこれはまだ「どこかの上」であり、持ち歩きながら使うことは想定されておらず、あくまでもポータブルデスクトップという意味合いが強かったです。

ところが技術が進歩し、ノートブックと呼ばれるようになってから様相が変化します。ノートブックなわけですからカバンに入れて持ち運ぶのは当然、いつでもどこでも開いて使うようになります。それに伴い従来椅子に座って使う、高価で大切なPCが一気にガジェットへと変貌をとげました。これがおそらく

Mobile PC(モービルPC)

という名前の走りだったような気がします。モービルはその後いつのまにかに「モバイル」という読み方に変化しました。でも未だにガンダムは「モバイルスーツ」じゃなくて、「モビルスーツ」ですが。

そのおかげで片手で掴む、指で押す、手を滑らせて落とす、カバンから転がり落ちるなど過酷な条件に晒されます。当然ですが、そのせいで次々と壊れたんですね。その中でいち早く耐衝撃試験を導入、公開したのがIBM ThinkPadだった気がします。1996年当時その耐衝撃試験みて、ThinkPad 560/535を購入しましたが、それ以来「頑丈といえばThinkPad」と刷り込まれてしまいました。


IBM ThinkPad 560本日発表


IBM ThinkPad 535発表

今回の耐衝撃試験はその刷り込みをこの目で確認できたという、とても貴重な体験でした。10年以上前から行っており、それは年々と試験項目が増え、要求されるクライテリアが上がって進化しているということは、ポルシェが

「最新のポルシェが最高のポルシェ」

と言われるように、

最新のThinkPadが最高のThinkPad

と呼ぶに相応しいかも知れません。IBMからレノボへと移り変わっていても、伝統が引き継がれている点は素晴らしいです。

[Lenovo - 最高のPCは、最高のエンジニアからしか生まれない。 | Inside Lenovo - Japan]