人生とは何事も二手三手先を読むものだ

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幕張海岸でお弁当を食べていたときのこと。スーツにネクタイを着用した、外回り風のサラリーマンが近くに座り、何をするわけでもなくボーっと海を見ていました。きっと会社を抜け出してここで時間を潰しているのでしょう。その彼の手には缶ビール。もうやり切れなくなっているのでしょうか。

しばらくした後、風が吹いた拍子に皮の営業カバンが倒れ、その側においた缶ビールも倒れて砂浜にまっさかさま。なんということでしょう。缶ビールは無残にも砂まみれになり、ビールが砂にしみこんでいってしまいました。サラリーマンの悲哀ここにきわまれり。太陽の眩しさとあいまって軽い眩暈を覚えました。

ところが・・・


サラリーマンは何事もなかったかのように、2本目のビールをカバンから取り出したのです!!なんということでしょう、まるでそんな出来事は

想定内

読み込み済みかのような冷静な対応です。余りもの自然さにまるで

計画していたのではないか??

と思ったくらいです。

そして2本目のビールを飲み終えると、カバンからは

3本目のビールが登場!?


し、仕事中じゃなかったのか?余りにも飲みすぎじゃないのか??というかそのカバン、


一体何本缶ビールがはいっとるんじゃーー

と思った幕張海岸でした。